太陽光発電によるCO2削減と荒廃農地の再生を目的としたソーラーシェアリング実証実験へのリユースパネルの提供
株式会社 浜田株式会社浜田(本社:大阪府高槻市真上町2丁目2番30号 代表取締役 濱田 篤介、以下、浜田)は、この度、日東工業株式会社(本社:愛知県長久手市、取締役社長 黒野 透)にて行う太陽光発電によるCO2削減と荒廃農地の活用につながる社会課題対応型のソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」の実証実験にリユースパネルを提供いたしました。
1.本実証の目的と概要
ソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」は静岡県掛川市平野区にある荒廃農地1,685平方メートル に太陽光発電設備を設置。太陽光リユースパネルを使用し発電した電力をデジタルグリッド株式会社の電力取引プラットフォームを活用して環境価値を取得し、CO2排出削減を行うとともに、耕作可
能な農地へと再生させることで、社会問題になっている荒廃農地の削減に貢献するものです。また、
掛川市が産地化計画を進めるオリーブについて、苗木約100本を観葉植物用として栽培することで地域の発展にも貢献できます。栽培は日東工業の社員が行い、少子高齢化が深刻化し労働力が懸念される地域社会を支えることにも貢献するものです。(日東工業(株)5月30日付プレスリリースより引用「太陽光発電によるCO2削減と荒廃農地を再生 ~リユースパネルを活用したソーラーシェアリングでオリーブを栽培~」)
2.リユースパネルの活用
浜田では、リパワリング工事や災害などで発生した使用済み太陽光パネルを回収し、リユースパネルとして国内外へ提供しております。提供するリユースパネルは1枚ずつ外観検査・性能検査を行うことで安心して活用して頂けます。今回、事業主である日東工業株式会社と調達・施工を担当したサンテレホン株式会社には、当社の性能検査基準を評価いただき、ソーラーシェアリング「サファLink -ファーム掛川-」に採用頂きました。
3.今後の展望
国内でのリユースパネル活用が進まない理由として、適切な性能検査がされていないまま販売されているものが多く存在しているため、採用しづらいという課題があります。当社のリユースパネルは出荷基準を設定し、基準値をクリアしたもののみ提供するため、ユーザーが安心して採用することができます。リユースパネルが再生可能エネルギーの普及促進の新たな選択肢になるよう今後も活動してきます。
<参照リンク>
日東工業株式会社
https://www.nito.co.jp/news/uploads/2023/e85078e37ba7ecc901e2a631dcb931dd.pdf
サンテレホン株式会社
https://www.suntel.co.jp/
<プレスリリースPDFリンク>
提供元:PRTIMES