2024/07/24

直木賞作家・垣根涼介が戦国の世の経済を描く!受賞第一作『武田の金、毛利の銀』7月24日発売

株式会社 KADOKAWA 

流通、換金、供給率、持続性――金銀を活かすために必要なものとは?




株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区)は、垣根涼介氏の直木賞受賞第一作となる『武田の金、毛利の銀』を2024年7月24日(水)に発売しました。

2023年に『極楽征夷大将軍』で第169回直木三十五賞を受賞した垣根涼介氏。歴史小説でありながら現代社会にも通じる人間の業と心理の葛藤を書いた『光秀の定理』『信長の原理』に連なる本作品は、織田信長の密命を帯びた明智光秀が武田・毛利両家の資金源を探る冒険の物語です。騒乱の世で生き抜くために、金銀の流通とその戦略的重要性を掘り下げており、物資の流通、換金手段、経済戦略の要素が鮮やかに描かれています。「価値」の本質に迫った本作品、ぜひお見逃しなく。

≪著者コメント≫
乱世、それは欲望と恐怖の狭間。――垣根涼介

『武田の金、毛利の銀』書店店頭用POP画像


『武田の金、毛利の銀』書店店頭用POP画像


『武田の金、毛利の銀』書店店頭用POP画像

最新作『武田の金、毛利の銀』について 

◆あらすじ
乱世の沙汰も、銭次第。
流通、換金、供給率、持続性――金銀を活かすために必要なものとは?

上洛した織田信長に呼び出された明智光秀は、とある任務を下される。数の信奉者である信長は、敵対する大名の財力を把握する必要があった。中でも武田と毛利の資金源である湯之奥金山と石見銀山の見定めは不可欠である。ただし、そのためには敵地の中枢に潜り込み、金銀の産出量を示した台帳を確認しなくてはならない。見つかれば命の保証はない危険な道中である。光秀は盟友の新九郎と愚息を伴って隠密裏に甲州へ向かう。駿河湾の港・田子の浦に辿り着いた三人は、そこで土屋十兵衛長安と名乗る奇天烈な男に出会い――。

◆書誌情報



発売:2024年7月24日(水)発売 ※電子書籍同日配信
定価:1,980円(本体1,800円+税)
頁数:328頁
装丁:高柳雅人
カバーイラスト:チカツタケオ
地図製作:REPLAY
体裁:四六判上製 単行本
ISBN: 9784041112496
初出::「小説 野性時代」2022 年12 月号~2024 年2 月号
発行:株式会社KADOKAWA
書誌情報ページ:https://www.books.or.jp/book-details/9784041112496
(出版書誌データベースより)


7月25日発売 『涅槃』(上・下)について




◆あらすじ
『光秀の定理』で歴史小説に革命を起こし、『極楽征夷大将軍』で直木賞に到った著者の歴史巨編!
悪とは、善とは何か?梟雄・宇喜多直家の実像

天文年間、小土豪が群雄割拠する中国地方で没落した宇喜多家の嫡男・八郎は、その器量を見込まれ、豪商・阿部善定のもとで父母とともに居候していた。やがて成長した八郎は、直家と名乗り宇喜多家を再興、近隣の浦上家や三村家と鍔迫り合いをしながら備前一国に覇を唱える。武芸よりも商人としての感覚が勝る異色の武将は、いかにして成り上がったのか?『光秀の定理』で歴史小説に革命を起こした著者が描く、歴史超大作!

◆書誌情報
発売:2024年7月25日(木)発売 ※電子書籍同日配信
定価:1,100円(本体1,000円+税)
頁数:上・574頁 下・592頁
装丁:高柳雅人
体裁:文庫判
ISBN: 上・9784041148617 下・9784041148624
レーベル名:角川文庫
発行:株式会社KADOKAWA
書誌情報ページ:
上・https://www.books.or.jp/book-details/9784041148617
下・https://www.books.or.jp/book-details/9784041148617
(出版書誌データベースより)

『涅槃』(上・下)書店店頭用POP画像

著作プロフィール

垣根涼介(かきね りょうすけ)
1966 年長崎県生まれ。2000 年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。04 年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の史上初となる三冠を達成。05 年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞、16 年『室町無頼』で本屋が選ぶ時代小説大賞、23 年『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞。その他の著書に『ヒート アイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『クレイジーヘヴン』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『光秀の定理』『信長の原理』『涅槃』などがある。

著作紹介

『光秀の定理』



◆あらすじ
明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。
厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。
各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生!

◆書誌情報
発売:2016年12月22日
定価:836円(本体760円+税)
頁数:464頁
体裁:文庫判
ISBN:9784041028100
レーベル名:角川文庫
発行:株式会社KADOKAWA
書誌情報ページ:https://www.books.or.jp/book-details/9784041028100
(出版書誌データベースより)
電子書籍ストアBOOK☆WALKER試し読み:
https://bookwalker.jp/de042be0dc-98d4-4d64-8be0-5ac07f8fd701/

『信長の原理』(上・下)



◆あらすじ
信長の渇望と、家臣たちの焦燥。信長の内面を抉る、革新的歴史小説!
何故おれは、裏切られ続けて死にゆくのか――。斯界の絶賛を受けた歴史長編、ついに文庫化!

「垣根涼介の時代小説こそ真に『独創的』という言葉がふさわしい。」
――恩田陸氏

◆書誌情報
発売:2020年9月24日
定価:814円(本体740円+税)
頁数:上・384頁 下・416頁
体裁:文庫判
ISBN:上・9784041098646 下・9784041098653
レーベル名:角川文庫
発行:株式会社KADOKAWA
書誌情報ページ:
上・https://www.books.or.jp/book-details/9784041098646
下・https://www.books.or.jp/book-details/9784041098653
(出版書誌データベースより)
電子書籍ストアBOOK☆WALKER試し読み:
https://bookwalker.jp/de4e7652d5-941d-4325-b2b0-0ebcbcc4e24f/

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提供元:PRTIMES

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