2024/06/28

「ATAMI ART GRANT 2024」GRANT授与作家20組決定、2024年メインビジュアル公開のお知らせ

PROJECT ATAMI実行委員会 

グラフィックデザインは「超 -Beyond ATAMI-」をテーマにREFLECTA, Inc.が制作


「ATAMI ART GRANT 2024」メインビジュアル

「ATAMI ART GRANT」は、アーティストの制作活動支援を目的とした取り組みで、4年目となる今年は「超 -Beyond ATAMI-」をテーマにアーティストを公募。
審査員による厳正なる審査の結果、国内外様々な国と地域から応募があった126組の中から20組の認定者が決定しました。
認定者によって制作される作品は、11月2日(土)~12月1日(日)のイベント会期中に本取り組みに共感してくださった行政・企業・個人のご協力のもと、熱海市内において広く展示されます。
【「ATAMI ART GRANT 2024」参加アーティスト】(※50音順・敬称略)
制作費・滞在費支援
A 50万円 2組 :椎橋良太、みょうじなまえ+林航
B 20万円 18組 :浅野ひかり、Anais-karenin、Ignasi Monreal、入沢拓、大塚珠生、(O)Kamemochi、倉知朋之介、小西隆仁、志村翔太、田尻周也、戸田健太、早川翔人、早崎真奈美、春田美咲、べるりん、吉田桃子、risa taoka、lvdiankk

「ATAMI ART GRANT 2024」のグラフィックデザインは昨年に引き続きREFLECTA, Inc.が担当。今年の「超 -Beyond ATAMI-」というテーマに合わせたメインビジュアルも決定いたしました。
デザインコンセプト
「ATAMI ART GRANT 2024」のキービジュアルは、昨年と連続性を持たせながらも、「超」という今年のキーワードに合わせてアップデートしたデザイン。昨年に引き続き熱海の街中の看板などから引用した懐かしい複数の書体と、日焼けして少し色褪せたような色をキーエレメントとして、様々な境界線を飛び「超」えることをイメージさせる動きのあるタイポグラフィーと写真/動画を組み合わせて制作した。
グラフィックデザイン:
REFLECTA, Inc. (邵琪+田岡美紗子+岡崎真理子)
https://reflecta.jp/

チケット情報などは今後随時公開予定です。
新進気鋭のアーティスト達によって彩られる熱海をぜひご期待下さい。

GRANT公募認定作家20組

【審査員】(※50音順・敬称略)
襟川文恵(横浜美術館 ソーシャルリレーション担当リーダー)
來住尚彦(プロデューサー、名古屋芸術大学 学長)
隈研吾(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)
施井泰平(スタートバーン株式会社代表取締役、株式会社アートビート代表取締役、東京大学生産技術研究所客員研究員)
中野善壽(東方文化支援財団 代表理事)
南條史生(キュレーター、美術評論家)
三輪美恵(株式会社JTB常務執行役員、一般社団法人 日本ショッピングセンター協会 理事・情報委員会委員長、SC経営士会 副会長)

審査員によるそれぞれの審査総評はウェブサイトにてご覧いただけます。
https://atamiartgrant.com/2024/pre/artists/
【開催概要】
タイトル:ATAMI ART GRANT 2024(アタミアートグラント 2024)
テーマ:「超 -Beyond ATAMI-」
イベント会期:2024年11月2日(土)~12月1日(日)
会場候補地:ATAMI ART VILLAGE その他熱海市内(調整中)
主催:PROJECT ATAMI 実行委員会
協賛:東方文化支援財団
協力:株式会社マチモリ不動産、Atelier&Hostel ナギサウラ
【「ATAMI ART GRANT 2024」参加アーティスト・プロフィール】
浅野ひかり
1996年生まれ。美術作家。2019年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。2023年東京藝術大学美術研究科グローバル・アート・プラクティス専攻修了。主に国内では必要不可欠ではなくなってしまった和室に着目し、動きや錯覚を取り入れた立体作品を制作している。2023年 Artの力賞受賞、2019年 平成藝術賞受賞。2023年 Terrace Art Shonan AWARD 2023 テラスモール湘南賞受賞。

Anais-karenin
ブラジル生まれ、近年は日本を拠点に活動。 植民地時代以前から伝わる知識体系を研究し、植物との親密な関わりを通して植物と人間との関係性を問い直している。
神話や植民地主義の歴史、言語、抽出主義、科学などさまざまな分野を横断してリサーチやフィールドワークを行い、香りやサウンドといった五感に訴える包括的な表現方法で、植物-石-物を新たな姿で捉える作品を制作している。

