2024/04/08

アバターや生成AI活用で地方自治体の関係人口が170万人以上増加!三重県明和町の地方創生プロジェクト

AVITA 株式会社 

企画・運営・マーケティングなどAVITAがトータルプロデュース

AVITA株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:石黒浩、以下「AVITA」)は、三重県明和町と2023年2月より推進するデジタル技術を活用した持続的な地方創生を目指す「めいわデジタルプロジェクト」におけるこれまでの活動実績を報告いたします。本プロジェクトでは、”人のためのテクノロジー活用”をキーワードに「アバター」や「メタバース」といったデジタル技術を活用した様々な取り組みを通して、明和町とその魅力を知っていただく機会と雇用を創出してまいりました。今後も急速に発展するデジタル技術を目的達成の手段として最大限活用し、明和町の魅力を広く発信していくための取り組みを推進してまいります。



「めいわデジタルプロジェクト」とは
三重県明和町では、2021年3月より掲げた第2期明和町総合戦略で、人を惹きつける魅力の発信(観光・広域・住みやすさ)などの基本目標に加え『地方創生SDGsの実現』を横断的な目標として掲げ「持続可能なまちづくり」を目指しています。そのSDGsの実現の一歩として「観光振興」の視点から「持続可能な観光地域づくり」を推進しています。
「めいわデジタルプロジェクト」は明和町から全国、全世界の人とつながり、明和町の魅力を広く発信していくために、2023年2月よりAVITAと協働し「アバター」や「メタバース」などのデジタル技術を活用し、交流人口の増加および関係人口の創出、そして地域、性別、年齢など様々な垣根を超えた社会の実現を目指すプロジェクトです。

プロジェクトではこれまで、地域の雇用を創出するアバターワーカーの活動拠点「めいわアバターセンター」の設置や、複数回に及ぶ地域の方に向けたアバターやAI体験イベントの実施、また、明和町オフィシャルアバターの開発、アバターでの遠隔接客を通じた明和町の特産品販売、明和町オリジナルのメタバース空間の公開など、観光をはじめ、教育、福祉、産業の振興といった関係交流人口の拡大を目的に、デジタル技術を活用してリアルとバーチャルを横断した様々な取り組みを行っています。


新たな働き方「アバターワーカー」 の活動拠点の設置、延べ270名の雇用創出
持続可能な地方創生に向け、明和町内に「めいわアバターセンター」というアバターワーカーの活動拠点を作り、そこから地域の方がアバターで働くことができる環境を整備しました。
そして実際に明和町内外で開催されたイベントなどにアバターとして活動した人数は延べ270名にのぼり、新たな雇用を生み出しています。
また、明和町内の中学生に向けた職業体験を実施し、三重県内の商業施設「VISON」、社会福祉施設、幼稚園で実際にアバターでの接客業務を体験してもらいました。
職業体験をした学生たちからは、明和町での新たな働き方や将来のキャリアへの期待感を示す声もあがっており、地元での就業・暮らしの新しい選択肢の一つとして可能性を感じていただける取り組みとなりました。

アバターとして働く活動拠点「めいわアバターセンター」

明和町内の中学生に向けた「アバター職業体験」

計14回!地域の方に向けた、アバターやAIなどのデジタル体験イベントの開催
地域の方に都市部と同等の最先端テクノロジーの体験機会を提供し、アバターやAIなどのデジタル技術をより身近に感じていただけるよう、様々なデジタル技術やアバターの体験イベントを年間で計14回にわたり開催いたしました。来場者数は多い日だと単日で町民の人口の約2%を占める500名超、かつ次回開催を期待する声をいただくなど、地域の方にも受け入れられるイベントとなってきております。

2/10-12「美村フェア」明和町オフィシャルアバターとの触れ合い

2/4「デジタルめいわフェス」アバターBINGO大会の様子

8/19「社会福祉協議会主催の夏祭り」ネコのアバターと会話する様子

関係交流人口増加のための主なプロモーション活動
・ 明和町オリジナルアバターの開発
三重県明和町の魅力をより身近に感じてもらうため、明和町オリジナルのアバター「日月 和姫(ひづき なごみ)」を開発しました。
アバターは、かつて天皇の代わりに伊勢神宮の天照大神に仕えた斎王が身に着けていたとされる十二単を着用し、町章や、町の花の「花しょうぶ」が髪型や髪色に取り入れられています。十二単は細かい模様や重なり順、布と金属の異なる光沢感などを再現、扇子や髪飾りなどの小物一つひとつにもこだわり、細部に至るまで丁寧に仕上げています。また、人の表情の細かな再現にも力を入れ、感情豊かなキャラクター造形を実現し、現実世界に自然に溶け込むクオリティの高いアバターとなっています。
なお、「日月 和姫(ひづき なごみ)」という名前は、メタバースと明和町公式LINEを連動させた名前募集キャンペーンから一般公募で選ばれました。現在は明和町オフィシャルアバターとして、イベントなどのあらゆる取り組みにおいて登場し、当プロジェクトの象徴として活動しています。





