2024/01/25

ワイン選びに新たな指標を!「エイジングケアワイン研究所」が基準策定・認定 糖化の進行予防に役立つ可能性のある「エイジングケアワイン」2月下旬より流通スタート

株式会社 モトックス 

株式会社モトックス(本社:大阪府東大阪市、代表取締役社長:寺西 太亮)と、同志社女子大学 杉浦伸一教授は、「エイジングケアワイン研究所(以下、研究所)」を共同設立し、ワインの持つ抗糖化作用について研究を行っております。研究所では、生活者が「抗糖化作用」に着目したワイン選びができるよう評価基準を策定、基準をクリアしたワインを『糖化の進行予防に役立つ可能性のあるワイン=「エイジングケアワイン」』として2024年1月22日から認定を開始いたしました。 認定されたワインは、2月下旬から全国の酒販店などで流通が始まり、購入できるようになります。生活者はエイジングケアワイン特設ウェブサイト上で公開されたリストやワインに貼られた認定シールを見ることで、エイジングケアワインの認定を受けているワインを知ることができます。 先行してワインインポーターであるモトックスが扱う420銘柄を検査、そのうち74銘柄が「エイジングケアワイン」と認定されました。 【エイジングケアワイン特設サイト】http://www.agingcarewine.jp/



■認定の背景と目的
生産地やブドウ品種、ヴィンテージ、ブランドなど、ワインには様々な選択肢があります。多種多様なワインの中から、お気に入りの一本を選ぶ楽しみがある一方で、その選択肢の多さは、ワイン選びを難しく感じさせる要因の一つでもあります。
消費者の方に、簡単かつ楽しくワインを選んでいただきたい。ワインを飲む新たな楽しみを作り出したい。そういった思いから、ワインの持つ抗糖化作用について研究を行ってまいりました。
研究により、ワイン全般に抗糖化作用があることがわかりましたが、銘柄によってその違いは様々です。そこで、消費者が一目で高い抗糖化作用を有するワインを見分けられるようにするため、この度、強い抗糖化作用を有するワインを『糖化の進行予防に役立つ可能性のあるワイン=「エイジングケアワイン」』として認定することにいたしました。
ワインの難しい知識がなくとも、エイジングケアワイン特設サイトの認定ワインリストや認定ワインのボトルに貼付された認定シールを見ることで、強い抗糖化作用を有するワインを一目で見分けることができるようになります。

■エイジングケアワインについて
エイジングケアとは年齢に応じて、健康維持を目指すこと。ここではワインによる糖化ケア作用※を指します。研究所では老化物質とされる糖化最終生成物(AGEs;advanced glycation end products)の生成を抑える作用が認められ、糖化の進行予防に役立つ可能性のあるワインを「エイジングケアワイン」と称することとしました。
糖化ケア作用の程度はワインの銘柄により異なります。エイジングケアワイン研究所ではワインの糖化ケア作用を定量化する実験系を確立し、所定の基準をクリアした74銘柄のワインを「エイジングケアワイン」として2024年1月22日に認定いたしました。
※糖化ケア…今の若さや美しさを維持すること

■エイジングケアワイン認定方法について
ワインによる糖化ケア作用を検査するにあたって、ヒト血清アルブミン(HSA)-グルコース糖化モデルにワインを添加し、AGEsの生成率を測定します。ワインとの比較対照として、糖化を抑える作用がよく知られており、多くの糖化研究で標準的な比較対照として用いられているアミノグアニジン(AG)を採用しました。用量は、過去の臨床研究と同等の作用が得られるよう、300mL(濃度:1mg/mL)に設定しました。ワインの用量は、「節度ある適度な飲酒量」の範囲に収まるよう、アルコール度数13.5%のワイン125mL(ワイングラス約1杯分、純アルコール量13.3g)としました。ワイン125mLとAG 300mLを同じ条件で比較するには、ワインを2.4倍に希釈する必要があります。エイジングケアワイン認定のための検査では高い基準を設け、2.4倍希釈をさらに10倍薄めた24倍希釈のワインをAGと比較しています。このような条件で、ワイン(24倍希釈)を添加したときのAGEs生成率が、AG(1mg/mL)を添加したときに比べて統計学的に有意に低かった場合に、該当するワインを「エイジングケアワイン」と認定しています。
今回の認定開始に先立ち、株式会社モトックスが輸入するワイン420アイテムを対象に検査を行い、基準をクリアした74銘柄がエイジングケアワインとして認定されました。認定されたワインはエイジングケアワイン特設ウェブサイト上で公開され、認定シールを貼付することが認められます。

参考:エイジングケアワイン.jp (http://www.agingcarewine.jp/

■今後の展望
今回の検査でエイジングケアワインの認定を経たワインは、株式会社モトックスより2月下旬頃より市場に供給される予定です。生活者はエイジングケアワイン特設ウェブサイト上で公開されたリストやワインに貼られた認定シールを見ることで、エイジングケアワインの認定を受けているワインを知ることができます。

また今後、エイジングケアワイン認定検査を検査会として定期的に行うことを予定しており、インポーターやワイナリーからの検査依頼を2024年秋以降に受け付ける体制を整えています。
※「エイジングケアワイン」ロゴ、「抗糖化ワイン」ロゴは、株式会社モトックスの図形商標です。

■エイジングケアワイン研究所について

株式会社モトックスと同志社女子大学 杉浦伸一教授との共同で、2023年12月に設立。公的インキュベーション機関「D-egg」を拠点とし、生活者が抗糖化作用を軸にしたワイン選びができるよう研究や情報発信を行っています。

【本件に関するお問い合わせ先】
エイジングケアワイン研究所 お問い合わせフォーム
https://www.kotoka.jp/contact/

株式会社モトックス
コーポレートコミュニケーション部 広報室
電話:03-5771-2823
E-mail:pr@mottox.co.jp

【株式会社モトックスについて】
株式会社モトックスは、1915年創業の酒類専門商社です。“Value & Quality”というコンセプトを掲げ、世界各地の生産者の歴史や想い、産地の特性や文化が詰まっている選りすぐりの商品を取り扱っています。世界24カ国のワインや食品、国内では全国の素晴らしい蔵元の日本酒・焼酎・泡盛といった和酒を適正価格でお客様へお届けし、日本の食文化向上の発展に取り組んでいます。

本社:〒577-0802 大阪府東大阪市小阪本町1-6-20
代表者:代表取締役社長 寺西 太亮
設立:1954年3月(創業:1915年9月)
事業内容:酒類専門商社(輸入ワイン、全国地方銘酒・焼酎・泡盛)
電話番号:06-6723-3131(代表)
URL:https://www.mottox.co.jp

提供元:PRTIMES

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