2023/03/24

全国的に珍しい“廃棄物”をテーマにしたアート展|サステナブルな世界観を鑑賞する『見て・触れて・聴く』アート作品展を熊本県で開催しました。

株式会社 中特ホールディングス 

廃棄物からできた様々な「触わってOK」なアート等12作品を展示

『廃棄物をもっと身近に・サステナブルを文化に』をコンセプトとする廃棄物アートの公募展COIL Upcycle Art Contestは、熊本県宇城市にある不知火美術館において企画展、廃棄物に『見て・触れて・聴いてみると、新たな価値が見えてくる展』を2023年3月12日までの20日間で開催し、2233名の方に、廃棄物アートを「見て・触れ・聴く」機会を提供しました。







「見て・触れ・聴く」廃棄物アート展|子どもの「発見の力」を育てる機会を親子に提供


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日常において最も価値を感じることがない、廃棄物(=不要になったもの)。
便利さや効率が重視される世の中において、廃棄物でつくられたアートを直接見て・触れて・聴く体験を通して
ものごとの新たな価値を見出すことのできる「発見の力」を親子で育てる。
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本企画展は上記の想いを持ち開催いたしました。
実際に親子でのご来場が多く、多くの親子に廃棄物アートに触れていただきながら、子どもが感じる
「これ知ってる!」
「これは何?」
といった、発見の力を育てる機会を提供しました。

<廃棄物アート作品が生み出されたコンテストの過去の様子はこちら>
第1回目:https://www.chutoku-g.co.jp/pressroom/news/27241
第2回目:https://www.chutoku-g.co.jp/pressroom/news/28862
Instagram:https://www.instagram.com/coil_upcycle_art/


前代未聞の試み|"見る" "聴く" そして “触っても良い” アート展


本展示では、日本の未来を担う子どもに対して、一般的な勉強としての学びではなく、自分で見て・触れるといった「実体験を通した自発的な学び」の機会を提供するために

1.見る(鑑賞する)
2.触れる(触る)
3.聴く


という、ロジカルな説明ではない五感で触れることができる3つの方法を提供しました。


実際に参加者からは、
「子どもが見たいと言ってやってきた。実際に触って子どもにとって良い経験になった」
「これは何のゴミだろう」
「作品を近くで見るほど発見があり面白かった」
「触ってみると当初思ったより思ったより柔らかかった」

といったように、廃棄物アートに触れる体験をした一人一人が違う自発的な学びと感想を持つことが分かりました。







「サステナブルな世界観をつくる大きな一歩となった」(COIL Upcycle Art Contestディレクター 橋本季和子)




「常識や仕組みに逆らうサーキュラーで持続可能な未来を本当に創ることができるのか?」そんな不透明さを突破したいという気持ちから、アートを起点とした新たな価値提起をしていく廃棄物を用いた現代アートの公募展を始め、2023年に3年目を迎えました。

便利さや効率が重視される世の中において最も価値を感じることがない廃棄物。今回の展示では大人と子供が同じ目線に立ち、アートを率直に楽しむ中で廃棄物をに注目してみたり、サーキュラーな社会に対して意識するきっかけとなるような仕掛けを随所に施しました。
今後も現存する社会に対して、アートを通したさらなるインパクトを実現できるよう挑戦的であり続けたいと考えています。

「廃棄物のアート展で子どもたちの創造性を育めた」(不知火美術館・図書館統括マネジャー瀬川優希




「廃棄物は身近な存在であるが、生活者にとっては一番遠くにある社会課題なんです。」中特グループ様と初めてZOOMでお会いした時にお聞きした言葉でした。なにか根底で、私達の取組とも繋がっているように感じたのを覚えています。

不知火美術館・図書館は、昨年4月にリニューアルを迎え、コンセプトを新しく「誰もが創造性を育み、発揮する美術館・図書館」とし、だれにも開かれた美術館・図書館づくりを目指しています。本展示は「TOUCH OURLIVES」をタイトルに、COIL Upcycle Art Contestの作品を含めた5組による合同展です。

個々のアーティスト作品は、アーティスト自身の生活と隣り合わせ、私達の経験や日常と繋がる展覧会となりました。また、COIL Upcycle Art Contestの作品の一部は、子供たちが触って遊べる展覧会とし、こども達は好奇心と恐れを合わせもった表情で、アートに触れていました。山口県で募集された廃棄物による作品が語り掛けてくることは、宇城市の身近な問題でもある。宇城市に住むこども達が手でふれたアートは、私達の生活に身近なことであり、世界の身近な存在でもあると感じてくれたら嬉しく思っています。


企画展概要



COIL Upcycle Art Contest 企画展
『COIL Upcycle Art Contest 2021-2022ーー見て・触れて・聴くと、新たな価値が見えてくる展』


会場:宇城市不知火美術館展示室(熊本県宇城市不知火町高良2352)
会期:2023年2月21日(火)~3月12日(日)
監修:橋本季和子(クリエイティブディレクター/デザイナー)
主催:株式会社中特ホールディングス
後援:環境省、山口県、周南市、山口大学、周南公立大学、山口県教育委員会、周南市教育委員会



COIL Upcycle Art Contestについて



山口県周南市にある中特グループは、サーキュラーエコノミーへの取り組みの第一弾としてアートを起点として廃棄物の価値の新たな可能性を探る公募展プロジェクト「COIL Upcycle Art Contest」を立ち上げました。

2021年の第1回から2年で全国のクリエイター総勢250名を巻き込み、社会の新たな方向性についての議論のきっかけとなるような未来への可能性溢れる作品コンセプトが沢山世に生み出されました。今後はクリエイターとのコラボレーションプロジェクトにより、ものの新たな価値概念についてより積極的に社会に発信していけたらと思っています。
-総合プロデュース・ディレクション|橋本 季和子
https://www.instagram.com/coil_upcycle_art/
<廃棄物アート作品が生み出されたコンテストの過去の様子はこちら>
第1回目:https://www.chutoku-g.co.jp/pressroom/news/27241
第2回目:https://www.chutoku-g.co.jp/pressroom/news/28862


公募審査員の紹介

中野 良寿| 現代美術家/山口大学教授/N3ART Lab 代表
渡邉 朋也| 山口情報芸術センター[YCAM] アーキビスト/ドキュメントコーディネーター
高田 隆| 周南公立大学 学長
しばた みなみ|アーティスト/ORINASU スクラップでビルド


主催者(中特グループ)について

株式会社中特ホールディングスを中核会社とする6社から組織される中特グループは、山口県を拠点に一般廃棄物収集運搬、産業廃棄物処理、リサイクル、下水道メンテナンス等の事業をおこなっています。「私たちは生活環境革命で人々を幸せにします」の企業理念の下、地域密着型企業として地域のお困りごとにお答えし「社会の役に立てば立つほど会社は発展する、会社が発展すればするほど社会の役に立つ」の考えからSDGs・CSR活動にも力を入れています。
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株式会社中特ホールディングス|山口県周南市久米3034-1 http://www.chutoku-g.co.jp/

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提供元:PRTIMES

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