2022/10/12

日本最大級のデザインカンファレンス「Designship 2022」本日よりチケット販売開始|東京会場 11月12日(土)~11月13日(日)開催

一般社団法人 デザインシップ 

アートディレクターの永井一史氏をはじめ、USBメモリーの生みの親・濱口秀司氏やミスチルのアートワークを手掛けた森本千絵氏も登壇。

東京有明でのオフライン会場に加え、オンラインを加えたハイブリット形式で開催。各業界でデザイナーとして培ってきた比類なき知識と経験を共有する16名が登壇。


一般社団法人デザインシップ(以下、デザインシップ)が主催するデザインカンファレンス「Designship 2022」の登壇者(以下、スピーカー)が決定いたしましたので、お知らせいたします。

本年度は東京有明でのオフライン会場に加え、オンラインを加えたハイブリット形式で開催いたします。オンライン上には没入感を演出するライブ視聴サイトを特設、視聴者同士のコラボレーションを生むオープン型グラフィックレコーディングなどを活用し、業界や業種を越えたあらゆるデザインナレッジと物語をお届けします。
(詳細:https://design-ship.jp/2022


■イベント概要
Designship 2022は、デザインに興味・関心のある全ての方を対象として実施される日本最大級のデザインカンファレンスです。各業界内で閉じている傾向にあるデザインコミュニティの壁を超えて一同に会し、学び、鼓舞し合うような機会を提供、引いては国民の創造性向上に寄与することを目的としています。今年が5回目の開催です。

■スピーカー
各業界でデザイナーとして培ってきた比類なき知識と経験を共有するスピーカーとして、16名の方にご登壇いただきます

キーノートスピーカー(全6名)


太刀川 英輔(NOSIGNER代表)
未来の希望につながるプロジェクトしかしないデザインストラテジスト。プロダクト、グラフィック、建築などの高いデザインの表現力を活かし、SDGs、次世代エネルギー、地域活性などを扱う数々のプロジェクトで総合的なデザイン戦略を描く。これまでにグッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞、ドイツデザイン賞金賞他、国内外を問わず100以上のデザイン賞を受賞。日本で最も歴史ある全国デザイン団体JIDAの理事長を歴代最年少で務める。生物進化から創造性の本質を学ぶ「進化思考」を提唱し、生物学者・経済学者らが選ぶ日本を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞。本質的な創造性教育をつくりなおす活動を続ける。



濱口 秀司(ビジネスデザイナー)
京都大学卒業後、松下電工(現パナソニック)に入社。研究開発・商品企画や全社戦略投資案件の意思決定分析担当などを経て、米国のデザインイノベーションファームZibaに参画。世界初のUSBメモリはじめ数々のプロダクトやビジネスの企画開発をリード。2013年実験会社「monogoto」を米国に立ち上げ、ビジネスデザイン分野にフォーカスした活動を行っている。monogoto CEO、Ziba Design エグゼクティブフェロー、ドイツRedDotデザイン賞審査員。


松井 龍哉(ロボットデザイナー)
1969 年東京生まれ。1991 年、日大藝術学部卒業後、丹下健三・都市・建築設計研究所を経て渡仏。 科学技術振興事業団にてヒューマノイドロボット「PINO」などをデザイン。 2001 年、フラワー・ロボティクス社設立。さまざまなロボットのデザイン/開発/に携わる。 ニューヨーク近代美術館、ヴェネチア・ビエンナーレ、ルーヴル美術館内パリ装飾美術館、ヴィトラデザインミュージアム等でオリジナルロボットの展示を実施。 2012 年に松井デザインスタジオ/Atelier Tatsuya Matsui を設立し、幅広いデザイン/アートプロジェクトを展開している。 2021 年 大和書房より 著書「優しいロボット」を出版。


