2023/08/25

レンタルオフィスの利用目的は?士業取得やネイルサロンなどの使い方も!

株式会社 K-FIRST 



あなたはレンタルオフィスと聞くとどのような使い方をイメージしますか。コロナ禍でなじみ深くなったリモートワークやオフィス分散のための使い方はもちろんですが、レンタルオフィスをビジネスのメイン拠点として活用し、オフィスとしての使い方はもちろん、士業やネイルサロン開業等のさまざまな用途で活用している方がいらっしゃいます。そこでレンタルオフィスの利用目的ときっかけについてアンケート調査してみました。回答者のさまざまな経験とアイデアがレンタルオフィス活用の幅を広げるヒントとなれば幸いです。

レンタルオフィスの利用率
今回のアンケートは全国にお勤めの方を対象に行い、日本の2大都市である東京・大阪におけるアンケート結果にも詳しく着目して解説していきます。

アンケートでははじめに、レンタルオフィスを利用しているかを尋ねました。

今回のアンケートの結果では全国におけるレンタルオフィス利用率は39.3%(はい20.9%・していた18.4%の合計)で、約4割の方がレンタルオフィスを利用した経験があることが分かりました。半数弱の利用経験があるということで、私たちにとってレンタルオフィスが親しみのあるものだと言えるでしょう。

また、東京のレンタルオフィス利用率は57.1%(はい34.9%・していた22.2%)、大阪の利用率は40.7%(はい18.8%・していた21.9%)でした。ビジネスエリアが集中している東京・大阪の方が全国より高い利用率でした。

レンタルオフィスの利用目的
アンケートでは次に、レンタルオフィスの利用目的を尋ねてみました。全国・東京・大阪を比較しながら見ていきましょう。

全国の傾向:リモートワーク・会議室から開業拠点としての利用まで
全国のトップ3を見ていきましょう。

・第1位「リモートワークの業務スペースとして(42.0%)」
・第2位「会議室として(20.3%)」
・第3位「サテライトオフィスとして(13.0%)」

リモートワークの業務スペースとしての利用は全国・東京・大阪共通して最も多い利用目的でした。その他は地域により異なった傾向を見せていました。

全国では、オフィスとしての利用に加えて士業取得やネイルサロン等の店舗開業にレンタルオフィスが使われているケースが見られました。

(Re:ZONEのスモールオフィスは定期借家契約のため、住所利用はもちろん、各種免許取得や金融機関の融資を受ける上でも安心です。)

東京の傾向:メインオフィスや起業のための利用が多め
東京のトップ3を見ていきましょう。

・第1位「リモートワークの業務スペースとして(45.2%)」
・第2位「会議室として」・「メインオフィスとして」(各16.1%)
・第3位「起業のため(12.9%)」

リモートワーク・会議室の利用に加え、ビジネスの中心拠点として、メインオフィスとしての利用や起業のための利用が多い傾向にありました。

オフィスを開くのに高額なコストがかかる東京都市部において、リーズナブルな料金・良い立地でオフィスを持つことができるレンタルオフィスのメリットが活かされた使い方と言えるのではないでしょうか。

大阪の傾向:リモートワーク・サテライトオフィスに加え士業取得にも活用
大阪のトップ3を見ていきましょう。

・第1位「リモートワークの業務スペースとして(50.0%)」
・第2位「サテライトオフィスとして(16.7%)」
・第3位「会議室として」・「起業のため」・「オフィス増床のため」・「士業取得のため」(各8.3%)

大阪で特徴的だったのは、起業・オフィス増床等のビジネススタート・拡大にレンタルオフィスが使われる傾向にあったことと、士業取得のための利用が多かったことです。

(大阪はRe:ZONEが中心的にレンタルオフィスを展開している都市です。Re:ZONE入居者の5人に1人が士業という実績があり、アンケート結果で士業取得を目的とした利用が多かったのもうなずけます。)

レンタルオフィスを利用しようと思ったきっかけ
次に、レンタルオフィスを利用しようと思ったきっかけを尋ねてみました。全国・東京・大阪を比較しながら見ていきましょう。

