「アオタケプロジェクト レビューin会津」
スパークル 株式会社総勢18名の大学生が多岐に渡る事業を立案!スタートアップに向け一歩前進!東北NO.1の学生の起業支援プロジェクトを目指し次年度も継続へ
スパークル株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:福留秀基、以下「スパークル」)は、会津・秋田地方の学生起業家の発掘・育成を目的とした「アオタケプロジェクト」を2023年9月より展開中。同プロジェクトに参加する福島県内外の大学生総勢18名によるスタートアップ事業の企画成果発表会「アオタケプロジェクト レビュー in 会津」を、2024年1月27日(土)に、スマートシティ AiCT【交流棟】(所在地:福島県会津若松市東栄町)にて開催いたしました。以下は当日のイベントレポートとなります。
【アオタケプロジェクト特設サイト|https://aizu-startups-foundation.com/aotake/rc25mooo】
福島県内外より総勢18名の大学生が参加し、各自の事業プランを発表
「アオタケプロジェクト」は、経済産業省所管の「令和4年度 未踏的な地方の若手人材発掘育成支援事業補助金AKATSUKIプロジェクト」(以下、「AKATSUKI」)の一環として実施している活動です。会津・秋田地方の大学に所属している学生総勢18名が参画しており、メンター(企業経営者等)をサポーターに迎え、様々な事業アイデアを構想し、事業化に向け活動しているプロジェクトです。
▼主催挨拶|スパークル株式会社 代表取締役 福留 秀基
東北NO.1の学生の起業支援プロジェクトへ。次年度もプロジェクト継続に向け社を挙げて邁進。
「アオタケプロジェクト」の主催を務める当社の代表である福留は「これまで様々な企業、団体、そして会津や秋田の地域の皆様のサポートを頂くことができ、今日の最終報告会を迎えることができました。」と謝辞を述べました。また、今後のプロジェクトについては「今年度初回開催に至ったアオタケプロジェクトですが、我々は次年度以降も継続させるベく動いて参ります。東北地方から、そして地域から社会に貢献できることを日々考えているのがスパークルという企業です。主催する我々としても次年度以降も“アオタケ“の名に恥じぬようプロジェクトをグングンと成長させます。そして、東北を代表する学生の起業支援プロジェクトという評価を獲得していきたいと考えています。」と今後のプロジェクトへの思いを力強く語りました。
スパークル株式会社代表取締役 福留 秀基
▼来賓挨拶|会津若松市長 室井照平 様
スタートアップ環境が不十分な地方部。起業支援プロジェクトに会津若松市も伴走したい。
会津若松市長である室井 照平 様は「会津若松は急速な人口減少という深刻な課題を抱えており、いかに活力を維持していくかが重要となっています。そうした中、『観光分野』や『カップル支援』といった事業アイデアは、本市としても大変興味深く、学生の皆さんの柔軟な発想に期待したいと思います。」とコメント。また、地方における起業について「資金力やネットワークの不足など、スタートアップ環境が十分でないエリアが多いと思います。そうした中、今回のアオタケプロジェクトの様に、起業を応援する活動は本市としても大変有り難く思っております。また、学生の皆様には今回の取り組みを契機に、果敢に挑戦して頂きたいと思います。」とプロジェクトの今後に期待を寄せられました。
会津若松市長 室井 照平様
▼学生による事業アイデア発表
多岐に渡るビジネスモデル|総勢18名の学生が事業構想を熱烈にプレゼンテーション!
イベント当日は、会津・秋田地方の大学に所属している学生総勢18名(9組)が参加。各々が計画した事業のプレゼンテーションに臨みました。会津大学所属の山下 裕也さんは「AIを活用した飲食店向け集客支援ツール」の事業内容を発表。山下さんは「これまではエンジニアとして個人での活動がメインでした。しかし、今回のアオタケプロジェクトを通じて事業オーナーという意識が強くなりました。自分でできないことは、アウトソーシングでその領域に長ける方を仲間にし、チームで事業を遂行していく。その重要性を認識することができたと共に、今回私が最も成長できたことでした。また、メンターさんからは、ゴールから逆算してマイルストーンを設定し、一つずつ着実に目標に向け動いていくという事業を遂行するためのフローも学ぶことができました」と本プロジェクトを通じて得た成長や学びについてコメントされました。
会津大学 | 山下 裕也さん
続いて、秋田公立美術大学所属の青木 眞尋さんは「AEDの認知・活用のためのデザインアイデア」に関し事業計画の進捗をレポート。青木さんは「秋田での中間レビューでは、制限時間内に事業内容を伝え切れず悔しい思いをしました。事業のブラッシュアップはさることながら、いかに聴衆の皆様の印象に残るプレゼンをするかという点も意識し最終報告に臨みました。また、現状は企画段階に過ぎないため、今後は実験を重ねてビジネスの始動に向け事業内容の精査に力を入れていきたいと思います。」と振り返られました。
秋田公立美術大学|青木眞尋さん
さらに、異なる大学に通いながら共に事業の準備に勤しんできた会津大学所属の谷川 直弥さんと慶應義塾大学所属の桑田 翔平さんのコンビが最終発表者として登壇。「カップル支援のアプリ開発と運用」をテーマに計画してきた事業内容の発表を行いました。桑田さんは「中間、そして今回の最終報告とプロジェクト全体を通じて、区切りがあることで、事業の準備をしていくにあたってのメリハリがついたのが良かったと思います。あとは、ビジネスの最前線でご活躍されている経営者の方々、他大学の学生とのコミュニティを構築することができ嬉しく思っています。」とコメント。また、今後の意気込みを谷川さんに伺うと「バズを生み出せるプロダクトとして、アプリを成長させていきたいです。僕たちは、アプリに対して利便性のみならず、“楽しさ“も重視し開発を行なっています。あらゆる方に楽しんでもらい、そして愛されるアプリになれるよう頑張っていきたいと思います。」と今後の展望をお話しされました。
会津大学|谷川 直弥さん
慶応義塾大学|桑田 翔平さん
事業内容発表時の様子
参加学生一覧|発表順
その他、外国人観光客の温泉旅館への誘致をサポートするインバウンド関連事業、インターンコンサル事業、卸企業向けの取引システムの開発事業など、参加学生からは多岐にわたるビジネスモデルが発表されました。
成果発表会の様子
▼パネルディスカッション
ビジネスの最前線で活躍する経営者が「会津の未来」をテーマに徹底討論!
