シェイクスピアの喜劇がおしゃれでハッピーなバレエになった! バレエ「じゃじゃ馬馴らし」11月開幕
公益財団法人 日本舞台芸術振興会〈バレエ・リュス〉の伝統を継ぐモナコ公国モンテカルロ・バレエ団2022年日本公演。11月11日(金)~13日(日)東京文化会館(上野)
音楽も美術もスタイリッシュ。エンディングは名曲「二人でお茶を」。現代バレエの鬼才ジャン=クリストフ・マイヨー振付「じゃじゃ馬馴らし」は、この秋ぜったい観るべき舞台! 18歳以下の子ども無料招待も。
●モナコ公国モンテカルロ・バレエ団2023日本公演 公式ホームページ
https://www.nbs.or.jp/stages/2022/montecarlo/index.html
●もっと知りたい!「じゃじゃ馬馴らし」(特設ページ)
https://www.nbs.or.jp/stages/2022/montecarlo/more.html
結婚って何? 愛って何? 少しでも気になる人は、もうすぐ来日するこのステージを観るべき。
スタイリッシュな舞台で世界中を魅了する現代バレエの鬼才、ジャン=クリストフ・マイヨーが創作したバレエ「じゃじゃ馬馴らし」です。
このバレエの原作は、ごぞんじシェイクスピアが書いた有名な喜劇。ただこのお話、気難しくて乱暴な妻を夫が「調教」するというあまりに時代錯誤な男女観のため、現代では少々タブー視もされています。しかし21世紀のいま、マイヨーはこれを新しいアプローチで演出。破壊力バツグンのパワーをもつ若い男女が、互いを認め合い真実の愛を探し当てる究極のラブストーリーに仕立てました。
出会ってすぐのバトルのように激しいパ・ド・ドゥから、互いに興味をもち理解し合うまで、さまざまな表情を見せていく主役キャタリーナ&ペトルーチオのダンス。脇キャラも個性派ぞろいで、人間味あふれるコミカルかつ独創的なダンスが、緻密に計算され洗練された装置と空間構成の中で、隙無く展開していきます。マイヨーの創る舞台は、「モダンアートのように美しい」と形容されています。
音楽はドミートリイ・ショスタコーヴィチ。彼は旧ソ連時代にバレエやジャズ組曲を手掛けていますが、じつは膨大な数の映画音楽も作曲しています。キャッチーで親しみやすいそれらの音楽を効果的にコラージュしたら、ジャジーで独創的なバレエ音楽が出来上がりました。そして、ここぞという場面で使われるのは、ジャズの名曲「二人でお茶を」をカバーした「タヒチ・トロット」です。
この公演では文化庁の助成を得て、18歳以下の子どもたちの無料招待も実施されます。対象総席数は4公演合計で1600席。対象者は公演当日に小学校1年生から18歳以下までのお子さま。洗練された一流の舞台をお子さまが体験するチャンスです! ご予約はNBS WEBチケットのみで受付。
●18歳以下の子どもたち無料招待についての詳細
https://www.nbs.or.jp/stages/2022/montecarlo/u18.html
モンテカルロ・バレエ団は、20世紀初頭に革新的な作品で世界を席巻した〈バレエ・リュス〉の伝統を受け継ぐバレエ団です。〈バレエ・リュス〉が拠点としたモナコ公国モンテカルロに1985年に設立され、マイヨーは1993年から30年近く芸術監督を務めています。バレエの伝統を踏まえながら、斬新な手法で現代人の心に響く清新な作品を次々と発表するその活動は、バレエ界からつねに注目の的。その代表作の一つがまもなく日本に上陸します!
●モナコ公国モンテカルロ・バレエ団 2022年日本公演
ジャン=クリストフ・マイヨー振付
「じゃじゃ馬馴らし」
音楽:ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
11月11日(金)19:00
11月12日(土)13:00/17:00
11月13日(日)13:00
会場:東京文化会館(上野)
【上演時間 約1時間50分 休憩1回】
※配役はモンテカルロ・バレエ団の方針により、公演当日に発表いたします。
※音楽は特別録音による音源を使用します。
令和3年度文化芸術振興費補助金
子供文化芸術活動支援事業(劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業)
【公演ホームページ】
https://www.nbs.or.jp/stages/2022/montecarlo/index.html
提供元:PRTIMES