全国の傾向:設備・立地・料金が3大要素
全国のトップ3を見ていきましょう。

・第1位「設備が整っていたため(30.4%)」
・第2位「立地がよかった(29.1%)」
・第3位「利用料金がお手頃だった(25.3%)」

全国では上記3つの割合が多く、そのほかのきっかけは約1割以下でした。

最も重要視されたのはレンタルオフィス内の設備の充実度です。
レンタルオフィスは内装・オフィス家具・空調・インターネット回線等の準備が整った状態で利用することができ、初期費用や環境整備の手間を削減しながら、すぐに整った快適な作業環境を利用することができる点が人気です。

設備の充実とほぼ同じ割合で重要視されたのは立地の良さでした。毎日使うオフィスであるからこそ、主要駅からのアクセスの良さや周囲のコンビニ・飲食店等の店舗の充実度、銀行・郵便局・役所に近い立地、治安の良い静かな環境であること等、立地条件には日々の業務を快適にするさまざまな要素があります。
さらに、取引先や出張して来る社員等がオフィスに来る際にアクセスしやすく場所がわかりやすいことを重視する場合もあるようです。

設備や立地条件の希望に沿った上で利用料金のお手頃さも非常に大切です。月々の利用料金のお手頃さはもちろんですが、希望の部屋の広さや立地条件でオフィスを用意したい時、自社物件を持つことと比較してレンタルオフィスの方がコストパフォーマンスよく実現できることも多くあるようです。

また、利用目的のところでレンタルオフィスの住所利用ができることについて話題に出ましたが、「法人登記が可能なため(2.5%)」という点がきっかけになったという意見もありました。

東京の傾向:設備を最重要視・次に料金
東京のトップ3を見ていきましょう。

・第1位「設備が整っていた(40.5%)」
・第2位「利用料金がお手頃だった(24.3%)」
・第3位「立地がよかった(18.9%)」

東京では「設備が整っていた」という意見が全国値に比べて10%程度多く、オフィス本体の充実度を重視する傾向が顕著でした。
続いて利用料金・立地良さの順でレンタルオフィス利用のきっかけとなっていました。

大阪の傾向:立地を最重要視・次に料金
大阪のトップ3を見ていきましょう。

・第1位「立地がよかった(38.5%)」
・第2位「利用料金がお手頃だった(23.1%)」
・第3位「設備が整っていた」・「部屋サイズが適当だった」(各15.4%)

大阪では「立地がよかった」という意見が全国値に比べて20%程度多く、オフィスの立地条件を重視する傾向が顕著でした。
続いて利用料金・設備・部屋サイズの順でレンタルオフィス利用のきっかけとなっていました。

レンタルオフィスを利用してよかったと思う人が多数
さまざまな利用目的ときっかけでレンタルオフィスが利用されていることがわかりましたが、実際にレンタルオフィスを利用してみた感想を掘り下げていきましょう。

アンケートでは、レンタルオフィスを利用してよかったと思うかを尋ねました。

今回のアンケートの結果では、レンタルオフィスを利用してよかったと思うと答えた方は全国52.5%・東京59.5%・大阪46.2%で、およそ半数以上は満足しているという結果になりました。

また、普通と答えた方(全国42.5%・東京35.1%・大阪53.8%)と合わせて、レンタルオフィスの利用におおむね満足している方がどの地域でも9割を大きく上回る(全国95.0%・東京94.6%・大阪100%)という結果になりました。

中でも特徴的だったのは、大阪においてはレンタルオフィスを利用したがよくなかったと答えた方が0%だったということでした。

レンタルオフィスを利用してよかった・よくなかった理由
アンケートではレンタルオフィスを実際に利用してよかった・よくなかった理由を具体的に尋ねてみました。回答者の意見を抜粋してご紹介します。

■回答者の意見
【レンタルオフィスを利用してよかった理由】
オフィス増床のための利用でしたので、デスクや椅子、インターネット接続、電話などの基本的な設備やサービスが備わっていて、必要な設備を別途調達する手間を省くことができたことが良かった点です。(40代・会社員)

