2023/07/08

江戸切子ショールーム 新作展受賞作品展示のおしらせ 最高賞受賞を含む4作品を12月まで

江戸切子 協同組合 

江戸切子協同組合は、本年開催した「第35回江戸切子新作展」の受賞作から、最高賞を含む受賞4作品をショールームで展示披露致します。この前期展示は、12月までを予定。

◇本リリースの要点 ・概要 6月にオープンした新しい公式ショップでの作品披露の開始。 ・背景 年に一度「江戸切子」の職人たちが腕を競い合うコンテスト受賞作の披露。 ・特色 若手職人を中心とした、技巧の向上と新たな表現を支援。 ・展望 コロナ禍後の課題と江戸切子の認知・振興に邁進。



◇概要…6月に開店した江戸切子ショールームで作品展示
江戸切子協同組合(江東区大島。代表理事:篠崎英明)は、江戸切子ショールームを江東区大島に6月8日開店しております。日本の伝統工芸士22名全員の作品をはじめとして、組合協同事業の製品や各工房の委託商品等、約400点の江戸切子が一堂に会する公式ショップです。
この度、専用の作品展示ケースを追加設置し、コンテスト受賞作の江戸切子作品を展示披露を開始いたしましたのでお知らせします。


◇背景…職人たちが技と表現を競い合う舞台「新作展」。
江戸切子新作展は、各種製品・加工を通じ日々技巧を積み重ねている職人たちが、研鑽を積んだ技量を発揮し自らのテーマで表現したガラス工芸作品で競い合う、年に一度の舞台です。
外部の有識者を交えた審査を行い、作品の展示・披露も行うコンテストで、1989年(平成元年)以来本年で35回目を数えています。

第35回新作展の受賞作は下記の通り。
本年は、40代以下若手職人たちが多く入賞いたしました。
また、ミツワ硝子工芸(埼玉県草加市)所属の職人による最高賞連続受賞は、今回で6年連続となりました。
以下の写真は、春の新作展イベント時。



第1位 経済産業省 製造産業局長賞
「火炎」
渡部 聖也(ミツワ硝子工芸)


第2位 経済産業省 関東経済産業局長賞
「無垢な癒し」
佐々木 瑠菜(ミツワ硝子工芸)





第3位 東京都知事賞
「巣城」
島田 佳学(鍋谷グラス工芸社)



江東区長賞
「花鳥大鉢」
細小路 圭(ミツワ硝子工芸)


東京都産業労働局長賞
「RINKA」
坂本 優輝(堀口切子)


江東区議会議長賞
「重力の井戸~銀河~」
石原 圭悟(東亜硝子工芸)



グラスウェアータイムス社 奨励賞
「蝴蝶家紋飾皿-相saga-」
根本 幸昇(根本硝子工芸)


特別賞 東急プラザ銀座賞
「花束を君に」
青山 弥生(清水硝子)


特別賞 藤巻百貨店賞(WEB投票1位)
「Blizzard」
浅野 真吾(ミツワ硝子工芸)


※印の4点が前期展示作品…1位渡部・3位島田・6位石原・特別賞浅野

◇特色…職人たちに披露の場を作り意欲高揚にも
今回設置した作品展示ケースは4台。受賞作等の計8作品を前・後期に分けて展示致します。
12月(予定)までの前期展示では、第1位「経済産業省製造産業局長賞」受賞作「火炎」(渡部 聖也作)を含む4作品。
個人名を記し精魂を込めた作品たちの精華である新作展の受賞作を一定期間常設展示し、各種商品と共に様々な方に併せてご高覧頂くことで、特に若手の職人たちの意欲向上に繋げる事も意図しています。

◇展望…withコロナの時代の伝統工芸の模索
新型コロナウイルス感染症による影響は、販路や流通形態の変動やベテラン職人が引退・廃業を選び職人・工房数の減少が起きる等、江戸切子にも大きく影を落しています。
現在の環境や需要に合わせたものづくりも行う伝統的工芸品産業として、主要産地である江東区大島での事務所・ショールーム開設を起点として産地連携を指向しつつ、次世代を担う若手職人の育成を基礎に置いた江戸切子の認知向上と産業振興に努力してまいります。

以上

☆江戸切子協同組合ショールーム概要

住所
〒136-0072 東京都江東区大島2丁目40番5号 1階
営業時間
午前10時から午後6時
定休日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
電話番号
03-3684-6321
交通
都営新宿線 西大島駅 A2出口より徒歩3分
※駐車場はございません

[本リリースに関するお問い合わせ先]
江戸切子協同組合
TEL 03-3681-0961
HP https://www.edokiriko.or.jp/

提供元:PRTIMES

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