2022/03/09

パトスロゴス、シードステージで総額9.5億円の資金を調達

株式会社 パトスロゴス 

エンタープライズ向けSaaS開発と人材採用への積極投資を加速

株式会社パトスロゴス(本社:東京都港区、代表取締役:牧野正幸、以下、「当社」という)は、日本を代表する起業家複数を引受先とする第三者割当増資等により、5.5億円の調達が完了しました。また、追加で4億円の引受契約が成立しており、調達総額は9.5億円となります。今回の資金調達により、当社の事業目標であるSaaSコアERPの開発を加速させること、ならびに優秀な人材の獲得に向けた積極的な採用活動に投資を行ってまいります。



■創業と資金調達の背景
当社は、大手企業向けERPで市場をけん引した元ワークスアプリケーションズ創業者の牧野正幸が、2020年10月に設立した企業です。現在、日本企業の多くが利便性の高いSaaSツールを活用していますが、とりわけバックオフィスの中核システムであるERPのコア領域は、完全に今の利便性の時代から取り残されており、これが企業のバックオフィスDXの推進を妨げる最大の課題となっています。当社は、すでに有しているシステムと業務の専門的ノウハウと、最新のITテクノロジーを用いることで、コアERPのSaaS提供を実現します。さらに、多くのSaaS系ベンダーと共創し繋がることで、コーポレート部門は余計な仕事から解放され、創造性の時間を大幅に生み出すことができます。これが日本企業の革新ならびに成長を生むために必要なものと確信し、正式に事業を発足、この度の資金調達を得ることになりました。
■コアERPとは
本来企業のバックオフィスに創造性をもたらし、事業変革・推進を加速するべきERPが巨大化し、モノリシックなERPとなり現状十分に機能していない状況を打破する為に生み出されるものです。クラウド時代の最新テクノロジーを活用し、顧客がストレスを感じることなく利用できるUI/UXを導入、そして多くのSaaS系ベンダーとより密な関係を構築することで、企業の社会課題を解決する次世代のERPです。


■共創ビジネス
日本にも多くの業務系SaaSが存在していますが、スモールビジネスの領域にマーケットがとどまる傾向にあります。その要因は、大手企業で使われる業務のコアとなるERPがモノリシックであるために、業務上必須なデータ連携ができないことにあります。モノリシックERPは、自らのソリューション領域を広げようとするため、業務系SaaSと自由に連携する構造になりません。当社のコアERPは、最初の構想段階から他社の業務SaaSと連携させることを前提に開発します。我々はこのオープンプラットフォームとなるコアERPを普及させると同時に、業務系SaaSの他社製品を同時に提案し普及を促進します。SaaSベンダーにとっては、エンタープライズ向けセールスの不足を補うことと同時に、ERP連携のための自社サービスの開発が極めて容易になるメリットがあります。

■今後の展開
今回の資金調達を得て、次の2点に重点を置き事業展開を推進します。
1.コアERPの開発…製品リリースに向けて業務コア領域ならびに共創連携のための製品設計・開発を加速させます。
2.人材の採用…エンジニアはもちろんのこと、セールスやコンサルタント、コーポレート部門まで、事業拡大に向けた優秀な人材の獲得を行います。

【企業概要】
社名:株式会社パトスロゴス
設立:2020年10月
資本金:6億8百万
所在地:東京都港区南青山3-1-3 スプライン青山東急ビル6F
代表者:牧野 正幸
URL:https://www.pathoslogos.co.jp/

画像の掲載されたニュースはこちら

提供元:PRTIMES

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード