2024/07/17

吉本ばななによる、生きる知恵が詰まった最新長編『下町サイキック』7月18日発売! 人と違った能力を持つ少女が、この世をサバイブしていく方法とは――?

株式会社 河出書房新社 

サイキック能力を持つ中学生・キヨカと、近所に住む友おじさんの、ささやかだけれど大切な連帯。日常生活に秘められた生のきらめきを描き出す物語。装画:朝倉世界一


吉本ばなな『下町サイキック』 河出書房新社

株式会社河出書房新社(本社:東京都新宿区/代表取締役:小野寺優)は、吉本ばななさんの長編小説『下町サイキック』(税込1,870円)を、2024年7月18日に刊行いたします。

日本のどこかにある、とある下町。
中学生のキヨカは、最近両親が離婚し、シングルマザーの母と二人暮らし。近所には長い付き合いの「友おじさん」が住んでいて、おじさんが経営する「自習室」を手伝うバイトをしている。小さい頃から目に見えないものが見えてしまうキヨカは、その力を使って自習室を「そうじ」する毎日。
そんなある日、家を出た父が自殺未遂を図ったという連絡が入って――。

一年ぶりとなる長編小説は、瑞々しい視点を持つ少女を主人公に、世界を自分の眼でとらえて生き延びるためのヒントに満ちた作品です。吉本さんご本人による「あとがき」の中では
「大人が瘦せがまんしてでもちゃんと大人だと、子どももちゃんと子どもでいられるのです。」
という言葉も印象深く、吉本さんの生きる知恵、暮らしの哲学が詰まった小説世界を楽しめる珠玉の一冊となっています。

すべての小説ファンに届けたい「生きること」「生活すること」「愛すること」の物語。最新小説『下町サイキック』にぜひご注目ください!

吉本ばなな『下町サイキック』 河出書房新社

■吉本ばななさんからメッセージ!

吉本ばなな『下町サイキック』 河出書房新社

■書店やメディアからも、感動の声続々!
「この世界は美しいと思える時、
何が起こっているかが、この小説には書かれてある!」
エムズエクスポ盛岡店 菅原 幸治さん

「人生をサバイブするためのヒントに満ちた、
金言だらけのものすごい小説。」
紀伊國屋書店 西武東戸塚S.C.店 鶴見 祐空さん

「引きすぎず、踏み込みすぎず。
ものや心の境界の「きわ」を知る者の英知がある。」

マルサン書店 サントムーン店 原田 里子さん

「キレイごとばかりではない現実を解き明かし、
さり気なく人生の真理に気づかせてくれる」

ブックジャーナリスト 内田 剛さん

吉本ばなな『下町サイキック』 河出書房新社


■新刊情報

吉本ばなな『下町サイキック』 河出書房新社

書名:『下町サイキック』
著者:吉本ばなな
仕様:46版/上製(ハードカバー)/264ページ
税込価格:1,870円(本体1,700円)
発売日:2024年7月18日予定
ISBN:978-4-309-03195-8
装画:朝倉世界一
カバーデザイン:小田島等
本文デザイン:戸塚泰雄
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309031958/

■著者略歴
吉本ばなな
1964年東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞、2022年『ミトンとふびん』で谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版され海外での受賞も多数。近著に『はーばーらいと』など。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

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提供元:PRTIMES

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