森本 千絵(アートディレクター・魅力製造家)
goen°は、広告の企画、演出、商品開発、本の装丁、映画・舞台の美術、地域再生プロジェクト、教育デザイン、動物園や保育園の空間ディレクションまで幅広く、コミュニケーションデザインを手掛ける。 代表作として サントリー東日本大震災復興支援CM「歌のリレー」の活動、SONY「make.believe」、niko and...(菅田将暉、小松菜奈出演)CM企画演出、Canon「ミラーレスEOS M2」、KIRIN「一番搾り 若葉香るホップ」のパッケージデザイン、NHK大河ドラマ「江」、 朝の連続TVドラマ小説「てっぱん」のタイトルワーク、細田守監督『おおかみこどもの雨と雪』の劇中画、山田洋次監督『男はつらいよ50 お帰り寅さん』に続き『キネマの神様』の広告や劇中画を手掛けた。 また、青森新空港のステンドグラス壁画のディレクションも行い話題となる。 他にも松任谷由実、Official髭男dism、ゆずなどの音楽のアートワークなど、活躍は多岐にわたる。


永井 一史(アートディレクター/クリエイティブディレクター)
1985年多摩美術大学美術学部卒業後、博報堂に入社。2003年、デザインによるブランディングの会社HAKUHODO DESIGNを設立。様々な企業・行政の経営改革支援や、事業、商品・サービスのブランディング、VIデザイン、プロジェクトデザインを手掛けている。 2015年から東京都「東京ブランド」クリエイティブディレクター、2015年から2017年までグッドデザイン賞審査委員長を務める。経済産業省・特許庁「産業競争力とデザインを考える研究会」委員も努めた。 クリエイター・オブ・ザ・イヤー、ADC賞グランプリ、毎日デザイン賞など国内外受賞歴多数。著書に『博報堂デザインのブランディング』『これからのデザイン経営』など。


面出 薫(照明デザイナー)
1990年にライティングプランナーズアソシエーツを設立。住宅照明から建築照明、都市照明、環境照明まで幅広い照明デザインのプロデューサー、プランナーとして世界中で活動するかたわら、非営利の照明文化研究会“照明探偵団”を組織し、団長として精力的に活動を展開している。 東京国際フォーラム、JR京都駅、せんだいメディアテーク、六本木ヒルズ、シンガポール中心市街地照明マスタープラン、JR東京駅丸の内駅舎ライトアップ、ぎふメディアコスモスなどの照明計画を担当。 著書に『世界照明探偵団』鹿島出版会、『陰影のデザイン』六耀社、『光のゼミナール』鹿島出版会、『建築照明の作法』TOTO出版、『LPA 1990-2015 建築照明デザインの潮流』六耀社など多数。

公募セッション(全10名)

1. 株式会社日立製作所 デザイナー/Design Lead 坂東 淳子




「情報をまとった建築」をデザインする
情報をまとった建築をデザインをしたい。現在、「人とロボットが“共通認識”を持つような未来社会を作る」というビジョンを掲げるコモングラウンド※の取り組みを進めています。これには、ヒトとロボットだけでなく建築が互いに会話できるような状態、つまり建築そのものが情報をまとう必要があると考えます。講演では、情報をまとった建築に近づく4つの問いに対する、現時点の活動をお伝えしたいと思います。 【問い】(1)情報をまとった建築とはどのような状態か? (2)フィジカルとデジタルはつながるのか? (3)Inter Disciplinaryによってイノベーションを起こすことはできるのか? (4)ビジョンと実装はどのくらい距離があるのか? ※コモングラウンド:建築家・豊田啓介氏が提唱する概念。


2. 株式会社日立製作所 デザイナー/Design Lead 金田 麻衣子




デザイナーが地域の中で実践と対話から見つけた「関与」の可能性
これからの地域のインフラには、地域の人々を受け身にさせずに、人々によって仕組みが活用される状態をつくることが求められます。そこに必要なのは「関与」であると考え、地域の方との関わりから4つのプロトタイプを生み出し、地域の場で実験を繰り返しながら、対話を重ねてきました。それらの活動から見えてきたことを3つの関与の型としてお伝えすると共に、インハウスデザイナーが会社を飛び出し、縁もゆかりもないひとりの農家と出会い、多くの壁にぶつかり、多くの人を巻き込んできたリアルな体験をお話します。


3. Concentrix Catalyst (旧Tigerspike) Lead UX Designer 中島 亮太郎




なぜ、フィジカルとデジタルのデザインは分かれてしまうのか?
ハードウェア・ソフトウェア・UI・UX、といったカテゴリの違いにとらわれないデザイナーとしてのスキルや考え方、10年後に新しいカテゴリのデザインが登場したときでも時代に左右されずに取り組んでいけるために、「デザインのボーダーラインを見直すこと」についてお話します。


