2024/07/10

キース・ヘリングの作品と活動を通して戦争と平和について子どもたちが学び、自由な発想で将来を発想するためのワークブック「キース・ヘリングと平和をえがこう」刊行・無料配布

株式会社 アルテミス 

 中村キース・ヘリング美術館(山梨県・小淵沢)は、2024年7月10日にキース・ヘリングの作品と活動を通して戦争と平和、これからの希望に向けて子どもたちが「見て」「調べて」「考え」、自由な発想で将来を発想するためのワークブック「キース・ヘリングと平和をえがこう」を刊行します。当館では、広島・長崎原爆の日(8月6日[火]・9日[金])と終戦記念日(8月15日[木])に15歳以下の方を対象に各日100人に無料配布します。また、同3日間は(8月6日[火]・9日[金]・15日[木])ワークブックを題材にしたギャラリートークを開催します。
7月には旧日本銀行広島支店(期間:2024年7月21日(日)~7月25日(木)、場所:旧日本銀行広島支店[広島市中区袋町5-21])で開催されるイベント「キース・ヘリングが見た広島」にて、会場に訪れる子どもたちにワークブックを無料配布するほか、山梨県を中心とする小中学校や図書館など教育機関に無料配布を行います。









キース・ヘリングは、冷戦下の時代に社会を鋭く洞察し、作品を制作し続けました。ヘリングの反戦・反核運動や、世界各地で行った子どもたちとのコラボレーションに焦点を当てて、ヘリングの戦争や平和に対するメッセージを紐解く展覧会「キース・ヘリング:Into2025 誰がそれを望むのか」にともない、本ワークブックを刊行します。
当館の展覧会および本ワークブックは、現在、ウクライナやパレスチナで戦争が起こるなか、日本が太平洋戦争終戦80年を目前にした今だからこそ、常に行動し続け、表現し続けたヘリングの生き方や創作活動を、緊迫した今の時代を生きる方々に伝えることをめざしています。

本ワークブックは、子どもたちが「見て」「調べて」「考える」を重ねて自由な発想ができるよう、かきこめるページなどのさまざまな仕掛けやワーク[1] [2] 、初公開となる広島のエピソードを会話形式で収録するなど工夫を凝らした制作となりました。また、本ワークブックはヘリングの理念に沿って多くのこどもたちに分け隔てなくその理念が伝わるよう、ほとんどを子どもたちへ無料配布します。

ワークブックの特徴
- 子どもたちがヘリングと同じように未来に「平和をえがく」ことができるきっかけになるよう、全ページを画用紙と同じ素材で作成しました。色鉛筆やペンなどで自由に「自分で描く」ことができます。









2. 「作品を観察する問いかけ」「自分で描く」「会話形式で伝える」この3段階を繰り返すことで、子どもたち自身の観察力、発想力を引き出す構成となっています。








3. 本展覧会のために行った調査結果をまとめたヘリングの広島のエピソードの詳細を、物語形式で書籍として初掲載。子どもたちとともに核兵器について考える機会を作ります。また展覧会カタログのような書籍として、大人も楽しめる内容となっています。







配布・販売について
夏休み中に以下のイベントに来場した、本を読むことができる年齢から15才までの子どもたちに、各日先着50名~100名にワークブックの無料配布を行います。
1.広島・長崎原爆の日/終戦記念日開催イベント
「キース・ヘリングと平和をえがこう」ワークブック無料配布&ギャラリートーク


2.イベント「キース・ヘリングが見た広島」キース・ヘリングは、壁画を描きたいと希望し、広島に訪れていました。この度、ヘリングの思いを伝えるため広島の子どもたちを対象に無料配布を行います。






また、夏休み明けの9月からは山梨県北杜市を中心とした県内小中学校、図書館等にも無料配布し、ワークブックを用いた美術館での校外学習の受け入れを行います。

そして、子どもや小中学生だけではなく、ヘリングの活動に興味を持ってくださる多くの方に手に取ってもらうため、中村キース・ヘリング美術館ショップ店頭にて限定販売いたします。ぜひこの機会に当館、また本展覧会に足をお運びください。(※無くなり次第終了とさせていただきます。オンラインショップでの販売はありません。)
ワークブック概要


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提供元:PRTIMES

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