2024/07/02

適切ではないと思う身だしなみ、「肌の露出の多い服装」が45.7%で最多。2021年の調査時と比較すると、いずれの選択肢も選択割合が大きく減少

株式会社 アイデム 

【2024年5月イーアイデム会員対象 仕事探しに関するアンケート調査】

総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:新宿区新宿/代表取締役社長:椛山 亮)は、2024年5月に総合求人サイト『イーアイデム』を通じて求人に応募した会員を対象に仕事探しに関する調査を実施しましたので、結果を一部抜粋してお知らせします。
調査結果
【勤務時に適切ではないと思う身だしなみ】
適切ではないと思う身だしなみとして最も多かったのは「肌の露出の多い服装」45.7%
2021年6月調査と比較すると、いずれの選択肢も選択割合が大きく減少

【身だしなみに関する表記と応募意欲】
求人情報記載の身だしなみに関する内容、応募意欲には影響なしが多数

【応募前の情報収集について】
「企業のホームページを探す」45.4%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」28.4%、
「企業の口コミを探す」28.0%

【応募件数の目安】
正社員希望者では、「件数に目安はなく、良い条件の求人があればすべて応募したい」が49.1%で最多
パートまたはアルバイト希望者では「2~5件」が36.1%で最多
調査結果の詳細(一部抜粋)
【回答者プロフィール】



【勤務時に適切ではないと思う身だしなみ】
適切ではないと思う身だしなみとして最も多かったのは「肌の露出の多い服装」45.7%
2021年6月調査と比較すると、いずれの選択肢も選択割合が大きく減少

求人に応募した人に、勤務時の身だしなみで適切ではないと思うことをきいた(複数回答)。また、同様の質問を2021年6月調査時にも行っており、過去と比較してどんな変化があったかをみた。
適切ではないと思う身だしなみとして最も多かったのは「肌の露出の多い服装」の45.7%、次いで「大振りのピアス、イヤーカフ」が35.1%、「金髪等派手な色の毛染め」が31.4%となった。「ノーネクタイ」(1.2%)や「白無地以外のワイシャツ」(1.8%)「ノージャケット」(3.4%)については、近年クールビズやオフィスカジュアルの浸透があってか、ほとんどの人が気にならないという回答だった。
2021年6月調査と比較すると、いずれの選択肢も選択割合が大きく減少している。「肌の露出の多い服装」「大振りのピアス、イヤーカフ」「金髪等派手な色の毛染め」に関しては、以前は約6割の人が適切ではないと考えていたが、軒並み半数近くまで減少している。「当てはまるものはない」を選んだ人は27.1%で倍増し、勤務時の外見に関して全体的に寛容になったようだ。



【身だしなみに関する表記と応募意欲】
求人情報記載の身だしなみに関する内容、応募意欲には影響なしが多数求人に応募した人に、求人情報に記載されている身だしなみに関する内容が、応募意欲にかかわるかどうかをきいた。
全体では、「応募意欲に影響はない」が多数を占めた。求人情報に記載されていると「応募意欲は上がる」身だしなみの表記で最も多かったのは「服装自由」で26.2%、次いで「髪型自由」の20.1%となった。服装に関しては全体の四分の一の意欲が向上することから、職場で厳しい条件がなければ、求人に記載することで新たな縁につながるかもしれない。
「応募意欲は下がる」身だしなみの表記として最も多かったのは「ひげOK」で18.0%、次いで「ネイルOK」の13.7%となった。ひげは、例えば食べ物を作る・運ぶといった業務では衛生上の懸念があり、ネイルは飲食業のほか医療・福祉職など、身体的な接触を伴う業務にも支障が出る場合が考えられる。
身だしなみについては、近年、多様性や個性を尊重する風潮もあり寛容になってきている。しかし、寛容な身だしなみが適さない職場や許容できない人も一定数いるため、一概に応募意欲の向上につながるわけではないようだ。



【応募前の情報収集について】
「企業のホームページを探す」45.4%、「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」28.4%、「企業の口コミを探す」28.0%求人に応募した人に、求人に応募する前に求人企業または求人情報に関する情報収集をするかどうかきいた(複数回答)。全体では「企業のホームページを探す」が45.4%で最多、次いで「複数の求人サイトで同じ企業の求人を探す」が28.4%、「企業の口コミを探す」が28.0%となった。「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」人は23.5%で、8割弱の人は事前に何らかの情報収集をするようだ。
希望の雇用形態別にみると、「正社員」を希望する人では「企業のホームページを探す」が61.4%と半数以上となっている。その一方で「普段使うSNSや動画サイトで企業を探す」事はあまりしないようだ(8.8%)。一方「パートまたはアルバイト」を希望する人では、「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」が27.8%で、約3割は情報収集する前に応募にうつるようだ。
年代別にみると、「30代以下」では「知人・友人・家族に評判を聞く」が20.8%で、周りの誰かの意見も参考にしておきたい様子がうかがえる。「60代以上」では「特に調べず、いいなと思ったらすぐ応募する」が31.5%で、応募まで早い人が多かった。



【応募件数の目安】
正社員希望者では、「件数に目安はなく、良い条件の求人があればすべて応募したい」が49.1%で最多
パートまたはアルバイト希望者では「2~5件」が36.1%で最多

求人に応募した人に、今回の求職活動期間の中で、求人に応募する件数の目安があるかどうかきいた。全体では、 「件数に目安はなく、良い条件があれはすべて応募したい」が最も多く37.5%、次いで「 2~5件」が34.5% 、「1件だけ」が22.0%、「6~10件」が4.6%、「11件以上」が1.5%となった。「1件だけ」以外を選んだ割合は8割程度となった。
希望雇用形態別にみると、「正社員」では、「件数に目安はなく、良い条件の求人があればすべて応募したい」の割合は49.1%で最も多く、約半数は目安を設けていないことがわかった。「パートまたはアルバイト」では「2~5件」応募するとした割合が36.1%、「1件だけ」が30.0%で、応募件数に目安を設けて活動している人が多いようだ。



調査・分析担当者のコメント
5月のアンケートでは、身だしなみに関して聞いています。勤務時に適切ではないと思う身だしなみについては、2021年6月調査と比較して、全体的に寛容になっており、気にしない人が増えていることが明らかになりました。一方、そういった身だしなみに関する表記が求人情報にあっても積極的な意欲に関与するとはいえず、企業選びの基準とまではいかないようです。
調査概要
調査対象:総合求人サイト『イーアイデム』の会員で、2024年5月1日~5月31日の期間に
    『イーアイデム』から求人に応募した人
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社アイデム
調査期間:2024年5月2日~6月5日
有効回答:328名
※調査結果は四捨五入のために合計が100%にならない場合があります

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提供元:PRTIMES

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