2024/10/04

石破新総理の誕生で注目高まる鳥取県産で人気急上昇の農産物を調査

株式会社 農業総合研究所 

鳥取のオリジナル品種の梨「新甘泉(しんかんせん)」などが人気上昇中

「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、全国の都市部を中心としたスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する株式会社農業総合研究所(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役会長CEO:及川 智正、以下「農業総合研究所」)は新たに就任した石破茂総理大臣の地元・鳥取県で人気、そして注目の農産物を調査しました。

人気品目1:鳥取のオリジナル品種の梨「新甘泉(しんかんせん)」
「鉄道好き」で知られる石破新総理もきっと応援しているに違いない。そう思わせる新幹線と同じ読み方の梨が、鳥取にあります。

それが「新甘泉(しんかんせん)」です。名前の通り、高糖度なのが特徴で、早生の赤梨としては最高クラスの甘さを誇っています。鳥取県園芸試験場が育成した、鳥取県のオリジナル品種です。

いま、梨の価格が高騰しています。高騰の原因は燃料費や肥料、人件費などの高騰だけではありません。ひとつは、生産者の高齢化などで、収穫量が減っていること。もうひとつは香港などへの輸出が急増しているためです。輸出の梨は主に贈答用に用いられているため、味・見た目などすべてが最高品質のものです。こうした要因が重なって、梨の価格が高騰しています。

こうした梨を手にしにくい状況にあっても、甘さ抜群の「新甘泉」の人気は確実に高まっています。

人気品種2:白ネギ
鳥取は西日本有数の白ネギの産地として知られています。この白ネギの栽培で難しいのが、畝(うね)をつくることです。畝とは、畑で作物を作るために細長く直線状に土を盛り上げた箇所です。白ネギの「白い部分」をつくるために、土を盛り上げ、ネギが埋まっている部分をつくらなくてはならないのです。

ネギの成長に合わせて、畝は何度も作り直さなくてはなりません。一般的なケースでは、約5回はつくらなくてはなりません。ですが畝をつくる過程で、どうしてもネギを傷つけることがあります。

今回、取材にご協力いただいた株式会社米子青果(鳥取県米子市)によると、白ネギについて猛暑や水不足などが理由で夏の栽培が難しくなってきており、サイズなど規格を変更した「ミニ白ネギ」を製品化し、一般的な白ネギよりも何センチか短いため、畝を作る回数を減らすことができるため、栽培の負担を減らすことができるので値段も安くでき、この「ミニ白ネギ」の取り扱いを増やす取り組みが行われています。

人気品種3:大玉すいか
大栄すいかと倉吉すいかはいずれも鳥取を代表する大玉すいかです。
大栄すいかは、西日本有数のスイカの産地である北栄(ほくえい)町(旧大栄町)を主産地として生産されています。形状、品質にバラツキが少なく、安定した品質のスイカです。

倉吉すいかは、その名の鳥取県倉吉市で生産されています。平均糖度12度以上の高糖度で内側と外側の糖度差が少ないのが特長です。

近年、冷蔵庫に入れやすい、少ない人数の家族でも食べやすいといった理由で、昔ながらの大玉より小玉のすいかほうが、人気が高まっています。ですが、鳥取の大玉すいかは品質の高さなどから人気となっており、首都圏にまで出荷が拡大しています。
取材協力
株式会社 米子青果
〒683-0853鳥取県米子市両三柳193-1
https://yonagoseika.co.jp/
調査方法
調査期間:2024年9月20日~2024年9月30日
調査方法:当社が全国2,000店舗以上のスーパーマーケットで展開する「農家の直売所」、及び産直卸での販売データ、及び、生産者へのヒアリングを基に導出
会社概要
株式会社 農業総合研究所 (JPX 証券コード3541)
〒640-8341 和歌山県和歌山市黒田99番地12 寺本ビルII4階
https://nousouken.co.jp/

「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本及び世界から農業が無くならない仕組みを構築することを目的とした産直流通のリーディングカンパニーです。全国約10,000名の生産者と都市部を中心とした約2,000店舗の小売店をITでダイレクトに繋ぎ、情報・物流・決済のプラットフォームを構築することにより、農産物の産地直送販売を都市部のスーパーで実現した「農家の直売所事業」と、生産者から農産物を買い取り、ブランディングしてスーパーに卸す「産直卸事業」を展開しています。
 

提供元:PRTIMES

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