2024/08/27

おやつや学生生活にも“物価高”の影響、「親がパートを始めた」という声も~中高生1,816名に“物価高”に関する調査を実施~

スタディプラス 株式会社 

スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)のStudyplusトレンド研究所は、2024年7月4日(木)から7月9日(火)にかけて学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の中学生・高校生を対象に「物価高についての調査」を実施、1,816名から回答を得ましたのでご報告いたします。


「物価高についての調査」 トピックス

◆本調査の概要
調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(中学生・高校生)

回答者  : 1,816名
【属性分類】中学1年生48名、中学2年生114名、中学3年生217名、高校1年生305名、高校2年生361名、高校3年生771名

調査方法 : 学習管理アプリ「Studyplus」上でアンケート回答を依頼し、オンラインで回答を回収。

調査時期 : 2024年7月4日~7月9日


※本リリースにおけるデータは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
本調査結果の完全版については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトで紹介しています。
 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20240827

■ トピックス1.中高生の"物価高"に対する関心度・評価
【調査項目】“物価高”についてどの程度関心を持っていますか?(5が最大、単一回答)


【回答】
・"物価高"に対する関心度を、5を最大関心度、1を最低関心度として質問したところ、75%以上の中高生が関心度4以上に。
・学年別の平均数値を算出すると、学年が上がるにつれて"物価高"への関心度が高くなる傾向。

【調査項目】“物価高”についてどのように考えていますか?(単一回答)


【回答】
・9割以上の中高生は悪い面が多いと回答。
・中学生では学年が上がるにつれて"物価高"の評価は悪くなる一方で、高校生では学年が上がるにつれて少しだけ評価が好転。

■ トピックス2.おこづかいやアルバイトの時給への"物価高"の影響、日常的な会話や生活への影響
【調査項目】“物価高”の影響で、おこづかいの金額に変化はありましたか?(単一回答)
      “物価高”の影響で、アルバイトの給料に変化はありましたか?(単一回答)


【回答】
・おこづかいの金額・アルバイトの給料の変化は、ともに7割以上が「影響はない」と回答。

【調査項目】“物価高”について家族や友人と会話することはありますか?(単一回答)


【調査項目】“物価高”によって、あなたや周りの方はどのような影響がありますか?(自由回答)

【回答】
・圧倒的に多かった回答は「食費が高騰し食事・おやつに影響」。
・部活や給食といった学生生活への影響も見られており、参考書購入や趣味の「推し活」への影響といった中高生ならではの声も。

■ トピックス3.中高生が考える"物価高"の原因と対策
【調査項目】“物価高”の一番の原因は何だと思いますか?(自由回答)

【回答】
・「元々日本の食料自給率が低いために円安により食料価格の高騰が起きている」という回答、「ロシア・ウクライナ戦争や中東など世界情勢の影響」とする回答、「地球温暖化や異常気象による作物の不作」が原因という回答が、非常に多く見られる。
・「物価が上がっていくこと自体は自然なことであり、日本社会がそれに対応できていないことが問題である」という回答も。

【調査項目】あなたが社会を大きく変えられる立場(内閣総理大臣、大企業の社長など)なら、”物価高”をうけてどのようなことをすると思いますか?(自由回答)

【回答】
・「減税」「賃金アップ」に関する意見が多く、加えて「環境・食糧問題へのアプローチ」に関する回答が多い結果に。
・「戦争や軍事費へのアプローチ」「教育による解決」「ビジネスチャンスと捉える視点」など、中高生の自由な発想による興味深い意見も多数。

■ Studyplusトレンド研究所 調査所感

国際的な原材料価格の上昇や、円安による輸入コスト・インバウンド需要の増加などの影響を受けて、さまざまなモノやサービス、食品の値上げが続いています。家計の苦しさなどを伝える報道を目にする機会も多い中で、Studyplusトレンド研究所は“物価高”が中高生に与える影響について調査しました。

調査結果を見ると、学校や家庭などの様々な場面で、中高生が当事者として"物価高"を実感している様子がわかりました。また、高校生になるにつれて"物価高"の捉え方が負の面以外にも広がるような傾向や、"物価高"の要因をマクロな視点から分析するような声も見られており、中高生が世の中の事象をどのように見つめているのかを垣間見ることもできました。

記事内で最後に紹介した設問『あなたが社会を大きく変えられる立場(内閣総理大臣、大企業の社長など)なら"物価高"をうけてどのようなことをすると思いますか?』の自由回答では、教育や政策など、さまざまな視点でのユニークなアイデアが集まりました。

今回は"物価高"をテーマとしましたが、中高生が当事者として世の中で話題になっているトピックスをどのように感じているか、その思いを知ることは、大人にとっても様々な気づきや学びが多いとStudyplusトレンド研究所は考えています。

今後も「Studyplus」を通じて中高生の声に耳を傾け、世の中に広く発表していきたいと思います。

本調査結果の完全版については、Studyplusトレンド研究所の公式サイトで紹介しています。
 https://www.trend-lab.studyplus.jp/post/20240827

■学習管理アプリ「Studyplus」 概要
「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。 
ユーザーの自己調整学習、学習モチベーションの維持・向上をサポートします。
累計会員数900万人以上、大学受験生の2人に1人以上が利用しています。https://www.studyplus.jp/

※アプリダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/apple-store/id505410049
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.studyplus.android.app

■「Studyplusトレンド研究所」 概要
「Studyplusトレンド研究所」は、日本最大級の学習管理アプリ「Studyplus」のユーザーを通じて、次代を担う若者の「いま」を見つめるための研究所です。
若者の学校生活や学習・受験といった側面から、好きなアーティストや消費行動といった生活者の側面まで、これからの新しい時代の「トレンド」を研究していきます。
https://www.trend-lab.studyplus.jp/

■スタディプラス株式会社 概要
所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階

代表取締役:廣瀬高志

事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」の運営

設立:2010年5月20日



画像の掲載されたニュースはこちら

提供元:PRTIMES

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード