2024/01/12

第61回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール 消費者の「心に響いた」広告が決定!!

公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 

~116名の一般消費者審査員が選出した評価ポイントは「パーセプション・チェンジ(認識変容)」~

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会(理事長:川村和夫 明治ホールディングス株式会社 代表取締役社長 CEO、中央区銀座、略称JAA)は、「第61回JAA広告賞 消費者が選んだ広告コンクール」の入賞作品を発表しました。 最高賞であるJAA賞グランプリは全6部門から北海道新聞社、味の素、岡山トヨペット、ニッポン放送、相鉄ホールディングス、森永製菓の各社が、また経済産業大臣賞はニッポン放送が受賞した他、全61作品が入賞しました。



※「JAA賞グランプリ ラジオ広告部門」と「経済産業大臣賞」を受賞した「株式会社ニッポン放送/ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 白杖体験篇」は同一作品での受賞となります。

入賞作品について


当協会ウェブサイト(https://www.jaa.or.jp/)にて公表しています。

JAA賞グランプリ・経済産業大臣賞 受賞作品


■JAA賞グランプリ 新聞広告部門
株式会社北海道新聞社 #北海道をコブしたいプロジェクト 「昆布新聞」


【審査員コメント】
・北海道の昆布(本物)に言葉を印刷し、新聞を再現する印刷技術がスゴイ!
・昆布を広告にしたのが北海道らしく斬新でおもしろい。
・奇抜でびっくり。次回に期待。ホタテかな?興味が尽きない。
・食べ終わるまでが新聞。ユーモアがあり今までにない着眼点が大胆。

■JAA賞グランプリ 雑誌広告部門
味の素株式会社 ハンパ野菜の叫び


【審査員コメント】
・半端野菜の活用法(フードロス)に共感!
・ハンパ野菜の素敵な使い道。
・ビジュアルがきれいでとても見やすく分かりやすい。
・野菜の叫びが上手く伝わってきてつい見入ってしまう。
・表情のある野菜と中の料理方法もよい。

■JAA賞グランプリ テレビ広告部門
岡山トヨペット株式会社 横断歩道の恋?


【審査員コメント】
・「マナーじゃなくルールです」今回いちばん印象に残りました。
・交通ルールを面白い視点で教えてくれている。
・ドライバーの意識向上に役立つ大切なCM。
・全国で放映してほしい。
・意外なストーリー展開で印象に残った。

■JAA賞グランプリ ラジオ広告部門、経済産業大臣賞
株式会社ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン 白杖体験篇


【審査員コメント】
・このチャリティは知っていた。共感!
・音だけの特性が活かされているラジオだからこそ表現できる広告。
・視聴覚障害者の目線を疑似体験できる。
・「音の出る信号機」を贈る活動を初めて知った。皆に知ってほしい。
・CMではあるんだけど、目を閉じて聞き入ってしまいました。

■JAA賞グランプリ デジタル広告部門
相鉄ホールディングス株式会社 父と娘の風景 相鉄東急直通記念ムービー


【審査員コメント】
・父と娘の関係が車両を使って絶妙に表現されているのがステキ。
・音楽と映像のバランスが良すぎて泣きそうになった。
・時間の経過を上手く表現。
・アナログで制作したからこその表現が活かされた温かいCM。
・娘をもつ身として心に響く。

■JAA賞グランプリ 屋外・交通広告部門
森永製菓株式会社 ひっそり合格祈願


【審査員コメント】
・赤シートの効果をうまく使った受験生への応援メッセージがステキ。
・元気が出る!温かみがある!!励まされる!!!
・赤シートに着目がとってもユニーク。
・広告の受け手自ら広告創りに参加する参加型・体験型が素晴らしい。
・企業の取組みがわかりやすく伝わった。

審査講評(芳賀康浩審査員長)


今回は、コロナ禍による行動制限が解除されて初めてのコンクールでした。そこで気づいたのは、近年のマーケティングでの注目ワードにもなっている「パーセプション・チェンジ(認識変容)」を狙う作品が目立ったことです。3年に及ぶコロナ禍は私たちの生活を大きく変えました。その変化の一部は、これからコロナ前に戻るかもしれませんが、コロナ前に戻らないものもたくさんあります。リモートワークやリモート学習がなくなることはないでしょうし、おうち時間の大切さを忘れることもないでしょう。
こうした変化は必ずしも悪いことばかりではありません。むしろ、コロナ禍という未曾有の災禍を乗り越えて手に入れた新しい生活なのかもしれません。パーセプション・チェンジを訴える作品は、それぞれのアドバタイザーが考える、より良い生活の提案だとも言えるでしょう。企業やブランドのパーパスが問われる時代、どのような提案が出てくるのか、どのような提案が受け入れられるのかという観点で広告を見ていきたいと感じた今回のコンクールでした。

JAA広告賞とは


審査員に広告の関係者を含まず、広告の受け手である消費者が生活者の視点から審査を行う、世界でも類を見ない大きな特徴を持つ総合広告賞です。
今回は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、デジタル、屋外・交通の6部門合わせて879点の応募がありました。「好感、共感、親近感がもてる広告であるか(感性)」「わかりやすく、納得できる広告であるか(理性)」「オリジナリティが感じられる広告であるか(創造性)」の審査基準のもと、116名の一般消費者審査員が約1ヶ月間に渡り選考に携わりました。

公益社団法人日本アドバタイザーズ協会について


日本の有力なアドバタイザー企業・団体自らが共同して、広告活動の健全な発展のために貢献することを目的として活動する公益社団法人です。マーケティング・コミュニケーションにデジタルを活用すべく研究・情報収集を行っているデジタルマーケティング研究機構を有し、「人材育成事業」「調査研究事業」「表彰事業」「情報発信・共有事業」「相談助言事業」「他団体への支援連携事業」「広報事業」の7つの事業をもとに、活動しています。
正会員社269社、賛助会員社(デジタルマーケティング研究機構会員社)333社(2023年12月末現在)。

本件に関するお問い合わせ先


公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 JAA広告賞事務局
E-mail:contest@jaa.or.jp

提供元:PRTIMES

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