2024/08/29

医療機関向けクラウドセキュリティサービス「Mowl」を提供する「MTU株式会社」に出資

ユナイテッド 株式会社 




ユナイテッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 執行役員:早川 与規、証券コード:2497、以下「ユナイテッド」)は、MTU株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:原 拓也、以下「MTU」)へ出資いたしました。

■MTUの事業について
昨今の医療業界では、サイバー攻撃による診療停止や、それに伴い人々が医療を受けられないリスク、DX対応の遅れ、人材不足など、さまざまな課題を抱えています。
医療機関に存在する多数の課題に向け、MTUは顕在化する集客(集患)支援やセキュリティ対策支援を起点に課題を解決し、「医療×ITのサービスを通じて健康寿命最大化」の実現を目指しています。


現在は、医療機関向けのメディカルセキュリティクラウドサービス「Mowl」(読み:マウル)に注力し、更なる拡大を目指しています。今後はAI医療データプラットフォームの開発も進めていきます。

■ユナイテッドによるMTUへの出資の背景
2021年世界での医療分野におけるデータハッキング被害額は1病院あたり平均約1,000万ドル(日本円で約13億円)と言われており、医療システム向けサイバーセキュリティの市場規模は2027年に284億米ドルになると予測されています。*1 国内でも厚生労働省、総務省、経済産業省が2023年に医療情報システムを安全に管理するためのガイドラインを策定*2するなど、医療機関におけるサイバーセキュリティに対する必要性が急激に増しています。一方、各医療機関では、IT知見不足などの要因でサイバーセキュリティ対策が進んでおらず、喫緊の課題となっています。MTUはその深いペインを解決するのに適したDXソリューションを提供しており、既に多くの医療機関から引き合いを受けています。

MTU代表 原氏の医療領域における豊富な経験や野心、今後目指していく青写真に感銘を受けたと同時に、医療業界における重要かつ緊急度の高い課題が解決できると期待し、ユナイテッドとして出資の意思決定をいたしました。
*1:株式会社グローバルインフォメーション「医療向けサイバーセキュリティの世界市場:脅威タイプ別、最終用途別、ソリューション別、地域別の展望、業界分析および予測(2021年~2027年)」(KBV Research)
*2:医療法施行規則の一部を改正する省令について

■今後の展望
MTUは今回調達した資金で、Mowlのサービス拡大や組織の拡大を推進していく予定です。ユナイテッドとしても、MTUの事業拡大とさらなる成長に向け支援してまいります。

ユナイテッドは今後も、有望なビジネスモデルを持つベンチャー・スタートアップ企業への投資を積極的に行ってまいります。

■ユナイテッド株式会社 投資事業について
ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」をパーパスに掲げ、投資事業、教育事業、人材マッチング事業の3つをコア事業としています。
投資事業においては、インターネットビジネスの黎明期から20年以上に渡って数々のベンチャー・スタートアップ企業に投資を行い、投資先企業の成長・EXITに寄り添ってまいりました。
現在は国内のシード~アーリーステージのベンチャー・スタートアップ企業を主な投資対象としております。投資はすべて自己資金で行っているため、柔軟かつスピーディーな意思決定が可能です。
投資後には、長年の事業運営・投資経験により培った事業・組織運営ノウハウの提供、及び資金調達・EXIT支援等を行っております。加えて、ハンズオン支援部隊であるUVS*3が事業戦略立案から実行に至るまで、事業成長のための一気通貫の支援を行います。

*3 UVS(UNITED Venture Success):キャピタリストチーム、バリューアップチームメンバーによって構成されるハンズオン支援部隊


■出資先概要



■会社概要
ユナイテッド株式会社
ユナイテッド株式会社
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-2-5 MFPR渋谷ビル
設立日  :1998年2月20日
代表者  :代表取締役社長 兼 執行役員 早川 与規
事業内容 :教育事業、人材マッチング事業、投資事業、アドテク・コンテンツ事業
URL   :https://united.jp/

画像の掲載されたニュースはこちら

提供元:PRTIMES

この企業のニュース

業界チャネル Pick Upニュース

注目キーワード