Ignasi Monreal
バルセロナ出身のアーティストで、ペインティング、デジタルアート、空間演出、クリエイティブディレクション、アニメーション、映画などの分野で活躍している。
汚れた食器のだまし絵「Plats Bruts」や、グッチ、ブルガリ、ロエベ、メルセデス・ベンツ、ルイナールなどのブランドとの有名なコラボレーションで知られる彼の作品は、デュア・リパ、ロザリア、FKAツイッグスなどのアーティストとの音楽業界におけるコラボレーションや、近年ではローマ歌劇場での「白鳥の湖」のオリジナル・シナリオの制作を通じて、メインストリームにも知られるようになった。

入沢拓
1985年群馬県生まれ。2021年に群馬県高崎市にアトリエを開設。
木工技法の1つである楔どめに着目した造形を行っており、様々な事象の成り立ちやその構造を読み解くための一過性の装置としての作品展開を試みている。
主な活動に、東京藝術大学国際交流棟のためのアートワーク制作(2022)「GO FOR KOGEI 2022」(那谷寺、2022)への参加など。

大塚珠生
東京都出身。武蔵野芸術大学彫刻学科卒業。現在同大学修士課程1年在住。
主に越境をテーマに作品を制作している。
自身が長年バレエを習ってきた経験から、作品における身体感覚を重視しており、最近はパフォーマンス作品を制作している。

(O)Kamemochi
(O)Kamemochiは、多文化・学際的な芸術集団である。彼らは既存の西洋的で男性中心的な社会的、芸術的文脈に挑戦し、解体された破片の中で発見される目に見えない価値観を織り交ぜ、可能性のある新しいナラティブのための通路を作る。2023年にパフォーマティブ・キュレーション形式で共有した展覧会をきっかけに、ディレクター兼キュレーターのキム・ソン(김선)とアートマネージャーの長田ポンシリ・アリサによって共同設立された。現在、国際的に活躍するアーティスト、キュレーター、研究者、プロデューサーが集まり共有価値を構築している。

倉知朋之介
1997年愛知県生まれ。東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻卒業。現在は東京を拠点に活動 。日常生活のなかで脈略なく発生する「可笑しさ」と、それを生じさせる事物の振る舞いに着目し、映像を軸としたインスタレーションを中心に制作を行う。

小西 隆仁
1995年、大阪府生まれ。建築設計/デザインリサーチャー。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程建築専攻修了。建築的実践を通じて、都市やまちに介入し、ささやかな社会変革を思索する。近作に、東京郊外の超高齢化ニュータウンに移住し、生活を通じた私的空間の公的活用のための小さな建築の企画・提案を連続的に行うデザインリサーチがある。

椎橋良太
1979年横浜市の農家に生まれる。2004年文星芸術大学美術学部彫刻専攻卒業。2016年より山をモチーフにした緻密なコラージュ作品の制作を開始。その場に行くことによって得られる体験をもとに、手仕事にこだわった制作スタイルを貫いている。これまでに横浜、光州(韓国)、北京でのアーティスト・イン・レジデンスに参加。

志村翔太
1993年生まれ。神奈川県川崎市出身。実家は自営業のクリーニング屋だった。世界旅行、事業開発を経てIAMAS(情報科学芸術大学院大学)博士前期課程に在籍。松尾芭蕉が『奥の細道』の結びの地とした岐阜県大垣市への引越しをきっかけに「モビル文学」シリーズの作品制作を開始。芭蕉の意志を継ぎ世界中の街での発表を志す。近年参加した主な展示として六本木アートナイト2023「都市のいきもの図鑑」

田尻周也
1993年、東京都生まれ。東京都在住。2019年に東京芸術大学日本画専攻を卒業後、同大学大学院修了。日本画の技法、材料研究、古典絵巻の模写などの経験を起点に、幾何学体とグラデーションで平面構成されたイメージを用いて、様々なオブジェクト、場所、文化と調和するような絵画、インスタレーションを制作している。

