2024/07/24

日本赤十字社 神戸赤十字病院の浸水・止水対策に「キヅキミライボラード」(特許取得)採用

ユアサ商事 株式会社 

ユアサ商事株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:田村 博之)が株式会社サンポール(本社:広島県広島市、代表取締役社長: 山根 令)、応用地質株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:天野 洋文)と共に開発した「キヅキミライボラード」は、台風や豪雨による水害対策に向けたソリューションです。通常時はボラード(車止め)として活用し、冠水時には危険箇所の浸水状況を迅速に検知し発信します。全国の自治体等で採用実績がありますが、新たに日本赤十字社 神戸赤十字病院の浸水・止水対策として採用され、設置が完了しました。


【今回の導入について】
日本赤十字社 神戸赤十字病院は、厚生労働省が定める災害拠点病院に指定されています。2024年4月1日からの厚生労働省の指針により、この災害拠点病院の指定要件に浸水・止水対策が盛り込まれたこと、さらには当該病院の地下には有事の際に使用する発電設備が設置されており水害による地下浸水が懸念されることから、この度 浸水・止水対策としてキヅキミライボラードと止水板が採用されました。


【キヅキミライボラード(特許第7154599号)の仕組み】

キヅキミライボラードは、交差点周り等に設置される車止め(ボラード)の中にフロート式の水位計や通信機能を実装した冠水センサボラ―ドです。浸水が設定水位に達すると、冠水を検知し、以下の3点が機能します。

1. 瞬時に管理者へ冠水情報をメール通知
2. LED非常灯を点滅させ、周辺に注意喚起
3. 確実に水位が下がったことを検知すると
情報を管理者へ送信し、非常灯点滅を解除します。

管理者へのメール通知により、現地に赴くことなく浸水状況の確認が可能となります。

※通常灯は太陽光発電で駆動し、非常灯と通信ユニットは専用バッテリーを使用するため、
 商用電源引き込み工事が不要です。
※毎日自動でヘルスチェックを実施し、電圧異常がある場合は管理者へ通知します。

【キヅキミライボラードの効果】
台風や豪雨による水害対策としてボラード(車止め)を活用し、低地にある道路など身近な危険箇所の冠水状況を迅速に検知し、通行者や管理者に注意喚起します。社会インフラとして定着しているボラードに冠水センサを搭載することで、広域かつ緻密な冠水監視ネットワークをスピーディーに構築することが可能となります。

【今後の展開】
自治体のみならず、医療施設や工場等の施設へのキヅキミライボラードを中心とした災害ソリューション提案を通し、災害に強い街づくりの一助を担ってまいります。


■会社概要

ユアサ商事株式会社|YUASA TRADING CO., LTD.(https://www.yuasa.co.jp/
所在地 :東京都千代田区神田美土代町7番地
代表者 :代表取締役社長 田村 博之
設立 :1919年6月25日
事業内容:産業機器、工業機械、住設・管材・空調、建築・エクステリア、 建設機械、エネルギー、その他分野に関する製品販売やサービス提供

株式会社サンポール|SUNPOLE CO.,LTD.
所在地 :広島市中区南吉島2丁目4-5
代表者 :代表取締役社長 山根 令
設立 :1970年9月24日
事業内容:車止めと環境エクステリア及び アルミ旗ポールの製造販売

応用地質株式会社|OYO Corporation
所在地 :東京都千代田区神田美土代町7番地
代表者 :代表取締役社長 天野 洋文
設立 :1957年5月2日
事業内容:道路・都市計画ならびに土木構造物及び建築構造物などの建設にともなう技術業務
自然災害リスク・環境保全・環境リスクの調査、対策工にいたる技術業務
地盤・環境・災害情報等、地球に関する情報の収集、加工、販売
測定用機器・セキュリティ機器・ソフトウエア、システムの開発、製造、販売、リース、レンタル

提供元:PRTIMES

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