2023/06/30

【開催報告】「食育推進全国大会」にて調理師学校発のお雑煮イベント実施

公益社団法人 全国調理師養成施設協会 

第1回Z-1のグランプリが決定!日本各地の雑煮に触れる2日間

公益社団法人 全国調理師養成施設協会(会長:服部幸應、所在地:東京都渋谷区) は、6月24日・25日に「第18回食育推進全国大会inとやま」(主催:農林水産省、富山県)に出展し、オリジナル雑煮コンテスト「第1回Z-1グランプリ」の最終審査をはじめ、一般の方に雑煮に親しんでいただく企画を実施しました。 当協会は、来年も引き続き、雑煮の食文化継承事業を展開していく予定です。


■第1回Z-1グランプリ
最終審査(24日)・投票結果発表(25日)
全国の小・中学、高校生から応募のあったオリジナル雑煮レシピ1,077作品から、最終審査に残った2作品を調理師学校が調理し、500セット限定で来場者に販売しました。購入者による食べ比べ・投票により、石川県の北本美咲さんの作品がグランプリに決定しました。
グランプリ及び準グランプリ受賞者には賞状と副賞が送られます。

グランプリ
「加賀丸いもと餅もっち」
考案:北本 美咲さん(小松大谷高等学校3年生※応募当時)
推薦:石川県調理師専門学校

準グランプリ
「春を告げるあおさのお雑煮」
考案:野田 知花さん(伊勢市立小俣中学校2年生※応募当時)
推薦:伊勢調理製菓専門学校

来場者に2種類セットを100円で販売。
用意した500セットが2時間足らずで完売しました。

雑煮を食べ比べた購入者に、気に入った雑煮の箱に箸で投票していただきました。

■日本列島お雑煮あれこれ(24日・25日) 
調理師学校が調理した、地域色豊かな4県(栃木県・富山県・奈良県・長崎県)の雑煮(各県200食)を販売しました(25日)。
また、全国の雑煮のレシピを記載した「お雑煮紹介パネル」、地域ごとの雑煮の特徴・傾向を日本地図上に分布した「お雑煮マップ」を展示しました。

異なる地域の雑煮を同時に購入することで、比較して食べることもできました。

「お雑煮紹介パネル」の展示と雑煮を買い求める人の行列。
パネルには46都道府県の雑煮写真、レシピ、一口メモを掲載。

「お雑煮マップ」の展示。
地域ごとの餅の形状や汁の味付けの違いなどを紹介。


「第18回食育推進全国大会inとやま」出展概要


・会場:
第18回食育推進全国大会会場 全調協ブース内
富山産業展示館(テクノホール)(富山県富山市友杉1682)
・内容:
第1回Z-1グランプリ最終審査(24日)、投票結果発表(25日)
日本列島お雑煮あれこれパネル展示(両日)、4種の雑煮販売(25日)
・テーマ:
「日本のハレの日の食文化『お雑煮』を知ろう、食べよう、楽しもう!」
・調理・協力校:
富山県立雄峰高等学校、富山調理製菓専門学校、石川県調理師専門学校、高岡龍谷高等学校


第1回Z-1グランプリ概要



・Z-1グランプリ公式ページ:
https://www.jatcc.or.jp/works/education/z-1/
・会期:
2022年12月~2023年6月
・テーマ:
「いつでも食べたい、地元食材で私のオリジナル雑煮!」
・参加対象:
全国の小・中学生、高校生※個人、グループどちらでも可
・応募総数:
1,077点
・主催:
公益社団法人 全国調理師養成施設協会
・後援:
文部科学省、農林水産省、一般社団法人食文化ルネサンス
・協賛:
株式会社和泉利器製作所 堺刀司、貝印株式会社、鈴廣かまぼこ株式会社、全国漁業協同組合連合会、全国餅工業協同組合、伯方塩業株式会社、ヒガシマル醤油株式会社

【全調協の雑煮継承事業の今後】


当協会は、食のプロであり、食文化継承の役割を担う調理師を育成する団体として、広く一般の方に向けて、食育活動の一環である、雑煮の食文化継承事業を今後も展開していきます。次回は、来年に大阪府で開催される「第19回食育推進全国大会」(主催:農林水産省、大阪府)に出展する予定です。
・開催日:2023年6月1日(土)、2日(日)
・会 場:ATCホール(大阪府大阪市)(予定)     

■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?
1973年(昭和48)設立。全国206校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は教材の出版、「調理技術教育学会」、「グルメピック」の運営等。食育教室の開催や食育インストラクター制度の創設など、食育事業も積極的に推進している。


提供元:PRTIMES

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