2024/05/29

株式会社ホットスケープ、ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)参加のお知らせ

ウィズダイバーシティ有限責任事業組合 

植栽管理やケータリングを発注予定。サステナビリティへ配慮したイベント運営が重視されるなか、障害者が働く選択肢を増やし、職域を広げ、「全ての障害者がプロフェッショナルである社会」をともに実現したい。




ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)(東京都渋谷区、以下「ウィズダイバーシティ」)に、2024年4月1日付けで株式会社ホットスケープ(本社:東京都港区・代表取締役 前野伸幸、以下「ホットスケープ」)が参加したことをお知らせいたします。
ウィズダイバーシティとは~異業種の中小企業でスクラムを組み、障害者を共同雇用する「新しい仕組み」
ウィズダイバーシティは、障害者雇用を増やしていきたい中小企業と、障害者雇用のノウハウを持った障害福祉団体が、企業の垣根をこえて参加する有限責任事業組合(LLP)です。

ウィズダイバーシティは国家戦略特区の枠組みを活用し、有限責任事業組合(LLP)として2019年に設立しました。複数の事業主で障害者の実雇用率を通算できる制度(算定特例制度)の認定を受けた日本で最初の団体です。

ホットスケープの参加によって、ウィズダイバーシティの参加企業は12企業になります。

ウィズダイバーシティに参加している企業は一定額以上の業務を提供する。参加企業は発注内容に応じた成果物(サービス・商品)を受けとることができるほか、法定雇用率を満たすことができる。(※図内の組合参加企業は2024年4月1日現在)

約50以上の多様な仕事が集まることで、強みや希望に即した仕事を提供~今回の参加により15人以上の障害者が関わる予定
ウィズダイバーシティに参加している企業が一定額以上の業務を発注することで、障害者の雇用が生まれます。組合参加企業は発注内容に応じた成果物(商品・サービス)を受け取ることができるほか、組合に参加していることで法定雇用率を満たすことができます。

中小企業1社だけでは障害者に依頼する仕事の幅に限界があり、雇用を希望する障害者とマッチしない場合も多くあります。そこでウィズダイバーシティでは、異業種の複数企業がスクラムを組んで業務を発注することにより、障害者が働く職域を広げることを実現しています。

障害があるスタッフが従事する業務は、花束/祝花の製作・植栽管理・グリーン装飾・事務業務・お弁当のケータリング・アート制作・ギフト制作など、現在約50種類以上のラインナップがあります。

ホットスケープは、新社屋内(東京都港区虎ノ門3-7-7 虎ノ門八束ビル5F) の植栽管理や、イベントでのグリーン装飾・ケータリング業務などを発注予定です。これらの業務には、15人以上の障害のあるスタッフが携わる予定です。

ホットスケープ 新オフィスのフリースペース ウィズダイバーシティで植栽管理を受注。

株式会社ホットスケープについて~ビジネスイベントを3,500本以上サポート
ホットスケープは、1991年の創業以来「万全な直接受注体制」のもと、大手企業などを中心にセミナー・カンファレンスなどのビジネスイベントを中心に企画・制作・運営を行なっています。昨今はスタートアップ関連や社会課題解決をテーマにしたイベントの制作で、ビジネスイベントを30余年にわたり3,500本以上サポートしてきました。

SDGsやESGが重視されるなか、イベント運営についても、国際イベントを中心にサステナビリティへの配慮が欠かせなくなっています。ホットスケープはイベントを通じて環境問題や社会問題にどのような貢献ができるかを考えてきましたが、イベント運営でもダイバーシティを進めることができないか、課題にあがっていました。

そこで、ウィズダイバーシティで提供している植栽管理やケータリング業務などがイベント運営でも必要な業務である点と、業務を発注することで障害者の雇用を増やすことにつながる点がマッチし、今回参加に至りました。


社名 :株式会社ホットスケープ
所在地:東京都港区虎ノ門 3-7-7
虎ノ門八束ビル 5F
代表 :前野 伸幸
設立 :平成3年3月
TEL :03-6205-7197(代表)
FAX :03-6205-7198(代表)
URL :http://www.hotscape.co.jp
事業内容:イベント企画・制作・運営/イベント施設運営・コンサルティング



株式会社ホットスケープ 代表取締役 前野 伸幸 コメント

株式会社ホットスケープ 代表取締役 前野 伸幸

ホットスケープは事業拡大に伴って従業員も増員し、自社での障害者雇用を検討しておりましたが、中小企業1社だけで障害者雇用の環境整備をすることのハードルは高く、なかなか雇用実現へ踏み出せずにいました。

ビジネスコンテストでウィズダイバーシティの発起人である福寿満希さん(株式会社ローランズ 代表取締役)のピッチを聞いたことがきっかけとなり、イベント企画・運営におけるサステナビリティへの取り組みを進めたい当社の経営方針と、ウィズダイバーシティの「全ての障害者がプロフェッショナルである社会を目指す」というビジョンがマッチし、参加いたしました。

今後はウィズダイバーシティへの業務発注を通じて、障害のある方が活躍できる環境づくりに取り組むほか、障害者雇用が1社単独では難しい、ホットスケープと同じような境遇にある中小企業がウィズダイバーシティの仕組みを知る機会が増えるよう、広報活動も積極的に行っていきたいと考えております。
ウィズダイバーシティ発起人 福寿 満希 コメント

ウィズダイバーシティ発起人 福寿 満希(株式会社ローランズ 代表取締役)

ウィズダイバーシティでは「2033年までに組合の参加企業120社・参加企業の従業員合計数24,000人」を実現するために、さらに組合に参加いただける中小企業のみなさまを増やしたいと考えております。

今回、ホットスケープがウィズダイバーシティに参加した理由には、サステナビリティへ配慮したイベント運営が重視されているという社会的背景に加え、ウィズダイバーシティが参加企業へ提供しているサービス内容がマッチしたことがあります。

現在ウィズダイバーシティにない仕事についても、組合参加企業と一緒に新しく作っていくことが可能です。新たな仕事をつくることで、障害者が働く職域が広がり、結果、多様なキャリア形成の実現とそれぞれが活躍する機会が増えます

この取り組みについて広く中小企業の皆様に知られる機会をいただければ幸いです。

ウィズダイバーシティ有限責任事業組合について


ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP) は、障害者雇用を増やしていきたい気持ちを持った中小企業と障害福祉団体が、企業の垣根をこえて参加する有限責任事業組合(LLP)です。

ビジョン「全ての障害者がプロフェッショナルである社会を目指す」、ミッション「集まる力で小さな『できる』を大きな『役割』に変える」を掲げ、障害者の多くの雇用作りに挑戦していきます。



名称  :ウィズダイバーシティ有限責任事業組合(LLP)
所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷3-54-15 ベルズ原宿ビル3F 
設立  :2019年4月
出資者 :株式会社ローランズ
     一般社団法人ローランズプラス(特定事業主)
     社会保険労務士法人大槻経営労務管理事務所(特定事業主) 
     株式会社きくや美粧堂(特定事業主) 
     株式会社東京ディエスジャパン(特定事業主)
     寺田倉庫株式会社(特定事業主)
     株式会社エーシークリエイト(特定事業主)
     株式会社SABON Japan(特定事業主)  
     株式会社ありがとうファーム(特定事業主) 
     株式会社ディエスジャパン(特定事業主)  
     株式会社人形町今半(特定事業主)   
     株式会社人形町今半フーズプラント(特定事業主)
     株式会社ホットスケープ(特定事業主)
HP   :https://with-d.com/

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提供元:PRTIMES

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