2024/02/29

港区立みなと科学館 2024春の企画展「すごいぞ!昆虫総選挙」開催決定!

株式会社 トータルメディア開発研究所 

人と昆虫の共生とつながり

港区立みなと科学館(所在地:東京都港区虎ノ門 以下「みなと科学館」)は、2024年3月13日(水)~5月26日(日)の期間「すごいぞ!昆虫総選挙」を開催いたします。 身近ないきものである昆虫の“すごい”特徴や能力などを紹介し、多種多様な昆虫がもつ個性に気付き、生きものへの興味関心や理解を深めることにつながる企画展です。


港区立みなと科学館の2024春の企画展では、昆虫をテーマにした「すごいぞ!昆虫総選挙」を開催いたします。新年度、新学期の始まりに、個性的な昆虫たちの「すごい!」を発見し、科学への好奇心を育むはじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。これからの時期、気温も次第に高くなり、昆虫の活動が少しずつ活発になる時に、昆虫の新たな見方を広げる機会の創出になるかもしれません。
本企画展では、身近な昆虫たちの“すごい”に着目し、昆虫がもつ「すごい!武器」、「すごい!身体能力」、「すごい!擬態」といった3つの視点から、昆虫への興味関心を引き出す展示を展開します。会場には、全長6.3mの巨大オオカマキリ模型と全長1.3mの巨大カブトムシ模型を展示します。
また、クワガタムシ、テントウムシ、モルフォチョウなど、それぞれの昆虫の「武器」や「擬態」、「構造色」など、“すごい”部分にフォーカスして集めた、見ごたえのある昆虫標本を展示します。昆虫のからだのつくりをじっくりと観察し、様々な昆虫の共通点や差異点への気付きを促します。
また、昆虫のからだの特徴を活かして開発された反射防止フィルムや扇風機などの身近な製品を紹介します。バイオミメティクスの視点から、昆虫の“すごい”を改めて実感することにもつながります。
展示の最後には、来館者が、“すごい”と思った昆虫に投票していただく来館者参加型の総選挙を行い、昆虫への興味関心を高める展示を展開します。それは、昆虫に対する新たな気付きや発見を具体化し、昆虫についてもっと知りたい!という探究心にもつながると考えます。
あわせて、昆虫のからだの重さやつくりについて学べる参加体験型の展示を行います。また、昆虫たちに興味を持っていただいた方が、より興味関心や知識を深められるような特別講演やイベントも多数実施いたします。
卒業、卒園、進級、進学など新年度の始まりに、新しい気分でみなと科学館の春の企画展「すごいぞ!昆虫総選挙」にて、昆虫たちの「すごい!」を発見しに、科学へのスタート、ミュージアムスタートを切ってみてはいかがでしょうか。


【2024春の企画展「すごいぞ!昆虫総選挙」開催概要】
主 催:港区立みなと科学館
協 力:むさしの自然史研究会、株式会社ココロ、三菱ケミカルグループ、港区芝地区総合支所、
    シャープ株式会社、一般社団法人 九州オープンユニバーシティ、辻功 ※順不同、敬称略
期 間:2024年3月13日(水)~5月26日(日)
    ※会期中の休館日:4月8日(月)9日(火)、5月13日(月)14日(火)
会 場:港区立みなと科学館 多目的ロビー


【お問い合わせ先】港区立みなと科学館 広報担当
電話:03-6381-5041(9:00~20:00) FAX: 03-3578-3719
e-mail:koho@minato-kagaku.tokyo


「すごいぞ!昆虫総選挙」展示概要

1.昆虫ってどんないきもの?
昆虫への興味関心を持っていただくために、昆虫への入門として昆虫のからだのつくりや成長過程をクイズを交えてパネルでご紹介いたします。

2.知っている?昆虫のこんな“すごい“ところ
昆虫たちのもつ、さまざまな“すごい”特徴を、「武器」「身体能力」「擬態」の三つの側面から紹介いたします。入口では、巨大なオオカマキリ模型がお迎えします。来館者自身が、昆虫のアリのサイズになったつもりでご覧いただくことができます。精巧につくられた模型を下から見上げたり、周囲から観察したりして、オオカマキリの「すごい!」と思うところを見つけてみてください。
あわせて、それぞれの「すごい!」特性をもつ昆虫の標本を展示いたします。解説パネルとともに標本も観察していただき、理解を深めていただいたり、「すごい!」と思う部分を確認したり、発見したりしていただくこともできます。


1. 昆虫の「武器」
大きなカマを持つ「オオカマキリ」の前脚の姿形を巨大模型で観察できます。また、その力の強さを映像やパネルで紹介します。大きなツノを持つ「日本カブトムシ」が、硬い樹皮から吸蜜しているその姿を動く巨大模型も展示いたします。
本来は小さな昆虫ですが、巨大模型で隅々までよく観ることで、その「武器」や触覚、葉から落ちないための脚のつくりなどを含めたからだのつくりなど、新たな発見につなげる可能性があります。

2. 昆虫の「身体能力」
「トンボ」の視野の広さや飛行速度、「バッタ」の驚異のジャンプ力、「アサギマダラ」の飛行距離とスタミナ、「ゴキブリ」の生存能力の高さなど、それぞれの昆虫の“すごい“身体能力を映像やパネルで紹介いたします。

