2024/05/29

レノボ、デジタルウェルネス推進におけるテクノロジーとAIの活用方法を提示 ~Meet Your Digital Selfを開始~

レノボ・ジャパン 合同会社 

Z世代の3人に2人が「オンラインとオフラインで人格が違うと感じる」と回答 AIを活用した革新的な社会実験を行い、オンラインとオフラインでの自分のギャップに起因するZ世代の孤独や不安問題を啓発

レノボ・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜山太郎、以下レノボ)は本日、デジタルウェルネスをテーマに掲げたキャンペーン「Meet Your Digital Self」を実施することを発表しました。




本キャンペーンは、テクノロジーが社会問題の解決にどのように貢献できるかを探るWork For Humankind(注)プロジェクトの一環として、デジタル環境に起因する若者の孤独感や社会不安といった世界的な問題に焦点を当てています。レノボは、若者が直面するウェルビーイングの課題において、テクノロジーの力と若者のウェルビーイングに取り組む団体との連携を通して、現実世界とオンラインで異なる人格のギャップに悩む若者を支援していきます。

レノボが新たに実施した調査(対象:日本、英国、米国)によると、「オンラインとオフラインで人格が違うと感じるか」という質問に対して、感じる・感じることがあると回答した人がデジタルネイティブなZ世代では67%おり、他世代の40%と比較して若い世代はより高い傾向にあることが分かりました。またZ世代の49%が、「オフラインよりもオンラインの方が自分を表現しやすい」と答えている一方で、Z世代の60%が「オフラインの世界で家族や大切な人と心のつながりを深める対話ができたらよいと思う」と回答しています。

レノボは、すべての人にテクノロジーの恩恵を届ける「Smarter Technology for All」のミッションに基づき、誰一人取り残されないデジタル社会の実現を目指しています。そのためには、デジタル環境のメリットとデメリットを認識し、自分に合った方法でデジタルテクノロジーを使いこなすデジタルウェルネスの重要性が広く浸透する必要があると考えており、今後もテクノロジーがすべての人のウェルビーイングに向けて活用されることを促進します。

AIアバターが家族との心のつながりを深める~Meet Your Digital Self動画~
本キャンペーンでは、オンラインとオフラインの2つの異なる人格に苦慮するZ世代の参加者がテクノロジーによって調和を見出す動画を通じて、テクノロジーが私たちの生活にもたらすさまざまな側面について可視化し、デジタルウェルネスの重要性を示していきます。

動画では、「ルックスや年齢、性別に関係なく思ったことを正直に言えるから、現実社会よりSNSの方が自分らしく感じられる」と語るZ世代のちなつさんをキャスティングし、彼女のSNS上の人格が生き写しされたAIアバターが登場します。このAIアバターはレノボのテクノロジーを活用して制作されており、オンライン上の本人の外見を再現するだけでなく、会話に応じて声のトーン、動き、表情などを調整しながら、リアルタイムに対話が可能です。ちなつさんは、SNSでは自身のプラスサイズモデルのキャリアについてオープンに表現ができる一方、現実ではうまく表現できないことにもどかしさを感じています。彼女はAIアバターを通して、現実で伝えられなかった気持ちを母親に打ち明け、心のつながりを深める対話を実現します。

この動画を通じて、参加者と視聴者がデジタル環境のメリットとデメリットを認識し、自分に合ったデジタルテクノロジーの活用方法を見つけ、ウェルビーイングの方向性を見出すきっかけになることを期待しています。

Meet Your Digital Selfのちなつさんの動画は以下よりご覧ください。
https://youtu.be/fooegBfkVCQ

<日本の参加者 ちなつさんプロフィール>
本キャンペーンにご協力いただいたちなつさんは、「ルックスや年齢、性別に関係なく思ったことを正直に言えるから、現実社会よりSNSの方が自分らしく感じられる」と話します。日頃はSNSを活用してプラスサイズモデルとして活躍する一方、周囲の友人や家族は彼女のモデルのキャリアをもつ一面について何も知りません。ファッションショー「TOKYO GLAMOROUS POCHHARI COLLECTION」「Plus Size Model Hunt」などに出演。モデルエージェンシーGLAPOCHA所属

AIアバターに使用された情報は参加者の同意に基づいて収集され、SNSやブログなどの情報プラットフォームの利用規約に従って使用されています。本プロジェクトでは、収集した情報をテストし、レノボのデバイス、ソフトウェア、サーバー、クラウドソリューション、AIプロフェッショナルサービスを使用しています。レノボのThinkStation(TM)ワークステーション、ThinkCentre(TM)デスクトップコンピュータ、Lenovo Legion(TM)、ThinkBook(TM)、Yoga(TM)ラップトップ、Lenovoタブレット、ThinkVision(TM)モニターおよびアクセサリー、Motorola razrスマートフォン、ThinkEdge(TM) SE450 Edge Server、Lenovo | Dropbox(TM)クラウドストレージなどのテクノロジーを活用して、初めてAIアバターを作成しました。

「あなたのいばしょ」と連携し、デジタルウェルネスの選択肢を提供



本キャンペーンでは、NPO法人あなたのいばしょが運営する24時間365日無料かつ匿名で相談可能なチャット相談窓口を通じ、望まない孤独を解消するための支援を提供します。

