2023/12/21

【カーボンリサイクル大学 第3期修了】

一般社団法人 カーボンリサイクルファンド 

情熱を起点とした課題解決型思考を学び、各チームがプレゼン3カ月間で培った経験と繋がりをもとに実践へ

●カーボンリサイクル大学受講生が2023年12月12日にチームプレゼンを行い、第3期の全行程を修了
●チームプレゼンではカーボンリサイクルをテーマに「海を舞台にしたビジネス化」や「既存インフラを活用した家庭から行う循環モデル検討」など個性ある内容を発表

一般社団法人カーボンリサイクルファンド(CRF)では、2050年カーボンニュートラルを達成するために必要な人財育成に力を入れています。カーボンニュートラル達成には、技術開発人財の育成のみならず、新技術の社会実装を後押しする人の教育が必要と考えております。CRFでは、課題解決型思考の育成や仲間作りのやり方を学ぶ「カーボンリサイクル大学」を株式会社リバネスの協力を得て2021年度からスタートしました。
2023年度は、会員企業や関連団体から19名の若手が集まり、9月~12月までの約3ヵ月にわたり計4回のワークショップ形式の講座と議論を行い、12月12日の最終回にチームプレゼンを行いました。

 上図:チームプレゼンの様子、 下図:修了後集合写真及び修了書授与
前半のワークショップでは、CRF会員企業である(株)ユーグレナのバイオ燃料製造実証プラントの見学を行い、自らの目と耳でカーボンリサイクルの実際を学び、ベンチャー企業との交流や基礎的なレクチャーを通して、課題設定に必要な「思い」、周囲を巻き込む力を養いました。
後半のワークショップでは、4つのチームに分かれ、カーボンリサイクルを各チームでテーマを設定し、チーム内での議論と一次情報の取得を重ね、新たな仲間を得るために「特定エリアでの炭素循環モデル事業」、「既存インフラを活用した家庭から行う循環モデル検討」、「DACの未踏領域への適応検討」「海を舞台にしたビジネス化」と各チームで設定したテーマについてプレゼンテーションを行いました。チームプレゼンでは、会員企業の希望者にも聴講頂き、各チームの内容の濃さが注目を受けていました。
受講生には、当該講座で学んだこと及び業種横断の他企業との交流を活かして、職場等でも活かして頂けることを期待しています。

 左図:バイオ燃料実証プラント((株)ユーグレナ)の見学、 右図:ベンチャー企業からの講演
CRFでは、革新的なカーボンリサイクルに係る技術開発を後押しする研究助成活動(1千万円程度(平均助成額700万円/件)、2023年度は16件採択)のほか、会員企業や自治体・地元企業間の連携を検討する社会実装ワーキングの開催、CO2吸収源を包括したカーボンリサイクルバリューチェーンの構築のためのCO2吸収源検討会の開催等を展開してまいります。

■一般社団法人カーボンリサイクルファンド
https://carbon-recycling-fund.jp/

■関連トピック
・「若者の学び場、カーボンリサイクル大学第3期 開講」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000109531.html
・(一社)カーボンリサイクルファンド/2050年カーボンニュートラル達成に資する革新的アイデアを支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000109531.html

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提供元:PRTIMES

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