戸田健太
1996年生まれ。独学でスニーカーの製作技術を学び、シューズアーティストとして東京を拠点に活動。スニーカーの持つ記号性や身体性、意匠に強い関心をもち、それらを題材にした作品を制作。形状、機能、素材、製作手法、使用方法など、独自の視点でスニーカーを再解釈することで、社会的装置としてのスニーカーに内在する意味を問い直す。スニーカーを表現フレームとして追求する芸術運動「HYPER SOLE」を標榜している。

早川 翔人
ヴィデオアーティスト。東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻修了。オンスクリーンメディアとの関わり方をテーマに制作活動を行う。映像を前にする観客をその出演者として巻き込むことで、観客と映像、あるいは見知らぬ観客同士の間に何らかの不可分な関係性を築こうと試みる。

早崎真奈美
アーティスト。BA Fine Art, Chelsea Collage of Art and Design 卒業。自然界に向ける人間の眼差しを通して、人間とは何かを考察している。「生と死」「善と悪」など裏表にあるように見える二元性の境界の曖昧さを、空間に紙と立体物などを構成して表現する。

春田美咲
その時にしか感じえないこと、その場でしか感じえない風景をもとに作品を制作しております。
私が見て感じ取ったことを、見る人が絵画空間を通して体感できるような作品を目指しています。

べるりん
2019年の鉄工島フェス参加を機に結成された2人組。東京を拠点として活動。
様々な表現方法を用いてディストピア世界や隠れた人間の暴力性をキッチュに昇華させることで認知に揺らぎを与え複眼的思考へと導く作品を制作。
現在は認知革命により虚構を共有することで種として繁栄し、同時に社会の虚構に身を潜め進化を拒否する個が増殖する人類の矛盾をコンセプトとした『 Sick S□k 』シリーズを制作している。

みょうじなまえ+林航
みょうじなまえ、林航によるアーティストユニット。
みょうじは1987年兵庫県生まれ、東京藝術大学油画専攻卒業。
女性の身体や性、アイデンティティと、その消費をめぐる問題などをテーマに作品を制作している。
林は1982年東京都生まれ、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。
記憶の中の光や音など、日常の中で実際の熱や力を持たないものに感じる「リアリティ」にまつわる制作を行っている。

吉田桃子
1989年 兵庫県生まれ、千葉県在住
音楽を聴いているときの高揚感や脳裏で想像する映像を基点として、他者と共有可能なイメージを持つ自立した絵画を制作している。
周囲の人々や現代のアイコンなどを参考にして人物像を設定、デジタルとアナログを横断する制作プロセスを通じ、実在する人間やバーチャルのアバター、アニメのキャラクターにも見えるようなハイブリッドな空気感を持つ若者の肖像を描く。

risa taoka
1990年生まれ。神奈川県出身。幼少期に多くの時間を熱海で過ごす。武蔵野美術大学基礎デザイン学科を卒業後、広告会社に就職する。アートディレクターとして働きながら、2020年より作家活動を開始。現在はアクセサリーや立体作品などの制作に専念している。有機的なフォルムと色彩は幼い頃に見た夢からインスピレーションを得ており、内的風景を描いている。Rakuten fashion week TOKYO2020 参加。

lvdiankk
1995年中国の重慶生まれ。今東京在住。
2018年Central Academy of Fine Arts 大学卒業、2023年日本に引越す、2024年から多摩美術大学大学院在学。
最初は現代アートの文脈において、タトゥーと絵画の可能性について注目して制作していた。近年から、空間やインスタレーションの作品を制作し、噴水、植物、既製品などのメディアを使用して、自身と現在の出来事や場所との繋がりや感触を表現している。

▶「PROJECT ATAMI」とは
本プロジェクトは熱海の魅力をアートにより再発見し、目にみえる形にすることで、それを体験し楽しんでいただくために生まれたプロジェクトです。双方向の学び合い、自発的な発見があるようなできごとをつくっていきます。また、五感で感じるリアルな体験が、記憶に残るようなプロジェクトになればと考えています。滞在制作型プロジェクトである「ATAMI ART RESIDENCE」と、アーティストをサポートする仕組み「ATAMI ART GRANT」を二本の柱として取り組んでいます。WEB:https://projectatami.com
Instagram:https://www.instagram.com/projectatami/
Facebook:https://www.facebook.com/projectatami

※内容は予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。

【本リリースに関するお問い合わせ】
PROJECT ATAMI 実行委員会事務局
(〒413-0101 静岡県熱海市上多賀1027-8 ACAO SPA & RESORT内)
E-mail:info@projectatami.com

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提供元:PRTIMES

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