3. 昆虫の「擬態」
植物や樹木に紛れて敵から身を守る「ナナフシ」や毒をもつチョウの真似をして敵に襲われないようにする「クロアゲハ」、危険な昆虫だと思わせる色を身にまとう「ハチ」、「テントウムシ」などを紹介いたします。昆虫たちの身を守る“すごい“「擬態」を紹介いたします。

               図. 毒を持つジャコウアゲハ

                図.毒を持たないクロアゲハ (右)

3.こんなところにも昆虫!
1. 昆虫と私たちのくらし
人間が昆虫と共に営んできた産業のうち、港区で取り組まれている養蜂について取り上げます。港区芝地区総合支所が行っている屋上庭園を利用したミツバチの飼育や、そこで採れたハチミツを通じた地域交流についてパネルで紹介いたします。

2. 昆虫の特徴を取り入れて開発された製品
身の周りで多く活用されている昆虫のからだの特徴を取り入れて開発された製品を紹介いたします。アサギマダラの羽根の形状を活かした扇風機やガの目 (モスアイ) の構造を活かした反射防止フィルムの実物を展示します。昆虫の特性が生活の中で活用されていることを見直すきっかけになるかもしれません。


4.あなたが選ぶ!昆虫総選挙
1. 昆虫総選挙投票場
本企画展で紹介した昆虫の中から、15種類の代表となる昆虫の標本展示を行います。また15種の中から、来館者が一番すごいと思った‟推し昆虫”に投票いただきます。会期中、昆虫総選挙の投票の状況は、週ごとに更新して、館内のモニターで発表いたします。

2. みんなでつくろう!昆虫図鑑
来館者の参加型による「みなと昆虫図鑑」を作成します。来館された皆様が知っている昆虫のすごいと思う部分をカードを書いていただき、みなと科学館だけのオリジナル「昆虫図鑑」を作成します。たくさんの昆虫情報をもって、ぜひご来館ください。

▪ 体験展示

1. くらべてみよう!昆虫の重さ
昆虫が、幼虫から成虫になるまでに重さはどう変化していくのか、また昆虫の種類による重さの違い、身の回りのものとの比較など、昆虫の重さに視点をあて、天秤で計り比較する体験をしながら考えることができる展示です。

2. 3D昆虫図鑑
3Dモデルの昆虫を自由に回転したり、拡大したり、動かしたりして、昆虫のからだのつくりを詳しく観察したり、幼虫と成虫のからだのつくりはどのように違うのかや昆虫の種類によるからだの特徴の違いを比較することができます。昆虫のからだのつくりの観察を通じて、新たな発見を促す展示です。

3. フォトスポット「昆虫になりきって記念撮影!」
キチョウ、ナナホシテントウ、オオカマキリの昆虫のはねのグラフィックを背景に、それぞれの昆虫の前に立ち、はねを広げた昆虫になりきって記念撮影をお楽しみいただけます。それぞれの昆虫のはねのつくりや模様をよく観察することもできます。

▪ 関連イベント


1. テーブルサイエンス「パタパタうごく昆虫カードをつくろう」
昆虫のからだのつくりに着目した紙芝居を見て、オリジナルの昆虫カードをつくるワークショップです。カードを上下に引っ張ると、昆虫のはねが開き、パタパタとはねを動かすことができる工作です。作品はお持ち帰りいただけます。

開催日時:企画展開催中毎日10:00~18:00 ※最終受付17:45
場  所:多目的ロビー
参加方法:当日受付
所要時間:約15分
人  数:各回5人程度


2. その他関連イベント
昆虫について、さらに詳しく知ることができるイベントを実施いたします。
参加条件や予約方法等の詳細は、公式HPをご確認ください。4月以降も、本企画展のオリジナルイベントを多数、準備しています。



3. 特別講演「ガの目のつくりを再現!?モスマイト(TM)開発の秘密 (仮)」
絵画の展示会などで広く使用されている反射防止フィルム「モスマイト(TM)」を開発した魚津吉弘氏をお招きして講演会を行います。バイオミメティクスや製品の研究開発の秘密、「モスマイト(TM)」のしくみを分かりやすくご紹介いただきます。

開催日時:5月12日(日)15:00~16:30
場  所:実験室
参加方法:HPより事前予約
人  数:30人


4. 企画展最終日特別イベント「総選挙結果発表!昆虫ナンバー1 だーれだ?」
企画展中に来館者の方々に投票していただいた昆虫総選挙の結果発表を行います。投票時にいただいた「この昆虫のここがすごい!」ポイントを紹介しながら、改めて昆虫たちの‟すごい”魅力を振り返ります。ナンバー1に選ばれた昆虫に関連したにした工作も行います。

開催日時:5月26日(日)14:00~15:10
場  所:実験室
参加方法:当日受付 (整理券配布 13:30~)
人  数:定員36人

●港区立みなと科学館概要●
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00~20:00(プラネタリウム最終投影 19:00開始、最終入館時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※臨時休館日あり
入館料:無料 ※プラネタリウムは有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円
公式サイト: https://minato-kagaku.tokyo/
公式SNS:X(旧twitter)@minato_kagaku  youtube:@user-qe9tu7fh1f LINE:@minato-science 

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提供元:PRTIMES

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