潍柴グループとドイツボッシュ、新エネ・技術革新戦略に関する将来計画で連携
濰柴鴻基科技 株式会社 中国山東省に本拠地を置くディーゼルエンジンの中国最大手メーカー濰柴グループ(ウェイチャイ)とドイツ・ボッシュグループは、2023年11月3日(金)に将来の技術革新に関する戦略的協力協定に署名いたしました。両社は、新エネルギー、高熱効率ディーゼルエンジン、スマートモビリティなどの分野で協力を深めていきます。また、世界的な研究開発リソースを調整し、より多くの主要となるコア技術を突破してグローバル的な難関問題を解決し、共同でグローバル産業の発展に新たに貢献してまいります。
11月2日午後、ドイツ・ボッシュグループのステファン・ハルトゥン取締役会長一行が濰柴グループを訪問、山東重工業グループ会長兼濰柴動力会長の譚旭光氏も同行し、会談を行いました。 ステファン・ハルトゥング氏は、両国はこれまでの協力で記録的な成果を上げており、より良い長期的な発展を達成するために、燃料電池などの新技術分野での協力をさらに拡大することを期待していると述べました。譚旭光氏によると、両国は技術進歩において緊密に交流し、中独企業協力のモデルを共同で構築してきていくといいます。濰柴グループは今後もボッシュとの全面的な戦略的協力を深め、両国の世界的な研究開発リソースを調整し、世界産業の発展を共同でリードすることを目指します。
濰柴とボッシュの協力は1999年に始まり、過去20年にわたり、両社は綿密な戦略的パートナーシップを確立してまいりました。内燃機関動力分野で緊密に協力し、豊富な実績を上げ、中国市場にコモンレールシステムの導入及び普及を順調に推進しています。中国の排出量が増加し続ける中、濰柴とボッシュは中国の内燃機関産業の継続的な進歩を見届けてきました。新エネルギー車の急速な発展に伴い、濰柴とボッシュは常に市場の需要に迅速に対処し、新エネルギー分野で包括的に展開させ、燃料電池の研究開発と工業化に全力で取り組んでおり、両者の戦略的協力の新たな章を開きました。
企業概要
濰柴グループは1946年に創立され、グローバルの連結従業員が約10万人、2021年の営業収入が3000億元を超えました。濰柴グループは中国を代表する、産業機器のグローバル企業であり、世界でも大きな影響力を持っております。濰柴グループはパワートレイン、商用車、農業機械、建設機械、スマート物流、マリン製品の六大事業を展開し、その子会社がヨーロッパ、北米、アジアに分布し、110以上の国と地域に製品を輸出しています。濰柴動力、ドイツのKION、イタリアのFERRETTIなど国内外の上場企業が8社、持株会社が10社を保有しています。
企業ホームページ:https://www.weichai.com
提供元:PRTIMES