2023/12/11

環境移送ベンチャーイノカ、茨城県・大洗フェリーターミナルで海洋教育イベント「海のエンジニアラボ~大洗の海をドローンで救え!~」を開催

株式会社 イノカ 

~大洗およびその周辺の小中学生・MOL小中学生アンバサダー・保護者を含めた約220名が参加。オープニングセレモニーで大洗町の國井豊町長を招き、大洗の海の未来を商船三井・イノカ・大洗町で守ることを宣言~

株式会社イノカ(社長:高倉 葉太、本社: 東京都文京区、以下「イノカ」)と株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「MOL」)は12月8日(金)~10日(日)、茨城県・大洗フェリーターミナルにおいて、海洋教育イベントを開催しました。 12月8日(金)に行われたオープニングセレモニーでは大洗町の國井豊町長を招き、「大洗の海の未来を商船三井とイノカ と大洗町で守っていく宣言」を行いました。



12月9日(土)~10日(日)には「海洋教育プログラム」を開催し、大洗およびその周辺の小中学生とMOL 小中学生アンバサダー(註1)107名と、その保護者を含めた約220名が参加しました。イノカの環境移送技術(R)を駆使して海を再現した水槽を見ながら、大洗の海の現状をクイズ形式で学習。海中調査で使用する水中ドローンを自分たちで組み立て操作を練習し、海を身近に感じながら海の環境について楽しく学びました。


茨城県大洗町は、MOLグループフェリー事業の「さんふらわあ」やクルーズ事業の「にっぽん丸」の寄港地であり、また、同社の人材コンサルティング事業では同町と覚書を締結し ( 註 2 ) 、人材不足の新たな担い手として連携しています。

本イベントは、大洗およびその周辺のイベントに参加した小中学生とその保護者の皆さまに、この「海洋教育プログ ラム」を通じて海の大切さを知るきっかけとしてもらいたいとの思いから開催したものです。このプログラムが持続的な取り組みとなるよう、大洗町・イノカ・商船三井で共同で進めてまいります。
当社はこれからも同町と共存・共栄を図り、地域産業の持続的発展に貢献しながら、大洗の海を守る活動を推進していきます。

(註 1) 2023 年 11 月 24 日「2023 年度「MOL 小中学生アンバサダー就任式」および「2100 年の未来の 船を創造 プレゼンテーション提案会」(https://www.mol.co.jp/info/article/2023/1124.html)を開催」参照。豊かな海を守ることの大切さや、海運業という仕事の魅 力などを学び、未来を創る同世代の仲間たちに伝える役割を担ってもらうため、14 名が活動中です。
(註 2) 2022 年 8 月 26 日「茨城県大洗町と外国人人材活用による地域産業の活性化に関する覚書を締結 | 商船三 井 (mol.co.jp) (https://www.mol.co.jp/pr/2022/22096.html)」参照。


【株式会社イノカについて】
イノカは「人と自然が共生する世界をつくる」ことをビジョンに掲げ、国内有数のサンゴ飼育技術を持つアクアリスト(水棲生物の飼育者)と、東京大学でAI研究を行っていたエンジニアがタッグを組み、2019年に創業したベンチャー企業です。

「海の見える化」をミッションに掲げ、自然を愛し、好奇心に基づいて飼育研究を行う人々の力と、IoT・AI技術を組み合わせることで、任意の生態系を水槽内に再現する『環境移送技術』の研究開発を推進しています。2022年2月には世界初となるサンゴの人工産卵実験に成功しました。

当社は、遺伝資源を含む海洋生物多様性の価値を持続可能にすることを目的として、「自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:以下「TNFD」)」の「TNFDデータカタリスト」にも参画しています。


提供元:PRTIMES

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