イベントでは、学生による事業アイディアの発表に加え、ビジネスの最前線で活躍されている経営者によるパネルディスカッションを実施しました。本イベントの開催エリアである会津地方におけるビジネスの可能性に焦点を当て「会津を日本のシリコンバレーにするためには」をテーマに開催しました。
モデレーターを務めた福留から「今、取り組むべきこと、どのような未来を作っていきたいか」という問いに対し、一般財団法人 地域ベンチャー創成支援財団で代表を務められている栗林 寿 様は「会津のシリコンバレー化には、産官学、そして金融との連携によるエコシステムの成立が必要。そして、スタートアップを生み出す拠点を作り、その成長が欠かせないと思います。」とコメント。
一般財団法人地域ベンチャー創成支援財団代表理事 栗林 寿 様
続いて、JR東日本スタートアップ株式会社で代表を務める柴田 裕 様は「東北を、そして東北から日本を元気にしたいという視点が重要だと思います。特定の地域だけ良ければいいということではなく、そこには共感が必要。東北はさることながら、日本全体として人口減少や産業の問題が山積している中、それを解決できるのがスタートアップの創出だと思います。そして、その解決できる先行モデルを東北からつくっていければと。今日ご参加頂いているような若い人たちの力が必要です。僕は若者を全力で応援したいですし、共に歩んでいければ嬉しいなと思っています。」とスタートアップが日本国内の諸課題の解決の糸口になると期待を寄せられました。
JP東日本スタートアップ株式会社代表取締役 柴田 裕 様
また、東洋ワークグループ株式会社の代表である須佐 尚康 様は「会津のシリコンバレー化は、容易なことではなく、それには“オール会津“で臨まないといけないと考えています。さらに、そこに国を巻き込む力が必要になってくると思います。」と地方自治体のみの力だけではなく、政府のサポートも見据え取り組むべきプロジェクトであると意見を述べられました。
最後に、株式会社Tで代表を務める保科 剛 様は「会津の話だけに留めないことが重要だと思います。会津の皆さん、そして東北の皆さんが他人事ではなく一丸となり応援することが必要。同じ船に乗るぞ、一緒にやるぞ、という機運や体制を構築することがファーストステップだと思います。そして、今日発表に臨まれたような学生の皆さん達と一緒に走れるようになれば、もっと面白くなってくるのではないかなと思います。」とコメント。参加した学生は、経営者ごとに異なる視点で語られたディスカッションを熱心に聴講していました。
須佐 尚康 様
保科 剛 様
パネルディスカッションの様子
▼来賓挨拶|福島県副知事 鈴木 正晃 様
福島復興は着実に前進も、県全体の更なる発展・飛躍には若き力が必要。
福島県副知事の鈴木 正晃 様は「今年、会津大学は創立30周年を迎え、そうした節目の年にアオタケプロジェクトを開催いただけましたこと、大変嬉しく思っております。福島県は、東日本大震災、原発事故から13年目を迎えます。復興に向け、少しずつ前進はしておりますが、本日のように若い方々が、地域の課題にチャレンジし、その解決策を模索されている姿を見て、非常に有り難く思っております。福島の復興も含めて県全体の更なる発展、飛躍においては若者の皆様に携わって頂くことが重要であると改めて感じることができました。福島県としてもベンチャー支援に積極的に動いております。今後もこのようなプロジェクトに福島県も伴走していければと考えております。」と福島県としてのベンチャー企業に対する応援の姿勢を語れました。
福島県副知事 鈴木 正晃 様
ご参考|アオタケプロジェクトについて
会津地方と秋田地方を中心としたスタートアップを目指す若手人材の発掘と支援を行うプロジェクトです。本プロジェクトでは、起業に向けて活動を始めている学生や、現在未経験でこれから起業を目指す学生への支援を行います。また、本プロジェクトを通じて、若手人材が、伸びしろだらけのアオタケのようにぐんぐん成長していくことをイメージして、アオタケプロジェクトと命名しました。
スパークル株式会社
スパークル株式会社は、「新しい世界の経済循環をつくる」をミッションとして、ファンド事業・インキュベーション事業・経営ソリューション事業を展開。東北を世界に伍する場所とするため、様々な方々と共創しながら挑戦し続けるプロフェッショナルファームです。本店所在地:宮城県仙台市清水小路6-1
本社オフィス:宮城県仙台市青葉区春日町3-4 メゾン定禅寺201号
設立:2018年8月1日
代表者:代表取締役 福留 秀基
URL: https://spurcle.jp
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
アオタケプロジェクトPR事務局(有限会社メゾンノートル内)
担当|三浦/Mobile|080-3018-0011/Mail|kento.miura@maisonnotre.com
提供元:PRTIMES