2024/09/03

【卒FIT】FIT制度終了は、太陽光発電の所有者にとって大きな転換期!

株式会社 和上ホールディングス 

売却予定派が過半数、太陽光発電所所有者の将来に不安広がる




「卒FIT」とは、「固定価格買取制度(FIT制度)」の買取期間が終了することを意味します。
FIT制度は、再生可能エネルギーの普及を目的として、一定期間、固定価格で電力を買い取ることを国が定めた制度です。
太陽光発電で発電した電力を電力会社が買い取ってくれるため、多くの家庭や企業が太陽光パネルを設置しました。
しかし、この制度には期間があり、一定の年数が経過すると買取価格が大幅に下がるか、買取自体が終了してしまいます。この買取期間が終了することを「卒FIT」と呼びます。

そこで今回、卒FIT産業用太陽光発電所の買取予約サービス(https://wajo-holdings.jp/farm/lp-grafit/を行運営する株式会社和上ホールディングスは、産業用太陽光発電投資を行っている人を対象に「卒FIT」に関する調査を実施しました。
太陽光発電投資への満足度は?
まず初めに、産業用太陽光発電投資を行っている方に産業用太陽光発電投資を始めた理由を聞いてみました。

最も多かった回答が、「FIT制度(固定価格買取制度)による安定した収入(80.0%)」でした。
FIT制度は、再生可能エネルギーで発電された電気を、電力会社が一定期間、一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。
一定価格での買取が保証されるということは、投資として収益の安定化に繋がるため、このFIT制度を理由に、産業用太陽光発電投資を始めた方が多かったという結果になりました。

続いて多かったのは、「節税のため(72.3%)」「電気料金の削減(36.5%)」「資産価値の向上(33.0%)」となりました。



次に、『太陽光発電投資に対しての満足度を教えてください』と聞いたところ、「大変満足している(39.5%)」「満足している(34.3%)」と約4人中3人の方が満足をしていると回答しました。
反対に、満足をしていないという方は13.7%と少ない結果でした。



満足している方、していない方にそれぞれに理由を聞いてみました。
【満足をしている方】
■FIT制度があり安定した収益がとれた
■初期投資で節税ができた。その後も業者が全部やってくれたので手離れが良かった
■補助金の利用でお得に購入できた
■減価償却が終わり、早々に売り抜け出来たので

【満足をしていない方】
■メンテナンスでの費用がかなり掛かった
■5年目くらいから発電効率が下がった
■お世話になっていた業者が倒産して、売却がたいへんだった
■メンテナンス詐欺にあった
■FITの買取価格が下がった

などの様々な意見がありました。
買取価格が低下しているFIT制度への、不安や卒FITへの考えとは?
FIT制度は2012年からスタートして、一般的に10年間の固定価格買取が保証されています。
しかし、太陽光発電の技術革新とコスト削減、太陽光発電の普及、再エネ賦課金の変動などの様々な理由により、FIT制度の買取価格が年々低下しています。
買取価格が低下することにより、所有者は収益性の低下に繋がります。
今後の展望に関しても、FIT制度は、段階的に縮小される方向に進んでおり、買取価格はさらに低下していく可能性があるとされています。

卒FIT(FIT制度が終了)すると、FIT制度の適用期間中は、高めの価格で電力を売ることができましたが、卒FIT後は、一般の売電価格に切り替わるため、買取価格が大幅に下がります。
また、卒FIT後は、電力会社との売電契約を新たに結んだり、自家消費を増やしたりなど、様々な選択肢の中から最適な方法を選ぶ必要があります。

そこで、『FIT制度(固定価格買取制度)終了後の運用のプランはどのように考えていますか?(あてはまるものすべて)』と聞いてみました。

「FIT制度期間終了後に売却予定(46.0%)」「FIT制度期間の終了前に売却予定(33.3%)」と売却を検討している方が過半数でした。
その他、「新電力への切り替え予定(26.3%)」「蓄電池を購入する予定(19.0%)」「既存の電力会社と売電契約を更新予定(17.5%)」という意見もありました。



最後に、今後の不安について『卒FIT(FIT制度終了)に対して、どのような不安がありますか?(あてはまるものすべて)』と聞きました。

最も多かったのは「売電収入の減少(75.8%)」と全体の3/4以上の方が、売電収入の減少について不安があると回答しました。

次に「維持費の負担増(67.3%)」が多い結果となりました。
パネル、パワーコンディショナー、バッテリーなどの寿命は、製品によって異なりますが、一般的に10年~20年程度と言われています。
発電効率を維持するためには、定期的なメンテナンス以外にも部品交換などでの費用が多くかかってくることから、過半数以上の方が不安に思っているのでしょう。



その後は、「初期投資の回収(40.3%)」「電気料金の上昇(37.3%)」「売電先探し(24.3%)」と続きました。
「不安はない(3.3%)」と回答した方はわずかでした。




今回、調査を実施した株式会社和上ホールディングスは、卒FIT産業用太陽光発電所の買取予約サービスを行っています。https://wajo-holdings.jp/farm/lp-grafit/)

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■株式会社 和上ホールディングス:https://wajo-holdings.jp/
■TEL:0120-054-405(050-3176-2122)

調査概要:「卒FIT」に関する調査
【調査期間】2024年8月16日~2024年8月21日
【調査方法】第三者機関によるインターネット調査
【調査人数】400人
【調査対象】産業用太陽光発電投資をしている人

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提供元:PRTIMES

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