あなたのいばしょの報告によると、相談者の70%が29歳以下の若年層です。チャット相談窓口は、デジタルに親しみを持つ世代にとって、身近な存在として、気軽に信頼できる人にアクセスすることができます。

NPO法人あなたのいばしょの理事長である大空幸星氏は次のように述べています。「SNSなどオンラインのつながりは、社会的な孤立の予防に役立つ一方で、逆に孤立感を深めるケースもあります。どのように使用するかが重要です。SNSの普及により、我々人類のコミュニケーションの総量は過去と比較して増えました。コミュニケーションの総量はつながりの代理変数のようなものです。つながりの量が増えた今、重要なのは繋がりの質を高めることではないでしょうか。日本には自分のことは自分で解決しないといけないなどといったスティグマがあります。レノボとのキャンペーンを通して、そういった意識や雰囲気を変えるきっかけとなり、皆さんのデジタルウェルビーイングが保たれることを期待しています。あなたのいばしょでは、24時間365日、だれでも無料・匿名でお話しいただけます。家族や大切な人と対話を始めるサポートが必要な方は、いつでも相談してください。」

この連携により、より多くの人々が孤独や不安な気持ちを一人で抱え込まず、適切なサポートを受ける機会が広がることを期待しています。

レノボのCMOである竹内早穂子は次のように述べています。「レノボは全ての人にテクノロジーの恩恵を提供することを企業理念としており、そのために、一人一人がテクノロジーを使いこなすことができる倫理的なデジタル社会の実現が重要であると認識しています。AIテクノロジーが飛躍的に進歩した今こそ、社会全体の利益に向けて創造的な新しい方法を模索し、試行する時です。レノボは、AIデバイスからITソリューションまで、業界で最も幅広いスマートテクノロジーのポートフォリオを有しているため、私たちの社会と次世代のためのシームレスな連携をリードするユニークな立場にあります。『Meet Your Digital Self』が、世界中の個人とコミュニティのウェルビーイングに貢献する有意義な会話を巻き起こすきっかけになることを願っています。」

<レノボデジタルウェルネスキャンペーン「Meet Your Digital Self」概要>
実施期間:2024年5月29日~2024年7月10日
キャンペーンウェブサイト:https://www.lenovo.com/jp/ja/common/wfh-2/ 

<調査について>
本調査は、2024年4月9日~4月16日に調査会社OnePollが日本、英国、米国の10代~70代の5,000人を対象にインターネット調査を実施しました。本調査結果の閲覧をご希望の方は、報道関係者問い合わせ先までご連絡ください。

<特定非営利活動法人 あなたのいばしょについて>
2020年設立。本部は東京都港区。24時間365日年齢や性別を問わずだれでも無料・匿名で相談できるチャット相談窓口「あなたのいばしょチャット相談」(厚生労働省自殺防止対策事業)を運営。世界32カ国に約1000名の相談員を抱え、1日最大で約3000件の相談に応じる国内最大規模のチャット相談窓口。孤独対策を日本で初めて提唱し、大臣設置や推進法成立に寄与。孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム幹事団体。2022年、Forbes JAPAN「すぐれた非営利団体30選」。

<Work For Humankindについて>
「Meet Your Digital Self」は、レノボが行うWork For Humankindの最新のプロジェクトです。よりスマートなテクノロジーを活用し、大きな社会問題をどう解決するかについて焦点を当てた取り組みを行っています。新型コロナウイルス・パンデミックを背景に、社会貢献活動の取り組みとして2021年に開始したWork for Humankindプロジェクトは、日本、中南米、北米、インド、中国、英国などで取り組みが広がり、地域コミュニティにポジティブな影響をもたらすことを目標に活動しています。レノボは、より良い未来を実現するために革新的なイノベーションを生み出し、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するという大きなビジョンを掲げています。「Meet Your Digital Self」を通じ、レノボはテクノロジーが社会のウェルビーイングにおいてポジティブな影響を与えられるよう有意義な対話が生まれることを期待しています。

(注)これまでのWork For Humankindの活動についてはこちら
https://lenovowfh.com/(グローバルサイト)
https://www.lenovo.com/jp/ja/common/wfh/(日本語サイト)

Lenovo、ThinkStation、ThinkCentre、Legion、ThinkBook、ThinkVision、ThinkEdgeは、Lenovoの商標です。Motorolaは、Motorola Trademark Holdings, LLC. の商標です。Dropboxは、Dropbox, Inc.の商標です。その他の製品名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

<レノボ・ジャパン ホームページ>
トップページ :https://www.lenovo.com/jp/ja/  
プレスリリース :https://www.lenovo.com/jp/ja/news/

<レノボについて>
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高570億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の217位にランクされています。180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、AI対応、AI-readyかつ最適化AIであるポケットからクラウドまでのポートフォリオ(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット)、インフラ(サーバー、ストレージ、エッジ、HPC、ソフトウェア、ソフトウェア定義型インフラストラクチャ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスの発展を促進する世界最大のPCメーカーとしての成功を収めてきました。世界を変えるイノベーションへの継続的な投資により、レノボはあらゆる場所のすべての人にとって、より公平で信頼できるよりスマートな未来を創出します。詳しくは、 https://www.lenovo.com/jp/ja でご覧いただけます。

提供元:PRTIMES

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