2023/09/02

武蔵野美術大学と滋賀県長浜市が余呉湖をフィールドとしたサーキュラーデザイン×ナラティブデザインのプロジェクトを実施

学校法人 武蔵野美術大学 

武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市/学長:樺山祐和 以下、本学)と滋賀県長浜市(市長:浅見宣義)は、地域連携に関する協定に基づき、サーキュラーデザイン×ナラティブデザインのプロジェクトを実施します。



プロジェクト概要


蛇口を捻ると水はどこからともなく流れてきて、どこかへ流れていきます。このような身の回りにある「当たり前」は私たちの生活を便利にしていきますが、その反面、何かが失われていく感覚もあります。このプロジェクトでは、そのような「当たり前」の前後がどうなっているのかを可視化し、元来人間が持っていた感覚を取り戻しながら、日々の生活に活用できるように落とし込んでいくことを目標としています。今回フィールドとなる余呉湖のほとりでは、SDGsやサステナビリティ、サーキュラーエコノミーなど、昨今頻繁に聞かれるようになったスタイル(生活様式)が遥か昔から実践されてきました。先人たちの教えを私たちの生活にどのように活かすことができるのかを、地域の文脈を汲み、知恵を学び、デザインを加えて実践し、地域に還元していくことをこのプロジェクトの目的としています。このプロジェクトでは、造形構想学部クリエイティブイノベーション学科(以下CI学科)の学生が、ナラティブリサーチ、サーキュラーデザイン、プロトタイピングを7週間かけて行い、関係者に対し成果を発表しネクストアクションを示すことを最終目標としています。

【本学学生が実践する社会課題解決】


CI学科は、美術・デザインを学ぶことで身につく力「創造的思考力」を持って、社会の中で実践的に学ぶことを目的として、2019年に開設し、2023年3月に第1期生を輩出いたしました。
CI学科の学生は、入学後2年間、本学鷹の台キャンパスで美術・デザインの基礎、フィールドリサーチ、イノベーションに関する歴史的背景を学びます。3年次からは、市ヶ谷キャンパスで、提携企業・自治体等と連携したプロジェクト型授業を通じて社会と共創していきます。
本プロジェクトを含め、企業や自治体等と連携し、持続可能な未来社会について、様々な分野の専門家と対話しながら、実社会における様々な課題に取り組んでいます。

本件に関するお問い合わせ先


武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス事務室
rcsc_staff@musabi.ac.jp

提供元:PRTIMES

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