2024/06/28

「JTプロ公式戦」杜の都で明日開幕! 伊藤 匠 叡王 対 稲葉 陽 八段

公益社団法人 日本将棋連盟 

明日6月29日(土) 夢メッセみやぎ(宮城県仙台市) 

本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)開幕戦(東北大会)は、初出場の伊藤匠叡王と3年連続4回目の出場となる稲葉陽八段の戦い。記念すべき一回戦第一局は、宮城県仙台市の夢メッセみやぎで開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時25分からABEMAでも生中継される。 一回戦第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/CfGcGPPDxW4r7R



■対局の見どころ
伊藤叡王は居飛車党で、角換わり、相掛かりを得意とする。棋風は自ら先攻を目指すというより、相手の手に対応するスタイル。稲葉八段も角換わり、横歩取りなどを得意とする居飛車党。早指しが得意で攻め合いに活路を見出す将棋だが、その一方で攻守のバランスを取り粘り強さも持ち合わせている。両者の対戦成績は、伊藤叡王の2勝1敗。戦型は、相掛かりが2局、角換わりが1局。角換わりは後手の稲葉八段が一手損角換わりにしている。相掛かりの2局も後手の稲葉八段から積極的に動いて戦いが始まっている。戦型予想は本命が相掛かり、対抗に角換わり系の将棋としておく。稲葉八段は早い段階で戦いに誘導しようとするが、慎重派の伊藤叡王はどう受け止めて反発していくのか。序盤はその辺の駆け引きが見どころになる。本格的な戦いになってから徐々に終盤に近づくと、一転して相手の玉を目がけてのスピード競争に変わる。そこが両者の強みであり、見どころだ。伊藤叡王はタイトル獲得後初の公式戦になる。


■注目の対局を盛り上げる解説陣
大盤解説は、振り飛車党で、「戸辺攻め」と呼ばれる攻めまくる戦法で有名な戸辺誠七段。関東若手棋士のグループ「東竜門」に運営として参画しており、将棋普及に意識の高い棋士である。日本将棋連盟から将棋親善大使を委託されている「つるの剛士」氏などの芸能人が戸辺門下を名乗っていることでも知られる。しゃべりは明快で、わかりやすい解説が持ち味だ。
(写真)左から 解説/戸辺 誠 七段 聞き手/宮宗紫野 女流二段 読み上げ/伊藤明日香 女流初段

■「JTプロ公式戦」トーナメント表

※タイトル・段位は2024年6月28日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク 


■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi


■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290  E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。

提供元:PRTIMES

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード