2023/11/08

TRIBAWL株式会社が東京豊島区内の小学校と連携し、地域教育のICT化に向けて、AI資料動画※1を活用した実証実験をスタート

TRIBAWL 株式会社 

―“住み続けたい街” のビジョンをAIで手軽に平準化、地域教育にSDGsの考え方を取り入れ、次世代を担う人材の“地域への愛着”を育成し持続可能な未来社会へ―

東京都豊島区立椎名町小学校は今年度(令和5年度)、来年度(令和6年度)、豊島区教育委員会研究開発指定校の指定を受け、地域と連携し「ICTを活用した令和の日本型学校教育の研究」を実践しています。この研究授業内で使用したAI資料動画はTRIBAWL株式会社のソリューションによるものです。


2023年10月東京都豊島区椎名町小学校の3年生を対象に、地域学習のための資料動画を用いた研究授業行われました。研究授業の中では地域らしさをふんだんに盛り込んだAI資料動画を活用し、街を大切にする心を育む授業を実施、10月30日には教育連携を結んでいる秋田県能代市の渟城西小学校とICTを用いた連携授業内で地域の紹介を行いました。

■TRIBAWLのAI資料動画ソリューションを教育現場で実証実験(地域学習教材の平準化)
TRIBAWL株式会社はAI&ロボティクスのソリューションにより業務の質の向上や人手不足の解消に取り組む企業です。同社の企画構想により、「地域学習のための動画教材」の実証実験に取り組んでいます。
動画は現在学校で行われている地域の住人による出前授業の前後の事前学習や振り返り学習時に使用。例えば地域の教育に不慣れな非常勤の教員や新任の教員が地域学習を受け持った場合にもスムーズな授業運営が可能になることを狙いとしています。

実証実験場所:東京都豊島区内の小学校3校(南池袋小学校、駒込小学校、椎名町小学校)

 南池袋小学校
・雑司ヶ谷鬼子母神と地域
 https://online.ai-spokes.jp/view/mCiB40nsRdrd6VkvRJf90RhzFC3elvpc

南池袋小学校近隣にある国重要文化財雑司ヶ谷鬼子母神に伝わる郷土玩具「すすきみみずく」を毎年、小学4年生が製作体験をします。制作体験は、地域の方々の協力のもと行われます。


「すすきみみずく」製作体験の前後の事前学習と振り返り学習時に本実証実験教材を利用いただきました。

 駒込小学校
・ソメイヨシノ発祥の地としての地域学習
1,2年生
https://online.ai-spokes.jp/view/oMZGNk6Di69j7tcLSO1lrc7QjQbGU08t
3年生
https://online.ai-spokes.jp/view/Oprj9c2wGsWl3d70cfZMa8rSM1LsLR8D
4年生
https://online.ai-spokes.jp/view/QGsXIi6nx6LpT6tWxzkGh3iwlqcubXn9
5年生
https://online.ai-spokes.jp/view/IWfSvp4R3MFojV3j2kjjLEzchGFmieZK

本実証実験教材を使い事前学習を行う様子

事前学習後、地域の桜を調査に出かけました。 

 椎名町小学校
・漫画の聖地トキワ荘 トキワ荘の再建にかけた地域の想いと地域における価値

トキワ荘見学後、本実証実験教材を用いて振り返り学習を行う様子
(見学前の事前学習でも本実証実験教材は使用されました)

本実証実験教材を使ってのまとめ学習の様子

本プロジェクトの目的は“生活科“や“総合的な学習の時間“の授業内で行われる地域学習で、教師や地域の協力者の負担を軽減し、より円滑な地域学習を進めることにあります。
作成した動画による事前学習で児童の理解度を向上させることで、地域学習の場で発展的で有意義な学びの提供が期待されます。
その中で、今回の実証実験は教育現場の負担軽減や児童の理解度向上が期待できるだけでなく、作成した動画はURLへアクセスすることで視聴可能な為、教育内容を保護者に共有し理解していただくことも狙いのひとつです。

■小学校のSDGs教育の取り組みをサポート
豊島区内の小中学校ではSDGs教育を通じて、住み続けられる街づくりを担う次世代人材の育成に力を入れています。住んでいる地域の特徴を探究的に学ぶ地域学習はSDGs教育の中でも大きなウェイトを占めています。
今回実証実験にご協力いただいている3校の在る東京都豊島区は令和2年7月に「SDGs未来都市」に選定されています。加えて、先導的な取組が「自治体SDGsモデル事業」にも選定され、東京都で初のダブル選定となり、今後益々SDGsの取り組みが事業としての推進が期待されます。

■今後の展開
今回の実証実験は、地域教育現場に手軽に導入でき、授業運営側に一定の効果が認められました。※2 また児童からも楽しく円滑に学ぶことができたとの声を頂いております。この実証実験は現在も継続中です。
現在第二段として、多言語対応のプログラムを検討中。具体的には、外国人保護者へのサポートとして行政による学校進学案内やお知らせなどでの活用を計画しております。これにより、学校現場での地域教育としての活用だけでなく、外国人住民への行政サービスの円滑化が図れます。



※1 株式会社Bloom Actが提供する資料動画化サービスSPOKESで製作した
※2 TRIBAWL株式会社による実施後アンケート結果に基づく

提供元:PRTIMES

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