2022/02/22

調和技研のAIエンジン「furas」がAI自動献立システム「ユニクルAIオートメニュー」に採用されました

株式会社 調和技研 

株式会社調和技研(北海道札幌市 代表取締役:中村 拓哉)は、株式会社フレアサービス(北海道旭川市 代表取締役:西村 達一郎)が開発・提供するAI自動献立システム「ユニクルAIオートメニュー」に、自社開発の数値系AIエンジン「furas」が採用されたことを発表いたします。 「furas」が組み込まれた「ユニクルAIオートメニュー」が、2022年2月21日にリリースいたしました。




■ユニクルAIオートメニューの自動献立システムの特徴

調和技研では、自動献立システム構築において、AIアルゴリズムの開発という立場で共同開発をさせていただきました。

■調和技研のAIエンジンの特徴:
組合せ最適化技術を用いて、利用者に合わせた飽きのこない献立作成という課題を解決!


・高齢者施設や幼稚園など利用者に合わせた栄養価、食材原価となるように、利用者のカテゴリーごとに適した条件を設定することが可能です。
・栄養価や原価はもちろん、1食の彩りの良さを出すためのものや、味付け、調理方法、和洋中、使用する食材などについて頻度や使用間隔を設定するなど、日々の食事のバリエーションを出すためのものも可能で、1日3食を対象とした献立でも飽きがこないようになっています。


■調和技研によるAIへの工夫
ユニクルAIオートメニューは各種条件を使用し、まずは主菜、副菜といった料理データを組み合わせ1食の献立の集合を作成します。
その上で、作成した1食の献立集合を更に組み合わせることにより1ヶ月の献立を作成しています。
1ヶ月の献立作成では組合せ最適化の技術である貪欲法により初期解を作成し、独自の近傍探索手法により出来るだけ条件を満たす献立を作成しています。
最初に1食の献立集合を作成することで、人の感覚として組み合わせの悪い献立の精査や、人の手で作成した行事食などを新たに追加設定することが可能です。


■ユニクルAIオートメニューが解決する課題
これまで献立作成は栄養士により暗黙知を含んだ専門知識を用いて行われていましたが、限りある人数で特殊な条件の利用者へ対応する必要があるため、需要に応えられない、最低限の条件を満たすのに精一杯で顧客満足向上に手が回らないといった問題がありました。
献立作成のうち、システム化できる部分にユニクルAIオートメニューを使用することで栄養士の作業負荷の軽減を実現。
より顧客満足度の高い料理の開発や、条件の難しい利用者への個別対応といった人手でしかできないところで人材を活躍させることができるようになります。

■今後の協業活動について
本サービスのサービス提供開始をスタートとし、ご利用いただくお客様に対して、より健康で安全な給食サービスをご提供を目指していきます。
両社は今後の事業展望として、当サービスの他社販売へ向けた事業提携の検討も行っていく予定です。


【株式会社フレアサービス】
・本社所在地:北海道旭川市永山北1条10丁目4-6
・設立:平成12年
・主要事業:食品製造業

<関連記事>
フレアサービス、効率化システムを外販~障害者施設、事務負担軽く 病院の献立作成AIも~
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79753140R00C22A2L41000/

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研究開発成果を社会実装すべく今後も活動してまいりますので、皆様引き続き応援よろしくお願いいたします。

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提供元:PRTIMES

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