2023/08/03

サンデン・リテールシステム株式会社 小・中規模店舗のHACCP対応を強力に支援 クラウドベースの温度監視サービス「ON-Reco」の販売を開始

サンデン・リテールシステム 株式会社 


サンデン・リテールシステム株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:森益哉、以下サンデンRS)はスーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストアなど、小・中規模店舗のHACCP対応を視野に入れ、クラウドベースの温度監視サービス「ON-Reco」(オンレコ)の販売を8月7日から開始します。


冷凍食品の需要拡大で、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなど小・中規模店舗における冷凍・冷蔵ショーケースの急増に伴い、冷凍・冷蔵ショーケースの適切な温度管理を目的とした「ON-Reco」の開発を進めてきました。仙台空港の一部店舗にて「ON-Reco」を活用したショーケースの実証実験を実施、8月から本格的に稼働を開始します。


今回発売する「ON-Reco」は、店舗の冷凍・冷蔵庫、ショーケースなどに温度センサーを取りつけ、あらかじめ設定した温度の正常域を逸脱すると、登録したアドレスに警報通知が送られる仕組みです。計測データはクラウドで一元管理され、警報履歴、温度グラフ、センサーの配置場所がPCやタブレットなど遠隔でも確認が可能となり、省人化を実現します。



サンデンRSは、これまでも食品工場や食品倉庫などの大規模施設に対応可能な温度監視サービス「e-mesh moderno」を販売していますが、小・中規模店舗への温度監視サービスの導入の必要性が高まったことから、今回発売する「ON-Reco」を開発しました。


「ON-Reco」は、温度センサーを20台まで増設することが可能で、複数の冷凍・冷蔵庫、ショーケースの温度データを一覧表示することができます。バッテリーを内蔵した無線温度センサーは小型で軽量のため、設置が容易であるだけでなく敷設工事が不要なことから省コスト化も実現、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストアをはじめ、様々な施設での温度管理に活用が可能です。


さらに、温度センサーの無線通信には、高性能の「Bluetooth(R)LE5.0ロングレンジ」を採用することで、有線接続に匹敵する信頼性の実現および消費電力の低減、センサーのバッテリー交換頻度の低減を実現しました。


サンデン・リテールシステム株式会社は、これからも人・商品・環境を繋ぐ会社として、消費者ならびに管理者双方の課題解決に取り組み、食の安心・安全による便利で豊かな生活の実現に向け、技術やサービスを提供していきます。


<HACCP完全義務化について>
2021年6月から、原則としてすべての食品等事業者(食品の製造、加工、調理、販売等)はHACCPに沿った衛生管理が完全義務化されました。食品事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法であるHACCPの遵守の重要な要素として「温度管理」が挙げられます。
厚生労働省URL:
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/haccp/index.html


※「Bluetooth(R) LOW Energy」はBluetooth SIG,Inc.USAの商標または登録商標です。


<「ON-Reco」の特長>

多くのロケーションに対応
小型で軽量のため設置場所を選ばず、さまざまなロケーションに対応。
強力マグネットにより取り付けも容易なため、飲食店にも対応可能。

クラウドの有効活用でデータの可視化を実現/警報通知
1. 警報履歴、温度グラフ、定期レポート (日次、逐次、月次を自由に設定)、センサー配置場所などを可視化。
2. 通常10分毎に温度データをサンプリングし、異常が発生した場合は警報通知を送信。
3. センサー毎に温度の正常値の範囲を設定可能。
4. 警報停止時間帯の設定が可能(除霜時、メンテナンス時など)

高性能無線センサー通信
基本的にセンサーはショーケース1台につき1個の設置が必要。
「Bluetooth(R)LE5.0ロングレンジ」を採用することで、有線接続に匹敵する「信頼性の実現」および「消費電力の低減」「バッテリー交換頻度の低減」を実現。
さらに通信距離も200m(障害物がない状況)まで可能。

多点温度モニター
1ルーターにつき最大20台のセンサーの増設が可能。
複数のルーターの同時運用も可能。冷凍・冷蔵庫、ショーケースの温度データを一覧表示で一括管理が可能。

省コストを実現
バッテリー内蔵の無線センサーを搭載することで、敷設工事が不要となり、省コストを実現。

省人化に貢献
10分ごとに測定した温度データは自動的にクラウドに蓄積、PCやタブレットでの遠隔管理が可能。
作業の効率化、作業時間の短縮に貢献。



<「ON-Reco」製品概要>



提供元:PRTIMES

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