2024/08/09

インクルージョンと組織変革の課題を可視化する組織・従業員診断「IX診断」サービス開始

公益財団法人 日本ケアフィット共育機構 

公益財団法人日本ケアフィット共育機構(千代田区 代表理事:畑中 稔 以下 ケアフィット)は2024年9月より、インクルージョンと組織変革の課題を可視化する組織と従業員の診断「IX診断」を開始します。




■IX診断とは?
IX診断は、革新的な成果を生み出す組織やチームを作るために欠かせない要素を、IX:インクルーシブ・トランスフォーメーションの視点から分析し、課題を発見するための診断です。「インクルーシブパーパス経営」「インクルーシブ職場環境」「インクルーシブ認知基盤」「インクルーシブ組織風土」の4つの観点から、IX要素を分析・課題を発見します。

【IX診断 公式HP】https://www.carefit.org/ixlabo/diagnosis/
■多様な力を生み出す革新的組織に必要なIX(インクルーシブ・トランスフォーメーション)要素
企業が経済的価値だけでなく社会的価値を生み出し、従業員をはじめとする多様なステークホルダーの強みを活かす組織へ変革するための要素を「インクルーシブ・トランスフォーメーション(IX)」要素としています。
IX要素1.パーパスの浸透
2.多様性を活かし合う(DE&I)風土
3.心理的安全性の確保
4.アンコンシャス・バイアスへの気づき
5.ビロンギング(帰属意識)の醸成



IX要素の関係性

■IX診断の特徴

■IX診断実施概要

■共同開発責任者ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)への関心が高まっている中、今日の行政機関、企業、学校、非営利団体等の種々の組織は、インクルーシブな社会形成への貢献という社会的期待に応えつつ、組織内のダイバーシティをいかにして活力に変えていくかという経営課題にも直面しています。
私たちの研究室では、こうした課題にアプローチするため、調査指標の開発や組織改善のための実践研究を進めています。こうした知見を基盤として、日本ケアフィット共育機構との共同研究により、IX(インクルーシブ・トランスフォーメーション)に関するアセスメントを行うための組織診断ツール「IX診断」を開発しました。
IX診断では、「インクルーシブパーパス経営」「インクルーシブ職場環境」「インクルーシブ認知基盤」「インクルーシブ組織風土」の4つの観点から、組織の中にIXのための種と、それが育つ土壌がどの程度存在し、その芽生えの兆しがどの程度見られるのかを把握するとともに、「多様性ギャップ」の観点から、エクイティに関わる組織課題(不均衡)を可視化することができます。
IX診断ツールが活用されることで、インクルーシブな社会に向けた不断の取り組みが、広く社会全体に広まることを期待しています。



東京大学 大学院 教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター    星加 良司 教授

■組織のIX推進に必要な知識と実践基礎を学ぶ資格「インクルーシブ・コミュニケーター」
インクルーシブ・コミュニケーターは、多様な違いの強みを生み出す革新的なチーム・組織となるために必要な、コミュニケーション、チーム作り、環境変革を学ぶ資格です。
価値観が氾濫し答えの存在しない変化の激しい時代を生き抜くための組織は、経済的価値だけでなく社会的価値と、組織で働く人をはじめとするステークホルダーの成長と価値創出にも寄与する必要があります。インクルーシブ・コミュニケーターはそのような組織への変革に必要なIX要素をチームや組織の中で高めていく役割を担います。
【インクルーシブ・コミュニケーター公式HP】
https://www.carefit.org/ic/
■公益財団法人 日本ケアフィット共育機構の取組み
日本ケアフィット共育機構は、超高齢社会の到来をふまえ、誰もが安心して暮らせる共生社会を目指し、高齢者や障害者をはじめとするあらゆる人々が安心して外出できるよう環境づくりを推進し、人の多様性を受け入れ、違いを尊重する、相手の立場になり、考え、行動するサービス介助士の普及を行っています。近年はブラインドサッカーや車いすバスケなどパラスポーツ大会において、年齢や障害の有無に関わらずスポーツの感動を共有できるよう介助ボランティアとしての活動を推進しています。

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提供元:PRTIMES

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