2022/04/26

2021年度東京都入所者数No.1の武蔵境自動車教習所が2030年のカーボンニュートラルを宣言

株式会社 武蔵境自動車教習所 

2022年4月25日、武蔵境自動車教習所(本社:東京都武蔵野市)は2030年のカーボンニュートラルを宣言しました。


・当社の事業活動における温室効果ガス排出量を2030年までにNet Zero実現

・4月22日、教習車をハイブリッド車へ総入れ替え

・今回、EV車の導入を検討したが、自動車メーカー各社、教習車にふさわしいEV車もハイブリッドプラグイン車もなかった

・4年後の2026年には教習車をEV車に総入れ替え予定





教習車と営業車のEV化

2022年4月25日、武蔵境自動車教習所(本社:東京都武蔵野市)は2030年のカーボンニュートラルを宣言しました。
このたび、その第一歩として4月22日に教習車をガソリン車からハイブリッド車(カローラアクシオ)へ総入れ替えました。
今回の導入車種選定においては、当然EVも検討しましたが、今回自動車メーカー各社尋ねたところ、教習車にふさわしいEV車もプラグインハイブリッド車もなく、残念ながら導入はかないませんでした。

4年後の2026年には、教習車をEV車に総入れ替えしたいと考えております。
その際には、MT車や二輪車も教習に利用できるようなE V化ができていることを切に願います。
なお、送迎バスと営業車については、2023年にEV化する予定です。


電力の再生可能エネルギー化と空調の高機能化

2023年までに校舎屋上に太陽光パネルを設置するとともに、2030年までに電力の再生可能エネルギー化を段階的に進めていきます。

同様に、2030年までに空調の高機能化を段階的に進めて、温室効果ガスの排出量を削減していきます。


エコドライバーの育成

こうした温室効果ガスの削減だけでなく、教習内容も進化させ、エコドライバーの育成に取り組んでまいります。
教習を通じてドライバー一人ひとりの意識を変えることで、私たちは持続可能な車社会のあり方を追求していきます。


武蔵境自動車教習所 高橋勇 代表取締役会長(武蔵野商工会議所会頭)は次のように述べています。

「私たちは『共尊共栄』の理念を掲げて、自動車教習事業に取り組んでいます。『共尊共栄』とは『共に尊び共に栄える』という意味であり、そこには『社会と共に栄える』という想いも込められています。世界的に「脱炭素」社会への動きが加速する中で、一日中多くの車が走り、二酸化炭素排出量も決して少なくない自動車教習所こそ、カーボンニュートラルに取り組む必要があると考えました。同時に、自動車教習所の役割を、これまでの初心運転者育成からエコドライバーの育成に高めていくことで、持続可能な車社会の実現に貢献できるのではないかと考えています。」



ロードマップ

1. 2030年までに目標達成するための手段

以下の表に掲げる4つの手段を組み合わせて目標を達成します。


2. 手順

1.車両や設備の更新時に、省エネ性能が高い車両や機材へ更新する「下げる」*[1]を優先して実施します。

2.次に、「創る」である太陽光発電システムの導入を行います。

3.ロードマップの終盤に、不足分調整用として「変える」「買う」を実施します。

(表-2:基準年のCO2排出量と比率)     


(表-3:教習車と営業車のCO2排出量比較)


基準である2021年の実績から、ガソリンが71.6%を占めています。
表-3は、ガソリン使用先の内訳です。教習車のCO2排出量は、全体の69.5%となります。

3. ポイント

「変える」「買う」という手段もありますが、私たちは「下げる」「創る」を優先して行います。


4. 温室効果ガス排出量削減計画

以下に2021年から2030年までに実施する温室効果ガス削減のグラフを示します。(単位ton-CO2)



具体的な削減のための対策は以下の通りです。

※MT仕様の教習車を除く

*[1] 車両のハイブリッド化は「下げる」に該当します。


【株式会社武蔵境自動車教習所】
1960年創業、東京都武蔵野市の自動車教習所。
オンライン学科を都内初導入し、2021年の年間ご利用者数は東京都1位(※東京指定自動車教習所協会調べ)となった。
https://musasisakai-ds.co.jp/

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提供元:PRTIMES

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