・1ヶ月間で170万人の集客を記録したメタバースイベント
明和町を広く知っていただくための取り組みとして、明和町オリジナルのメタバース空間「Music Fest World feat. MEIWA」を2024年1月24日~2月21日の期間限定でオープンしました。集客数は国内のみならずアジア、欧米諸国などから延べ170万人以上を記録、SNSでも配信やお買い物、フォト撮影など体験を楽しむユーザーの投稿で大きな賑わいをみせました。
メタバースのプラットフォームには、スマートフォン向けメタバース「REALITY」上で提供する世界中で累計1億人の来場者数を突破した「REALITY Worlds」機能を採用し、明和町のオフィシャルアバターや特産品、町の花を使ったSNSキャンペーン企画、人気インフルエンサーとのコラボ企画・商品販売など、明和町の文化・歴史・自然などに触れていただける様々な体験コンテンツを企画しました。







・売上でも貢献!明和町の特産品を販売する「アバター物産展」
東京都内のローソン店内の一区画や、高輪ゲートウェイ駅で開催されたイベント「Playable Week 2023」内のマルシェ、明和町で開催したイベント内等で、「擬革紙(ぎかくし)」「御糸織(みいとおり)」などの明和町の伝統工芸品や特産品の販売を、明和町民である商品生産者、観光協会職員などがアバターを活用したリモート接客で行いました。

マルシェ出展の様子

・アバター接客ECサイトでも特産品販売開始!
より多くの方に明和町を知っていただき、特産品を手に取っていただく機会を作るため、アバターが接客販売するECサイト「よなこる」にて、2024年1月より明和町に纏わる商品販売を開始しました。
「よなこる」は、47都道府県の厳選された商品を取扱い、これまでオンラインでは購買に繋がりにくかった地域の特産品や伝統工芸品などを、商品の性能やデザインだけでなく、それぞれの商品に込められたストーリーや想いを交えてアバターが接客して販売する新しいECサイトです。
アバターで接客するオペレーターをはじめとしたECサイトの運営は、明和町内の住民が担当するなど、町のプロモーションと同時に雇用創出を実現する取り組みにもなっています。

アバター接客ECサイト「よなこる」
URL:https://avitashop.jp/shop/



今後の展望
「めいわデジタルプロジェクト」は、その根幹にある「持続可能なまちづくり」を目指して、明和町を基点に地元の住民が主導する形で進められ、地域住民の幅広い参加を促進し、地域全体での創生を実現してまいりました。
今後は本プロジェクトでの経験や知見を活かし、明和町内での取り組みに留まらず、他自治体と連携し相互に利益のある新たな取り組みを計画しています。
デジタル技術を活用した地方創生に興味をお持ちの方は、以下よりお問い合わせください。

お問合せ先:https://avita.co.jp/contact
会社概要


・会社名:AVITA株式会社
・代表者:代表取締役社長 CEO/CTO 石黒浩
・役 員:取締役副社長 COO 西口昇吾、社外取締役 濱口秀司
・所在地:東京都品川区
・設 立:2021年6月
・事業内容:アバターオンライン接客サービス「AVACOM(アバコム)」の開発・運営/アバターAIロープレ支援サービスの開発・運営「アバトレ」/アバターワーカー派遣/アバター制作/アバターを活用した新規事業開発

・コーポレートサイト:https://avita.co.jp/
・採用ページ:https://www.wantedly.com/companies/avita

・主要サービス:
 アバターオンライン接客サービス「AVACOM」:https://avita.co.jp/avacom
 アバターAIロープレ支援サービス「アバトレ」:https://avita.co.jp/avatar-training
 オリジナルアバター制作:https://avita.co.jp/avatar-creative-studio

・アバターワーカー募集中!LINE公式アカウント:https://lin.ee/QNI0L396





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提供元:PRTIMES

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