2022/08/31

『デジタルコンテンツ白書2022』9月1日発刊

一般財団法人 デジタルコンテンツ協会 

 一般財団法人デジタルコンテンツ協会(会長:河口 洋一郎 東京大学名誉教授)は 『デジタルコンテンツ白書2022』(監修:経済産業省 商務情報政策局)を9月1日(木)に発刊する。  本白書では2021年の国内のコンテンツ産業市場規模の詳細データを掲載するとともに、マンガ/アニメーション/映画/音楽/ゲーム/オンラインゲーム/ライブエンターテインメントなどのコンテンツ分野別動向や、モバイルコンテンツサービス/放送/新聞/出版などのメディア分野別動向、アメリカ/中国/韓国の海外動向を解説している。今回は、「Web3のはじまり」を特集テーマとして取り上げるなど、コンテンツビジネスの “いま” を知る必携の書である。


●2021年のコンテンツ産業の市場規模
市場規模は12兆7,582億円(前年比107.7%)回復を見せはじめたコンテンツ産業



 2021年のコンテンツ産業の市場規模は12兆7,582億円、前年比107.7%で、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた2020年から一転して、プラス成長となった。 コンテンツ区分別にみると、規模が大きい順に動画が4兆2,849億円(前年比107.9%)、静止画・テキストが3兆1,207億円(同100.5%)、ゲームが2兆3,389億円(同105.6%)、複合型が2兆1,571億円(同122.8%)、音楽・音声が8,566億円(同106.8%)。すべての区分で前年から増加した(図表1)。


ネットワークが最大規模更新。コンテンツ市場シェア4割に迫る

 メディア別では、ネットワークが4兆9,595億円(前年比114.0%)、放送が3兆4,751億円(同104.9%)、パッケージが3兆1,780億円(同96.6%)、劇場・専用スペースが1兆1,457億円(同128.2%)となった。コンテンツ市場の成長を牽引し存在感を強めてきたネットワークが5兆円に迫る勢いで伸長し、調査開始以来、最大規模を更新。コンテンツ消費のネットワークシフトがさらに加速した。
メディア別の構成比率の過去10年間の動向をみると、ネットワークが、放送、パッケージを抑え、前年に引き続き首位となった。2021年の 構成比率は、大きい順にネットワーク38.9%、放送27.2%、パッケージ24.9%、劇場・専用スペース9.0%で、ネットワークはコンテンツ市場の中でシェア4割に迫る規模に成長した(図表2)。



●2021年のデジタルコンテンツ産業の市場規模

市場規模は9兆7,611億円 前年比108.5%に増加

 2021年のデジタルコンテンツの市場規模は、9兆7,611億円(前年比108.5%)と前年を大きく上回り、順調な成長を遂げた。コンテンツ市場全体に占める割合は76.5%と4分の3を超える規模となっている。



第1章 特集「Web3のはじまり」
 1.メタバースの構築
 2.リアルタイム3Dエンジン(ゲームエンジン)が次世代インターネットに与える可能性
 3.DAOによるクリエイティブ活動の可能性
 4.次の未来へ向けてのWeb3の始まり
第2章 日本のコンテンツ産業の市場規模
第3章 日本のコンテンツ産業政策
第4章 コンテンツの分野別動向
(マンガ/アニメーション/映画/音楽/ゲーム/オンラインゲーム/ライブエンターテインメント)
第5章 メディアの分野別動向
(モバイルコンテンツサービス/放送/新聞/出版)
第6章 海外動向(アメリカ/中国/韓国)
資料編 コンテンツ産業統計資料/ヒットコンテンツ2021レビュー ほか

■書誌情報
◇名称:『デジタルコンテンツ白書2022』
◇監修:経済産業省 商務情報政策局
◇仕様:A4変型・168ページ(本文2色)
◇発行日:2022年9月1日
◇定価:19,800円(本体価格18,000円+税10%)ISBN978-4-944065-31-8 C3000
◇購入:当協会Webサイト https://www.dcaj.or.jp/project/dcwp/index.html
政府刊行物を取り扱う全国の書店、Amazon


■本件のお問い合わせ:一般財団法人デジタルコンテンツ協会 白書編集事務局
Tel 03-3512-3901 e-mail dcajhakusyo2022@dcaj.or.jp

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提供元:PRTIMES

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