2023/07/29

日本財団「子ども第三の居場所」に通う福岡と大分の子どもたちが世界水泳の裏側に潜入※

「子ども第三の居場所」プロジェクト事務局 

子どもたちの「体験格差」解消へ※(株)NIKON主催ワークショップ

 日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)は、子どもたちが放課後に安心して過ごせる居場所を提供し、生き抜く力を育むことを目的とした「子ども第三の居場所」の設置・支援事業を行っております。今回、福岡県で開催され(株)ニコンが協賛している「第20回 世界水泳選手権 in福岡」において、同社が企画する「バックステージツアー&ワークショップ」に「子ども第三の居場所」に通う子どもたちが参加いたしました。





現在、家庭での経済的困窮や共働きにより時間的余裕が無いなどのさまざまな事情で、旅行をする、自然に触れるなど、「体験」をすることが難しい子どもたちが増え、「機会の損失」「体験格差」の拡大が問題視されています。
 プログラムの一つである「バックステージツアー」では、プールで練習する選手たちを間近で見て、大会メダルに触れたり表彰台に上る経験をしました。また、世界大会の舞台裏で活躍するプロカメラマンや機器の整備士など、普段は見ることのできないリアルな現場の光景に興味津々の子どもたちでした。また、日本のカメラ業界をけん引して来たNIKONならではのプロカメラマンの世界を体験するプログラムでは、プロが使用する最先端の機材を使い、実際に代表選手の練習風景を撮影しました。そして自分だけのオリジナルカメラをつくるワークショップでは、会場から得た刺激を創作活動に生かしていました。今回、プログラムを主催するNIKON様のご協力もあり、様々な体験を通し子どもたちは「プロのカメラマンになった気分」と話し、将来への選択肢が広がる機会となりました。

参加した「子ども第三の居場所」拠点の詳細


7月25日(火)参加拠点
団体名:社会福祉法人 清浄園
拠点名:子ども第三の居場所 日田ひなた拠点
場所 :大分県日田市

7月26日(水)参加拠点
団体名:社会福祉法人 グリーンコープ
拠点名:水巻こどものおうち
場所 :福岡県遠賀郡水巻町

プログラム詳細



1.「バックステージツアー」※25日/26日共通
World Aquaticsに協賛しているニコンだからこそ提供できるバックステージツアーを子どもたちを対象に開催いたしました。
選手が使用する表彰台やインタビューゾーン、ニコンがプロフォトグラファー向けに提供するサービス施設など世界最高峰の大会の舞台裏を見学できる機会を提供しました。

2.「カメラを作ろうワークショップ」※25日のみ
NIKONのカメラデザイナーと一緒に、カメラの仕組みやデザインを学び、世界に一台だけのカメラを作りました。

3.「顕微鏡とプロカメラマンの世界」※26日のみ
ニコンの実体顕微鏡を使って身近なものを見てみたり、プロカメラマンと一緒に水球選手の練習風景を撮影しカメラマンの世界を体験しました。






「子ども第三の居場所」とは




「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に169ヶ所設置されています。(2023年5月末時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

提供元:PRTIMES

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード