船場、エシカルデザインの理念に共感する多種多様なパートナーとともにムーブメントを起こす
株式会社 船場12/5(木)~共創型イベントで取り組みを発信
未来にやさしい空間づくりを行う株式会社船場(本社:東京都港区、社長:八嶋大輔、以下船場)は、2021年より人や地域社会、自然環境に配慮したエシカルデザインを推進し、サーキュラーエコノミー(循環経済)型の事業モデルへと転換してきました。肝となるのは、多種多様なステークホルダーが、業界の枠を越えて対話する枠組み。課題解決や資源循環型社会の実現に向け構築したパートナーシップを強みに、昨今では、オフィスなどに求められる「共創空間」づくりも強化しています。
12月5日~7日にはWITH HARAJUKU(渋谷区)にて、共創パートナーとともにエシカルな未来を考える参加型イベント「エシカルデザインウィーク東京2024」を開催します。
1.オフィスは働く場所から共創を生む場へ
船場では、2021年に企業改革の重要テーマに「エシカル」を掲げ、「つくる」だけでなく、「つかう」や「すてる」まで責任を持った、循環型の空間づくりに取り組んでいます。コロナ禍を経て需要が高まるオフィスリニューアルにおいても、人や地域社会、自然環境に思いやりを持つエシカルデザインを取り入れオフィスづくりを行っています。
近年、企業はオフィスに割く経費を人的資本への成長投資と捉え、社内外との接点の構築と自律的な学びを促す「共創空間」を求める傾向にあります。船場はこの「共創空間」の創造においても、エシカルデザインを通してつながった多種多様なパートナーとともに創り上げることが重要と考えます。顧客やパートナーと共創し、多角的な視点で創る「共創空間」は、新たな発想や気づきを得られる場となり、オープンイノベーションを促進します。
※エシカルデザインを通した共創により生まれた「共創空間」事例は別紙を参照ください。
2.エシカルデザインの推進によるサプライチェーンとの対話
エシカルデザインの推進に先立ち、これまで役割毎に分断されていた内装業界の構造(サプライチェーン)を図解化しました(下図)。そこにリサイクルやリユース・アップサイクルなどの循環の流れを加えることで、エシカルデザインを実現するための対話先や共創の組み合わせのアイデアが生まれました。
船場がプラットフォームとなり、サプライチェーンを横断しながら対話で課題を把握し、共に循環型空間づくりの仕組みを構築することで、これまで直接的な関わりのなかった製造業や、受発注のみの関係であったメーカーなどとの共創が加速しました。
エシカルデザインによる循環の流れを加えた内装業界の構造(サプライチェーン)
3.内装工事における1次リサイクル率の向上
また、内装施工・解体現場での廃棄物の分別、混合廃棄物の削減に注力。現場から排出される廃棄物に着目し、現場で素材ごとに細かく分別することで、その先の中間処分会社の負担を減らし、リサイクル率の向上を図っています 。船場が施工を請け負うすべての案件を対象とし、2020年には73.3%であった平均1次リサイクル率※は、現在では94%まで上昇しました。
※1次リサイクル率:現場で出た全廃棄物量のうち、マニフェストの排出品目ごとに分別した割合
さらに、一部の案件では中間処分以降のパートナーと連携したトレーサビリティにも取り組んでおり、オフィスリニューアルなどで排出した廃棄物の再資源化量を「リサイクルレポート」として算出し顧客に提供しています。船場では、空間をただつくるだけではなく、環境面にも配慮した価値をパートナーとともに創出しています。
4.「つかう」だけでなく、「すてる」までを想定した素材研究へ
循環型の空間づくりのために、分離しやすいデザインやリサイクルしやすい素材を研究しています。また、メーカーと共に新たな素材開発に向けた共創にも取り組んでいます。
2023年には、代表的な建築廃棄物である廃棄石膏ボードの水平リサイクルを促進する取り組みを開始。デベロッパーやメーカー、施工現場をつなぎ合わせ、資源循環モデルの構築を目指しています。
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5.エシカルデザインの理念に共感するパートナーと起こすムーブメント
エシカルデザインの発信やさらなる仲間づくりのため、参加型のイベントとして「ETHICAL DESIGN WEEK(エシカルデザインウィーク)」を開催しています。一般客も参加できるオープンイベントとして大々的に開催した2023年「エシカルデザインウィーク」には38社の共創パートナーと、建築だけでなく、物流、行政、IT、出版、教育、メーカーなど、20業種を超える企業・組織が来場。業界の役割や立ち位置を可視化し対話することで、時代にあった関係性を構築しています。
今回は株式会社博展との共同開催であり、空間や体験を起点に集まったパートナー同士の共創を促進する仕掛けを多数実施します。行政や企業団体、教育機関が抱える課題に向き合い、業界を超えた多種多様な分野の専門家と、オープンイノベーションによる解決を目指しています。
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【ETHICAL DESIGN WEEK TOKYO 2024】
日程:2024年12月5日(木)~7日(土)
時間:12月5日(木)12:30~18:00|6日(金)10:00~18:00| 7日(土)10:00~18:00
会場:WITH HARAJUKU HALL & LIFORK(ウィズ原宿3F)(東京都渋谷区神宮前1-14-30)
主催:(株)船場・(株)博展
協賛:(株)ゲットイット・チヨダウーテ(株)・日本特殊陶業(株)・緑川化成工業(株)・(株)リファインバースグループ
後援:CIRCULAR STARTUP TOKYO・(一財)渋谷区観光協会・ハーチ(株)・港区立産業振興センター
内容:エシカルデザインカンファレンス|ネットワーキング(ビジネス交流会)|ブレイクスルースタジオ(出展者座談会)|エシカルデザイン展示|ワークショップ|エシカルクリスマスマーケット|高校生プレゼン公開講評会|リズムワークショップ|カフェなど
入場:自由(無料)※有料・予約制イベントあり
申し込みフォーム:https://www.semba1008.co.jp/lp/ethicaldesignweek_2024
本リリース「1」に記載したプロジェクトもイベント内で紹介します。プレスツアーも開催予定ですので、メディア関係者の方はお問い合わせください。
船場は今後もエシカルな仲間たちと共に、サーキュラーエコノミーの社会実装を目指していきます。
【船場について】
船場は1947年の創業時より、多様な人が集い賑わう場を目指し、ソフトとハードの両面から商空間づくりを行ってきました。近年ではその賑わいづくりのノウハウを、オフィスや教育施設などのあらゆる業態で活かし、コミュニケーションを活性化するための仕掛けや、人がわざわざ足を運びたくなるような空間を創造しています。また、2021年よりビジョンに「Good Ethical Company」、ミッションに「未来にやさしい空間を」を掲げ、サプライチェーン全体でより良い社会の共創を目指しています。
社名 :株式会社船場 カブシキガイシャ センバ
所在地:東京都港区芝浦1‐2‐3シーバンスS館9階
上場:東京証券取引所スタンダード市場(コード番号:6540)
主な実績:サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場(設計、施工) / ISUMI Glamping Resort & Spa SOLAS(マスタープラン・設計・施工)/ Tokyoシェアオフィス墨田(プロダクション・設計・施工)/ 三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真(調査企画・マスタープラン・設計・環境デザイン・施工
提供元:PRTIMES