2024/07/09

大阪・関西万博にサプライヤーとして土壌改良材『DWファイバー』を協賛

大建工業 株式会社 

~万博会場内「トイレ7」の植栽培土として提供~

大建工業株式会社(大阪市北区、社長:億田正則)は、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)に設置される「トイレ7」を彩る植栽の培土として、国産木材チップを特殊解繊処理した土壌改良材『DWファイバー』を提供し、サプライヤーとして協賛します。

大阪・関西万博に設置予定の「トイレ7」イメージ(植栽の培土部分に当社製品『DWファイバー』が採用)

出典:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240530-05/
※画像は設計完了時のイメージ図です

【背景】
「いのち輝く未来社会のデザイン」を開催テーマとする大阪・関西万博では、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる個性豊かで魅力的な博覧会施設を創出するため、今後の活躍が期待される若手建築家に、休憩所やトイレなど、計20施設を設計してもらう取り組みを行っています。そのうちの一つである「トイレ7」は、外周を湾曲したパネルで覆うことで周辺の風景や光を不規則に反射させ、蜃気楼のように景色を映し出すことで広場に溶け込むようなデザインが特徴です。そのパネル壁面や内部に沿うように、植栽が設置される設計となっており、この度、この植栽の培土として『DWファイバー』が用いられ、会場を自然豊かに彩る一助となります。
「トイレ7」の壁に使用されているパネルは、再利用可能な樹脂を用いて3Dプリンターで製作されており、大阪・関西万博会期後もパネルを粉砕・ペレット化し、再度、3Dプリンターの素材としての利用が可能です。また、建屋を別の場所に移設することもできるなど、「トイレ7」は様々なサステナビリティの可能性を持つ施設です。

【協賛について】
今回当社が協賛する『DWファイバー』も、国産木材を有効活用し、製材端材や間伐材などを土壌改良材に加工し付加価値の高い製品へと生まれ変わらせた、サステナビリティ性の高い製品となっています。本製品を「トイレ7」に活用いただくことで、循環型社会の形成、さらには、地球温暖化の防止といった社会課題解決に向けたメッセージの発信につながり、大阪・関西万博をより盛り上げることができるものと考えています。
当社は今後も、「持続可能な社会・地球環境・経済への貢献」と「企業としての持続可能性の追求」を連動させることで、企業としての価値向上とサステナブルな社会の実現に貢献してまいります。

【参考】
●土壌改良材『DWファイバー』について
国産の木材チップを特殊解繊処理し、植物の生育促進効果をもつフルボ酸※を添加した土壌改良材です。土壌に混合することで、土壌の保水性・透水性などの物理性を改善するとともに、ミネラル分の供給を効率的に行う効果やpH緩衝作用により土壌の化学性を改善することができ、緑化や植栽の基盤として適していない土壌の改良工事にご利用いただけます。
土壌への混合による土壌改良工事のほか、山間地での航空緑化工や植生マット工による緑化工事など、幅広い工法、用途での活用が可能です。





※フルボ酸: 森林や土壌の中に存在する有用な腐植酸の一つ。植物の光合成を活性化し、生成促進に効果があります。国土防災技術(株)がフルボ酸の人工生成技術に関する特許を取得しています。

●若手建築家施設「トイレ7」建設予定地



●(公社)2025年日本国際博覧会協会リリース:
 「若手建築家が設計を担う全20施設のイメージパースを公開」
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240530-05/

以上

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提供元:PRTIMES

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