2023/02/16

“資源循環”体験施設「トトン」より古い椅子へのデザイン塗装による再生プロジェクトが誕生

株式会社 米三 

2月16日よりプロジェクト展「C±C CHAIR±COLOR」も開催

米三の倉庫には毎日、お客様から引き取ってきた古い家具がたくさん運ばれてきます。 そこでトトンは、その古い椅子に塗装を施す再生プロジェクトをスタート。 プロダクトデザイナー、塗装職人とタッグを組み、オリジナルデザイン「C±C」を完成さ せました。 今回の展示は「⾊の算数」という考え方のもと、実際に吹付塗装した椅子が 15 脚並びます。 デザインの思考と過程を踏まえながら、家具塗装の可能性について理解を深めていただけ ますと幸いです。


家具の循環(回収/再生/販売)を中心に、ライフスタイル提案の場としてさまざまな資源循環を体感できる「トトン」(所在地:富山市問屋町、代表:増山武)が、プロダクトデザイナー、塗装職人とタッグを組み、古い椅子にデザイン的思考を軸とした塗装による再生プロジェクト「C±C CHAIR&COLOR」を立ち上げました。




トトンとは

家具・インテリア全般の販売等を行う株式会社米三(本社所在地:富山市中央通り、代表取締役社長:増山輝、以下 米三)が2022年9月23日(、富山県富山市問屋町にオープンした複合施設。

家具の循環(回収/再生/販売)を中心に、ライフスタイル提案の場として、さまざまな資源循環を体感できる場所として誕生しました。サステナブルな家具や雑貨の販売に加え、家具工場に併設するリペア・DIYスペース、その他カフェやコワーキングスペースなども併設。「食べる」「働く」「作る」「買う」を通じて、楽しくサステナブルなものづくりに触れていただくことができます。
https://toton.style/


「C±C」プロジェクト背景

米三の倉庫には毎日、お客様から引き取ってきた古い家具がたくさん運ばれてきます。廃棄するにも年間に膨大な金額を要するため、トトンではまだ使える家具をクリーニングやアップサイクルしながら、暮らしに還元できる術を考えてきました。

今回はその第1弾企画として、プロダクトデザイナー、塗装職人とタッグを組み、アップサイクルの観点から特殊吹き付け塗装によるオリジナルデザイン「C±C」を考案。木部はもちろん、金属や革に至る素材への“デザイン塗装”という新しいアプローチで古い家具に再び命を吹き込みました。


「色の算数」というデザイン塗装

通常、椅子の塗装によって色を加える(色を足す)場合が多いですが、今回の展示ではもともとの椅子に白を塗り、椅子から色を減らす(=色を引く)ことで、古い印象の椅子を改めて使い続けられようにならないかと考えました。

さらに塗装しない部分を作ることで、元々の椅子の色を活かした表現となっており、「色の算数」という考えのもと、トトンならではの塗装法を考案しました。


展示概要





今回の展示では、色を足す、引く「色の算数」という思考から導き出したデザインによる吹付塗装を施した椅子が15脚並びます。

デザイナーの思考過程を踏まえながら、家具塗装の可能性について理解を深めていただくことができます。


プロダクトデザイナー・宮田孝典氏(ESOLA FACTORY) コメント

今回は椅子を選ぶところから携わらせていただきました。見栄えだけでなく家具としての機能を十分に果たせるであろうものを選び、使えるものを成長させた上で世の中に送り出したいと考えています。

吹き付け塗装の現場で知ったマスキング技術を応用して生まれた塗装方法で、古いものの良さを活かし、長く使い続けられる家具になることを願っています。

生まれ変わった椅子が、暮らしの中で「ちょっと良いね」と感じていただけると幸いです。

「C±C CHAIR±COLOR」
■会期:2023年2月16日(木)~28日(火)10:30~18:00
■会場:トトン1階エントランス(入場無料)

トトン
■開業日:2022年9月23日(金)
■所在地:富山県富山市問屋町1丁目9-7
■HP:https://toton.style/
■Instagram:https://www.instagram.com/toton.komesan/
■営業時間:10:30~18:30
(カフェ・コワーキングスペース:7:00~18:30)
■面積:1F 810.61平米 2F 800.80平米
■運営会社:株式会社米三

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提供元:PRTIMES

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