2022/03/29

GK京都、株式会社七味家本舗のブランディングをプロデュース

株式会社 ジイケイ京都 

~京都・清水寺の参道にお店を構える老舗ブランドのデザイン~

株式会社GK京都(京都府京都市・代表取締役社長 榎本信之)は、株式会社七味家本舗のブランディングをプロデュースし、パッケージや新ブランドのシンボルマークをデザインしました


老舗をブランディングする
ブランディングは、お店がある「京都・東山・清水」のまちと、「七味」を屋号にする老舗の志を再認識することから始まりました。
清水のまちは、世界遺産の清水寺を基点に東山の山裾に広がっています。七味家本舗は、清水寺の参道にお店を構え、360年もの間、この1店舗だけで暖簾を守り続けてきました。また七味唐辛子の老舗として、東京・浅草のやげん堀、信州・善光寺の八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)と共に、日本三大七味のひとつに名を連ねています。

2つのパッケージデザインに込めたストーリー
七味家本舗の看板商品である薬味のパッケージは、中身をイメージさせる上品なメタリックカラーのスチール缶に、清水寺のイラストを背景にして、その参道のお店にあたる位置に家紋を配しました。清水寺の参道で商売を営み続ける七味家本舗の「覚悟と感謝」、そして「老舗の誇り」を象徴的にデザインしました。




 七味や山椒などを入れる容器として長く販売されてきた「木製ひょうたん」のリニューアルは、新しくひょうたんを作ってくれる所を探すことから始まりました。




それは、これまで製造していた所が、廃業されることになったからです。後継探しは、上下をつなぐ木ねじの加工が難しく難航しましたが、GK 京都の「クリエイティブ・ハブ」のネットワークをあたるうちに、ようやく引き受けてくれる所が見つかりました。
ひょうたんは、自然食品の温かみを感じてもらえるように、かたちを見直し木目を残した仕上げにしました。栓には中身の違いが分かるように、ワンポイントで色を着けました。装飾は家紋の焼き印だけにし、長く使って変化する風情を楽しめるデザインにしました。

新ブランドへの挑戦
 七味家本舗は歴史とまちを大切にしながらも、そこだけに留まらず、チャレンジする場として新ブランド
「738.kyoto(ななさんはちどっときょうと)」を立ち上げました。「738.kyoto」では食品はもちろん、新分野の事業や新しい層のお客さまへのアプローチにも挑戦しています。GK京都ではシンボルマークをデザインしました。




 創業時、七味家は茶店として、清水寺にお参りに来られた方に「身体がぬくもるように」と「からし湯」をお出ししていました。七味家本舗の創業から変わらないおもてなしの心と共に、GK京都のデザインの力で、人々の暮らしにひとときのぬくもりを提供できればと願っています。




●株式会社七味家本舗
所在地:〒605-0862 京都市東山区清水2丁目221 清水寺参道
電話:0120-540-738
公式サイト:https://www.shichimiya.co.jp



株式会社GK京都
デザインマネジメントを強みとする総合デザイン会社。1972年創業。
プロダクトからコミュニケーション、環境、UI/UXにいたるまで幅広い事業を展開。様々なモノづくり、コトおこしを牽引していく「クリエイティブ・ハブ」として活動。2022年に50周年を迎え「みらいにいく」を合言葉に、人々の暮らしや社会に貢献するデザイン会社を目指す。

ブランディングへの取り組み
GK京都では、ブランディングの構想立案をはじめ、それに関わる様々な領域のデザインをワンストップで提供しています。ステークホルダーにブランドの目的や目標の共有をはかり、アイテムのデザインを一貫して横断的に行うことで、効果的にブランド価値を向上させます。
これまで、ヤマハ発動機のプロダクト・VI・店舗やコミュニケーションツールのデザインをはじめ、京都生活協同組合のリブランディング、大垣書店のVI・ショップツール・サイン、ダスキンのパッケージ・デザインマネジメント、京都府観光施策「もうひとつの京都」のシンボルマーク・車両・広報ツール、ジャパンラグビーリーグワンに所属する静岡ブルーレヴズのエンブレム・ロゴ・マスコットデザインなどを手掛けています。

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提供元:PRTIMES

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