2022/03/10

立命館大学が世界標準入試システム「TAO」を導入

株式会社 サマデイ 

2022年度より総合型選抜、帰国生・留学生・英語基準入学試験等で募集を開始

この度、立命館大学が世界標準モデルの入試システム「TAO(The Admissions Office)」を採用することが決定しました。2022年度から、総合型選抜、帰国生・留学生・英語基準入学試験等での利用となります。 立命館大学は2030年に立命館学園が目指す将来像の実現に向けての方向性である「学園ビジョンR2030」*1を策定し、その中で「グローバル社会への主体的貢献」を政策目標のひとつとして掲げています。さらに、海外大学と立命館大学の両方で学位取得できるプログラム、英語で学位取得できるプログラム等も充実し、先進的な国際教育を推進しています。 そのような中、TAOの導入によって入学者の受け入れについても世界標準化されます。TAOは日英両言語に対応し、志願者がひとつのフォームで複数の大学に出願できるグローバル対応の入試システムです。「フォーム作成機能」によって、大学の管理者が自ら出願フォームを設定することができるため、変化に対しても時間・コストをかけることなく柔軟に対応でき、この点も大きな導入メリットとなっています。



■導入の背景
立命館大学では、国内学生の約半数が近畿圏外から、また留学生は70を超える国・地域から集まり、共に学んでいます。多様なバックグラウンドを持つ受験生にとってアクセスしやすい入試を実現するために、今回TAOの導入が決定しました。

TAOは入試プロセスのDXを低コストで容易に行うことができる世界標準モデルのシステムで、導入によって下記のようなメリットを得ることができます。


シンプルでわかりやすいUI/UXによる志願者の出願しやすさの向上
国内学生・外国人留学生受け入れの効率化による入試業務の負荷軽減
フォーム作成機能による開発費・保守費の大幅削減


日本の大学入試は海外大学と比べて複雑で、志願者の負担が大きいため、外国人留学生から敬遠される傾向があります。そのため、日本の大学にとっての機会損失が生じていると言われていますが、TAOを導入することによってこのような課題も解決することができます。

*1 学園ビジョンR2030
http://www.ritsumei.ac.jp/features/r2030leaflet/

■現在のTAO参画校(50音順)
【大学・大学院】

関西学院大学
京都外国語大学
京都先端科学大学
慶應義塾大学
芝浦工業大学
総合研究大学院大学
東京音楽大学
東北大学
立命館大学
早稲田大学


【専門学校】

九州テクノカレッジ


■The Admissions Office(TAO)とは?
https://admissions-office.info/lp/
世界の大学は「オンラインアプリケーション」と呼ばれるシステムを使って入試プロセスを全面的にオンライン化しています。このシステムでは、願書提出の手続きから、選考書類の提出、合格発表まで、すべて簡単に一括管理することが可能です。
現在、日本の大学は、大学・学部ごとに入試の流れが異なり、Web出願といっても書面郵送が必要だったりと、国内の志願者はもとより、「オンラインアプリケーション」が主流の海外の志願者にとって複雑なものになっています。そのため、海外学生が日本に留学したいと思っても、方法がわかりづらいため断念するといった機会損失にもつながっています。
「The Admissions Office」は、世界標準のオンラインアプリケーション。日本語・英語で利用でき、グローバル対応のシステムでありながら、独自フォーム作成機能やCSVインポート/エクスポート機能など日本の大学の実情に即した運用が可能。国内学生のAO入試や多面的・総合的評価型入試、海外学生の募集にも役立てることができます。
今後、The Admissions Officeは、他の大学とも連携してフォームの共通化を進め、アジアの大学のための入試コンソーシアムを形成していきます。




株式会社サマデイ
本 社:〒102-0085 東京都千代田区六番町12-6
代表者:代表取締役社長 相川秀希
設立年:1979年
URL:http://www.samadhi-group.com/
事業内容:
・人財開発・研修事業
・教育コンサルティング事業
・教育システム企画・開発事業
・次世代教育事業

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提供元:PRTIMES

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