希望するエリアで、必要だった時期に必要な期間だけ使用できたのでとても助かったからです。(40代・会社員)

利便性が良く、売り上げが上がっているから。(40代・会社員)

良かった点としてはオフィス家具や内装が完備され、立地条件が良い上に初期費用が安く、色々なオプションサービスがあること。またさまざまなオフィスのサイズがあるので使い勝手のいいレンタルオフィスが多いことです。(40代・会社員)

月額利用料のみで予め設置されているOA機器を自由に利用できた点が良かったです。すぐに業務を開始でき、サテライトオフィスの運用にも手間取りませんでした。(30代・会社員)

入居者同士のつながりができ、情報交換や新しい仕事につながりました。(40代・会社経営)


【レンタルオフィスを利用してよくなかった理由】
普段利用しているオフィスの方が自宅からの通勤が楽だったから。(20代・会社員)

便利は便利だがやはり高かった。(60代以上・会社経営)

本来の職場とは異なり勝手が違うため、慣れるのに時間がかかり、慣れる頃に終わったためです。(30代・人事採用)


よかった点として多かった意見は、オフィス家具等の設備が整い、手間や費用をかけずにすぐ使えるという点でした。また、立地や期間等の希望に合わせて柔軟に対応できるという意見も多く見受けられました。

よくなかった点は立地条件・費用条件が合わない状態で利用した場合の不満がほとんどでした。

レンタルオフィスを上手に活用するには、希望する条件と許容範囲を明確にして、幅広いレンタルオフィスの選択肢からできるだけ条件に合うオフィスを選ぶとよいといえるでしょう。近年はレンタルオフィスが増え、立地もサービスも多様で充実してきています。きっとあなたのニーズに合うレンタルオフィスが見つかるはずです。


【立地条件の良い物件が豊富!設備充実のRe:ZONEのスモールオフィス・おすすめ物件】
◆Re:ZONE 京橋01 (大阪市都島区・2023年8月下旬OPEN予定)
 https://rezone.co.jp/office/kyobashi01/

◆Re:ZONE 淀屋橋01 (大阪市中央区・2023年7月下旬OPEN予定)
 https://rezone.co.jp/office/yodoyabashi01/

◆Re:ZONE 本町01 (大阪市西区)
 https://rezone.co.jp/office/hommachi01/

◆Re:ZONE 梅田01 (大阪市北区)
 https://rezone.co.jp/office/umeda01/

◆Re:ZONE 東三国01 (大阪市淀川区)
 https://rezone.co.jp/office/higashimikuni01/


調査結果を受けてのまとめ
今回はアンケート結果をもとに、レンタルオフィスの利用目的ときっかけについてお話しました。

リモートワークやオフィス分散等、コロナ禍ならではの利用が多いイメージのあるレンタルオフィスですが、それだけでなく、オフィス家具設置済等、すぐ使える作業環境の整ったオフィスをコストパフォーマンスよく追加できる選択肢としてさまざまな用途に活用されていることがわかりました。特に、住所利用・法人登記可能なオフィスの活用や、士業取得・店舗への活用等、多岐にわたる用途が見受けられました。

実際に使ってみた方の満足度は高く、約半数以上の方が使って良かったと答え、おおむね満足している方は9割以上でした。

すぐに使える作業環境が低コストで利用できるレンタルオフィス。あなたもレンタルオフィスを活用して日々の業務をもっと快適に、そしてビジネスをより発展させてみませんか。



【調査概要】
調査対象:レンタルオフィスユーザー調査
回答数:200サンプル
回答期間:2023年7月18日から7月24日までの7日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ
調査機関:自社調査


■会社概要
社名 :株式会社 K-FIRST (ケーファースト)
所在地 : 〒541-0043
大阪市中央区高麗橋2-3-15-1F
(北浜事業所)
代表者 :代表取締役 田中 健司
資本金 :2,000万円
設立 :平成26年1月6日
事業内容:ビル管理業
RE:ZONE事業
運営サービス「Re:ZONE」(https://rezone.co.jp/

提供元:PRTIMES

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