2024年第2四半期の売上高は62億ユーロ、純利益は16億ユーロ

2024年通期売上高は下期の堅調により、従来予想通り2023年とほぼ同じとなる見込み

【2024年7月17日、オランダ、フェルトホーフェン】 ASML Holding NV（本社：オランダ、フェルトホーフェン、 以下「ASML」、日本法人：エーエスエムエル・ジャパン株式会社、東京都品川区、代表取締役：藤原祥二郎）は、 本日、2024年第2四半期の業績を発表しました。



・2024年第2四半期の売上高は62億ユーロ、粗利益率は51.5%、純利益は16億ユーロとなりました。
・2024年第2四半期の受注額は56億ユーロ²、これには EUV 受注額25億ユーロが含まれています。
・2024年第3四半期の売上高は67億～73億ユーロ、粗利益率は50%～51%を見込んでいます。

(1)「インストールベースマネジメント」は「サービス及びフィールドオプション売上高」と同じものです。
(2)「受注額」には、約定された装置システムの受注全て及びインフレ関連調整が含まれています。
数字は、読み易さを考慮し、丸めて表示しています。米国 GAAP 連結損益計算書の要旨は www.asml.com で公開しています。

ASML 社長兼 CEO クリストフ・フーケ（Christophe Fouquet）のコメント


「2024年第2四半期の売上高は62億ユーロで、予想範囲の上値近くとなり、粗利益率は51.5%と予想を上回る結果となりました。どちらも、主として、液浸リソグラフィシステムの売上の伸びに拠るものです。

過去数四半期にわたって、半導体全般の在庫状況は改善傾向が続いており、リソグラフィ装置の稼働率も、ロジックとメモリーの何れのお客様においても、一段と改善しています。マクロ環境の動きを主因とする市場の不透明さは未だに残ってはいますが、2024年下期も半導体産業の回復基調は継続するものと見ています。

2024年第3四半期については、売上高は67億～73億ユーロ、粗利益率は50%～51%、研究開発費は11億ユーロ、販売管理費は2億9500万ユーロになるものと予想しています。2024年通期の見通しは従来通りです。ASML では、2024年を移行の年と位置付け、生産能力増強と技術革新の両面において投資を継続しています。AIが力強く進展する中、他の市場セグメントに先駆けて、AI分野が半導体産業の回復と成長の大半を牽引するかたちになっています。

配当金並びに自社株買いプログラムの最新動向


普通株1株当たり1.52ユーロの中間配当の支払いが2024年8月7日から開始されます。

現行の2022年～2025年自社株買いプログラムの下、2024年第2四半期には、9600万ユーロに相当する自社株買いを実施しました。

自社株買いプログラムと本プログラムによる売買の詳細、並びに、配当金に関する詳細は、ASMLのウェブサイト（www.asml.com/investors）で公表しています。

ASML について


ASMLは、半導体産業における世界有数の供給者として、半導体メーカー各社の量産ライン向けに、ICデバイス（マイクロチップ）上にパターンを形成するハードウエア、ソフトウエア、各種サービスを提供しています。また、パートナー各社と共に、ICデバイスの低価格化、高性能化、エネルギー高効率化を推し進めています。ASMLは、画期的な技術の創出を通して、医療、エネルギー利用と省エネ、モビリティ、農業など、人類が抱える困難な課題の解決に寄与しています。ASMLは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアに拠点を構えるグローバル企業で、本社はオランダのフェルトホーフェンにあります。43,000人（常勤換算）を超えるASMLの社員は、日々、現状打破に挑み、技術の更なる限界を目指しています。ASMLの株式は、ユーロネクスト・アムステルダム証券取引所およびナスダック（NASDAQ）に「ASML」の証券コードで上場しています。ASMLという企業、その製品、技術、採用情報の詳細につきましては、ASMLのウェブサイト www.asml.com をご覧下さい。

【2024_07_17 Press Release Quarterly Results Q2 2024】
https://prtimes.jp/a/?f=d125315-9-1786b900cd05fd796ba4309413cade83.pdf

【2024_07_17_Presentation Investor Relations Q2 2024】
https://prtimes.jp/a/?f=d125315-9-75a9d6ae448215363393811ff621509e.pdf

提供元：PRTIMES