2024/05/11

福井県勝山市と、福井銀行、福井テレビ、バイウィルの3社が、地域のカーボンニュートラル実現に向けた連携協定を締結

株式会社 バイウィル 

J-クレジットをはじめとする環境価値の活用を進め、勝山市における脱炭素化と経済活性化の両立を目指す

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、株式会社福井銀行(本店:福井県福井市、代表執行役頭取:長谷川 英一、以下「福井銀行」)、福井テレビジョン放送株式会社(本社:福井県福井市、代表取締役社長:酒井 美樹男、以下「福井テレビ」)との3社で、福井県勝山市(市長:水上 実喜夫、以下「勝山市」)と、カーボンニュートラルの実現を目的とした連携協定を締結しました。本協定をもとに、バイウィル、福井銀行、福井テレビの3社は、勝山市におけるJ-クレジット(*1)をはじめとした環境価値の創出への協力や、新たなビジネスモデルの創出などを通じて、勝山市のカーボンニュートラル実現に貢献します。

(写真右から)福井テレビ 代表取締役 酒井美樹男氏、福井銀行 代表執行役頭取 長谷川英一氏、勝山市長 水上実喜夫氏、バイウィル 代表取締役社長 下村雄一郎
*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボン・オフセットなどに活用することができる。

【締結日】
2024年5月9日 (木)締結日当日には、勝山市役所にて締結式を執り行いました。

【協定締結の背景】
勝山市では2022年1月にはゼロカーボンシティ宣言を行い、2050年を待たずにCO2排出量を実質ゼロにし、2050年にはマイナスカーボン社会を実現することを目指しています。前倒しでのカーボンニュートラル実現に向けてさらなる脱炭素化を進めるため、J-クレジットをはじめとする環境価値の情報を共有し、環境価値の創出や流通など事業の推進に協力すべく、今回の連携協定に至りました。

【具体的な取り組み】
提携により、以下の取り組みを進める予定です。
- 勝山市職員および勝山市内の事業者の方々に対する、J-クレジット活用をはじめとする脱炭素化に向けた啓蒙活動
- J-クレジットなどの環境価値創出への協力
- J-クレジットなどの環境価値を活用した、新たなビジネスモデルの創出

【今後の展望】
勝山市は土地の81.5%が森林であり、森林クレジットを創出・販売した場合に生み出される経済価値も大きいと見込まれます。これは、脱炭素に向けた取り組みをさらに拡大する資金としても期待できます。バイウィル、福井銀行、福井テレビの3社は、勝山市の市有林からのJ-クレジット創出に協力します。さらに、環境価値を活用した新たなビジネス創出などに発展させることで、勝山市における“環境価値と経済価値の循環”を目指してまいります。 それにより、勝山市のカーボンニュートラル、マイナスカーボン社会の実現に貢献します。
【株式会社バイウィル  代表取締役社長 下村 雄一郎 コメント】
この度は、勝山市様、福井テレビ様・福井銀行様と、カーボンニュートラルに向けた連携協定締結の機会を賜り、誠にありがとうございます。
今回の提携は、福井テレビ様より勝山市様をご紹介いただいたところから始まりました。勝山市がもつ豊富な森林資源をJ-クレジット化することで勝山市の魅力を世に知ってもらいたいという想いをお聞きし、ぜひお力になりたいと感じておりましたため、提携パートナーでもある福井銀行様にもご参加いただき連携協定へと進めたこと、大変嬉しく思います。勝山市は、”恐竜のまち”として知られる、太古からの物語を感じられる地です。豊かな森林資源を活用し、その魅力を広く知らせることに寄与できればと考えております。




なお、弊社がカーボンニュートラルに向けた連携協定を締結させていただくのは、福井県で3市目となります。これは、福井県が脱炭素における先進地域となりつつあると言えるのではないでしょうか。
この先進的な取り組みを、福井県内はもちろん、日本全国に波及させることで、福井県には日本全国におけるカーボンニュートラルの先駆けとなっていただければと思います。弊社はそのサポートをしながら、勝山市のマイナスカーボン、そして福井県のカーボンニュートラル実現に貢献いたします。

【4者概要】





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提供元:PRTIMES

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