4. 公益財団法人本田財団 新規事業検討チームリーダー / Design Researcher 鈴木 友里恵




宇宙開発から再発見するデザインの力
このセッションでは宇宙開発を支えるデザインという視点からグラフィック~組織改善までの事例レビューを通じ国内のビジネスでは見えづらい広義のデザインに光を当てていきます。デザインの理解をもっと広げてみたい、アカデミックな視点や海外の視点でデザインを捉え直してみたいという方におすすめです。


5. 株式会社方角 代表取締役/デザイナー 方山 れいこ




障害のある社会をデザインでどう変えていくか?
耳の聞こえない・聞こえづらい方への駅の案内を視覚的にわかりやすくする装置「エキマトペ」をはじめとしたインクルーシブデザインを制作する際に何を大事にしたか、どんなアップデートを加えていったか、どんな視点を持つべきか、事例を交えながら解説する。


6. Sierra Works, BionicM Sato Shoichi




「越境するデザイン」- 未来とデザインとエンジニアリングを結ぶ
本年度のグッドデザイン賞ベスト100(暫定)を受賞したロボット義足膝継ぎ手"Bio Leg”は東京大学発のベンチャー企業である株式会社BionicMによって開発された。会社代表 孫小軍(当時東京大学博士課程)の研究から出発した本プロジェクトには、早期から美しいデザインを統合することを念頭に、デザイナーとエンジニアのスモールチームによる開発が行われてきた。本公演では、プロトタイピングの歴史や、開発舞台裏を交えながら、いかに小さなチームがビジョンを描き、デザインとエンジニアリングの両輪を活用しながら製品開発を行なってきたか紹介したい。


7. WHILL株式会社 デザイン・ブランディング部 デザイナー 小松 岳




すべての人の移動を楽しくスマートにする、シニア世代のためのモビリティデザイン
自動車免許を返納したシニア世代の新たな移動手段とは?超高齢化社会において、より快適で自由に外出できるモビリティが求められている。高齢化の加速に伴い、今後移動手段のニーズが一層高まることが予想される中、WHILL のミッションである「すべての人の移動を楽しくスマートにする」ことを目指した近距離、特に歩行領域の移動をカバーするプロダクトとサービスのデザインについて考える。


8. TBSテレビ デザインセンター 團野 慎太郎




テレビ局がオリジナルフォントを作った理由
TBSは2020年のブランドロゴの刷新と共に、オリジナルフォント TBS Sans TP を制作いたしました。地上波放送から複合的な事業領域へと拡張していくメディア企業が、なぜこのタイミングでオリジナルフォントを制作したのか、またなぜこのようなデザインにしたのかをお話しいたします。


9. 株式会社ワコール メンズインナー商品営業部商品企画課 課長/デザイナー 稲積 美紀




メンズインナーから発信するレース素材の新しいスタイル
男性にとっての快適さや美しさを追求してきたメンズインナーブランド「ワコールメン」では、"追いつけない下着をつくろう"をテーマに、"フィット感" "肌ざわり" "動きやすさ" の3つの要素にこだわりぬいた下着を開発しています。 今回新たな試みとして創り出したのが、レース素材を用いた、男性のための 『レースボクサー』です。 これまでメンズインナーデザインに向き合ってきた経験をいかし、「美しさ」と「機能性」を兼ね備えたレースボクサーの商品提案に至るまでの、開発ポイントをお話しします。


10. MARU。architecture Morita Sachiko




都市木造の新しい可能性~新幹線高架下での実践を通じて~
笹島高架下オフィスプロジェクトについて、新しい木建材を用いて新幹線高架下に実現した木造オフィスでの取り組みの紹介から、都市に木造を実現することの新しい可能性と課題を示す。


【会社概要】
会社名:一般社団法人デザインシップ
代表者:広野 萌
設立:2018年4月2日
URL:https://corp.design-ship.jp/
事業内容:デザインカンファレンスの運営、デザインスクールの運営など

【お客様からのお問い合わせ先】
下記メールアドレスまでお問い合わせください。
contact@design-ship.jp





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提供元:PRTIMES

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