2023/04/24

送迎用バスの置き去り防止システムを発表

アルパインマーケティング 株式会社 

乗降時確認と自動検知システムで、車内の異常をWeb/メールでお知らせ


2023年4月24日アルパインマーケティング株式会社電子部品、カーエレクトロニクス関連製品の開発・製造・販売を行うアルプスアルパイン株式会社(東京都大田区、栗山 年弘社長)の国内マーケティング部門であるアルパインマーケティング株式会社(東京都大田区、石田 宗樹社長)は、幼稚園や保育園の送迎バスでの園児置き去り事故防止を支援する「送迎用バスの置き去り防止システム」を発表。「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置性能認定」(国土交通省)を申請中で、認定の取得後、2023年7月より販売を開始いたします。
【企画の背景】近年、幼稚園・保育園の送迎用バスでの園児置き去り事故が相次いで発生。社会問題となるにおよび、2023年4月1日より「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置」の設置が義務化され、設置に対する補助金(一台あたり上限額 17万5,000円)の給付も開始されました。弊社では、こうした悲劇的な事故を繰り返さないために乗降時確認式の安全装置に加え、グループ会社であるアルプスアルパイン株式会社が有するセンサー技術を活用した置き去り防止安全装置を開発。乗降時の確認と合わせて人体を検知するセンサーにより、車内での園児置き去り防止を支援致します。
【送迎用バスの置き去り防止システム 主な特長】 <乗降時確認式安全装置>1.キースイッチ(イグニッションキー)をオフにすると、車内点検メッセージが流れてお知らせ。車内の点検モレを防止2.車内の点検後、本体の「たすけてボタン」を長押しすることで待機モードに設定。待機モードで「たすけてボタン」を押せば、救助を求めるメッセージを大音量で車外に発信3.運転席のスイッチで園児の乗降を周囲にアナウンス。危険が潜む乗降中も周囲に注意を発信

<自動検知システム機能>1. 人体を検知する「PCRセンサー」を採用。スイッチ等の操作が不要な安心仕様2. 人体検知センサーによりエンジン停止の15分後、車内で人体を検知した場合、非常事態をWeb/メールでお知らせ3. エンジン停止の15分後に異常検知がなくても、そこから15分間検知システムが連続作動4.人体検知センサーは、対象となる人が眠っている状態でも検知が可能5.GPSやGalileoなどのマルチGNSS(全球測位衛星システム)で測位した位置情報を無線通信し、クラウドサーバーへ提供する「GNSSトラッカー」を採用。確実で安定した車両データの送信を実現6.12V、24V電源に対応。小型から大型までの幅広い車種に対応



【価格】  オープン【販売に関する日程】●2023年4月:事前 受付け開始  ※補助金用見積り作成 随時受付け中●2023年7月:取付け開始
※国交省「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置性能認定」申請中【「コミュなび」(テクノクラフト社) との連携で総合的な安全管理を実現】本システムの販売に際しては、GPSやインターネットを利用したアプリケーションやASPサービス、各種コントロール端末の開発・製造・販売・サポートを行う株式会社テクノクラフト(新潟県新潟市、栂坂昌業社長)と協業。同社の幼稚園・保育園・こども園向けクラウドサービス「コミュなび」との連携で、異常発生時の画面お知らせや先生・保護者へのメール/アプリプッシュ通知を始めとした総合的な園児の安全管理を実現します。
 ■「コミュなび」と連携した運用イメージ(登園時)
1.「バスなび」添乗アプリを起動し、コース等を選び運行を開始する
2.各バス停にて園児を乗車させる際に「バスなび」添乗アプリの乗車リストから「乗車の点呼」をチェックする
3.園に戻ってきたら、園児を降車させる際に「バスなび」添乗アプリの乗車リストから「降車の点呼」をチェックする
4.「バスなび」添乗アプリの運行を終了する
5.エンジンを停止する
6.車内の見回り・清掃・消毒を行う
7.園内のパソコンにて「バスなび」管理画面の乗車リストを開き、乗降車にチェックが入っているかを確認する。異状がない場合は、今日の運行が問題なく終了したことを、保護者へ通知する(※設定で切替え可)
8.異常発生時は、園内の端末と指定の先生・保護者のスマートフォンに通知

■送迎用バスの置き去り防止システム 各製品の仕様


提供元:PRTIMES

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