2024/06/06

オールプラスチックフリーイベント!ふくい海洋ごみアクション選手権開催!「福丼ワール丼フェス」を開催しました!

海と日本プロジェクト広報事務局 

2024年6月1日(土)・2日(日) 【ハピテラス~福井駅前電車通り】

一般社団法人福丼県プロジェクトは、「福丼本」掲載店の中から5店舗、県外から10店舗、海外から5店舗を招集し、福井や全国が誇る海の幸などを使用した丼を販売する「福丼ワール丼フェス」を6月1日・2日に開催いたしました。 このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。




イベント概要


・開催概要 福丼ワール丼フェス
・日程 2024年6月1日(土)11時~19時・2日(日)10時~16時
・開催場所 福井市にぎわい交流施設ハピリン1階 ハピテラス~福井駅前電車通り
・参加人数 50,000名
・協力団体 まちづくり福井株式会社
      福井県立福井農林高校・福井県立若狭高等学校・福井商業高等学校
      福井工業高等専門学校・福井工業大学付属 福井高等学校
      西武福井店
      株式会社 ソリッドラボ/ものづくり交流拠点トンカンテラス
      FUKUIRAYS(福井丸岡RUCK・福井永平寺ブルーサンダー・ヴェルコスタ福井)
      福井県エネルギー環境部環境政策課

食べられる器や紙製のおかもちを活用したオールプラスチックフリーのイベントに!


本イベントは、海洋ごみゼロへの意識を高めるべく、容器や袋を全てプラスチックフリー製品にしたイベントです。バガス容器や食べられる器、紙製のおかもちで提供し、究極のプラスチックフリー食イベントを目指しました。(バガス容器:サトウキビのしぼりかすからできた100%生分解容器)
また今回は新たに3種類の食べられる器(えびせん・でんぷん・小麦ブラン)を使用し、丼を提供。
会場内にはプラスチックフリーをPRする店舗看板や、バガス容器や食べられる器を提供する主旨を説明したパネル、海洋ごみ問題を訴求するパネルを設置しました。


食べられる器の試食会も!


今回の「福丼ワール丼フェス」では海と日本プロジェクト『福丼県ブース』で「食べられる器の試食会」、「食べられる器を作る体験会」を実施。
「食べられる器の試食会」ではえびせん・でんぷん・小麦ブランの食べられる器の試食をしていただき、アンケートに回答してもらいました。アンケートでは、「食べられる器があることを知らなかった」と回答する人が多く、また、今後『プラスチック容器』『バガス容器』『食べられる器』の「どの容器で作ったものを購入したいか」という問では『食べられる器』と回答する人が多い結果となりました。アンケートの回答に関してはまとめて、今後の活動に活かしていきたいと思います。
「食べられる器を作る体験会」では子どもたちを中心に多くの来場者が興味を持って、ブースにお越しいただき、各日50名以上の方に体験していただくことができました。


「ふくい海洋ごみアクション選手権」を開催!


県内の高校生を対象にした、『海洋ごみ削減アクションプラン』を春から募集し、一次審査会を勝ち抜いた5組による「ふくい海洋ごみアクション選手権」最終審査会を『福丼ワール丼フェス』ステージで開催。同時に生配信を行いました。
出場者は下記の通りです。
1.エントリーナンバー1番 福井県立福井農林高校
 Let’s play with sea trash(レッツ プレイ ウィズ シー トラッシュ)
2.エントリーナンバー2番 福井県立若狭高等学校 海ごみ問題解決に向けて条例提案
3.エントリーナンバー3番 福井商業高等学校 はだしーず
4.エントリーナンバー4番 福井工業高等専門学校 佐久間 柚季(さくま ゆずき)さん
5.エントリーナンバー5番 福井工業大学付属 福井高等学校 N-M-D(まりぶー)
審査項目は下記の通りです。
1.「発想・アイデア」
2.「社会貢献度」
3.「実現性」
4.「熱意」
5.「スライド」
6.「発表内容」
各出場者は、海洋ごみ問題に対する思いをしっかり来場者に伝えており、なぜこのプランを考えたのか理由を発表し、海への想いが伝わるプレゼンとなりました。
見事グランプリ受賞したのは、エントリーナンバー4番 福井工業高等専門学校 佐久間 柚季さん。提案したアクションプランは『海洋ごみから楽器を作り、演奏会や楽器の販売をする』というもの。材料はごみ拾いプロジェクトなどで回収した、プラスチックごみ、空き缶、流木など、海洋ごみの上位4種類を主に使用することを構想しているとのことで、宝探し形式などゲーム性のある回収方法で回収出来たらと考えていると発表。グランプリに選ばれたプランは一般社団法人福丼県プロジェクトが実現に向けて県内企業とマッチングをし、商品化に向け進めていきます。


FUKUIRAYSの選手も出演!


今回の「福丼ワール丼フェス」ステージではふくい県民応援チーム『FUKUIRAYS』から「福井丸岡RUCK」「福井永平寺ブルーサンダー」「ヴェルコスタ福井」の選手がそれぞれ出演し、海洋ごみクイズをしたり、普段自分たちがしている海洋ごみ問題への取り組みについて話しました。


会場周辺を一斉にごみ拾い!


最終日には「会場周辺一斉ごみ拾い」を開催。多くの子供たちとごみ拾いをすることができ、若年層への海洋ごみ問題やごみ拾いの大切さを訴求をすることができました。


参加者からの声


参加者からは、「食べられる器を知り、ごみを減らす取り組みが大事だと思った。海洋ごみを考えるきっかけになった。」「高校生がとてもしっかりした考えで海洋ごみについて話しており、もっと自分たちも海洋ごみ問題について考えていかなくてはと思った。」「食べられる器作りを家でもやってみたい。」などの声をいただきました。


<団体概要>
団体名称:一般社団法人福丼県プロジェクト
URL:http://fukudon.jp/
活動内容:どんぶりイベント会場全店舗で『土に埋めると3か月で自然分解される100%天然素材【プラスチック・スマート対応製品】』の器を使用することで「プラスチックフリー」を実践。年間を通して約300店舗の賛丼店と食イベントやテレビ告知を通し多くの方に知っていただき、且つ福丼県のホームページを通して、店舗・店舗来客者・消費者の意識を「ポイ捨てしない」 「リサイクルする」「プラスチックごみを無くしていく」という意識に2023年度以上に「CHANGE」させ「CHANGE FOR THE BLUE」を全国へ拡げていくプロジェクト。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

提供元:PRTIMES

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