2024/11/22

Amazon、静岡県へ総額55億円以上を投資 テクノロジーやインフラへの投資は地域経済の成長を支援

アマゾンジャパン 合同会社 

GLOCOM調査、Eコマースは県内の中小企業の成長を促進。回答者の65%以上が幅広い選択肢と迅速な配送を評価し、文化的な豊かさと暮らしの満足度を実感



Amazon(所在地:東京都目黒区)は11月22日(金)、静岡県への経済や社会への貢献について発表しました。2023年の単年で静岡県へ16億円以上の投資を行い、Amazonの2020年から2023年までの期間の静岡県への総投資額は55億円超となりました。この中には設備投資(配送拠点であるデリバリーステーションなどのインフラ整備を含む投資)と、お客様や配送パートナー、中小企業向け各種プログラムの拡充、従業員の報酬などの事業運営費が含まれます。Amazonによる静岡県への投資は、お客様に満足いただけるソリューションとサービスを創出し、同県の企業や地域経済を支援するという長期的なコミットメントを表しています。

Amazonは、2023年に静岡県初となる三島デリバリーステーション(以下、DS)を三島市に設置し、2024年は浜松DS、袋井DS、駿河DSも新たに開設しました。これにより、静岡県の一部の地域では翌日配送が可能となり、お客様により迅速に商品をお届けしています。Amazonは地球上で最もお客様を大切にする企業を目指しており、日本への投資は、お客様に喜ばれる価値あるソリューションやサービスを創造し、お求めやすい価格で幅広い商品と利便性の高いお買い物体験を提供する継続的な取り組みです。全国の中小企業を含む販売事業者様がAmazonで商品を出品しており、全国にあるフルフィルメントセンター(物流拠点)やデリバリーステーション(配送拠点)などのインフラへの投資は、静岡県内を含む販売事業者様が「フルフィルメント by Amazon」*1を活用し、日本全国および海外のお客様へ商品をお届けするのに役立っています。日本の中小企業は、地域社会の中核であり、日本経済の柱として大きな役割を担っています。Amazonに出品する静岡県内の販売事業社数は約3,000社です。Amazonは、革新的なツール、プログラム、サービスを提供することで、販売事業者様のビジネスの成長を支援しています。2023年、静岡県の販売事業者様はAmazonで数百万点の商品を販売し、その販売個数は前年比で2桁増でした。

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM: Center for Global Communications)が実施した「Eコマースの普及が企業と消費者にもたらす経済的影響」調査では、Eコマースは企業、とりわけ中小企業の成長を促進し、オンラインショッピングによって消費者は文化的豊かさと生活満足度が向上することがわかりました。

GLOCOM調査結果によるEコマースの普及が企業にもたらす影響:
Eコマースは、中小企業のビジネス成長サイクルを後押し、雇用も増加傾向に
企業の売上変化に関する調査では、過去1年から9年前のどこかのタイミングで、Eコマースを開始した静岡県の企業は開始後、平均して売上伸び率は年に約1.6%上昇することがわかりました。全国の小売業(EC実施の有無にかかわらず)の2015年~2023年の売上増加率の中央値は-0.08%*2であることと比較すると、Eコマースの成長率が顕著であることがわかります。さらにEコマースを開始した従業員100人未満の静岡県の中小企業の年間の平均売上増加率の上昇幅は、同県の大企業の2倍以上の2.3%という結果となりました。また調査では、Eコマースを契機に事業が拡大するにつれて採用を増やすことが判明しました。静岡県ではEコマースの開始4年目以降は平均3人を新たに採用しており、これは全国平均の3倍にあたります。さらに、Eコマースの開始後、静岡県の企業の売上増加率は年に約1.6%底上げされる一方で、月間平均労働時間は全国平均1.3時間の減少を上回る2.4時間減少していることから、Eコマースが生産性の向上につながることも明らかになりました。

GLOCOM調査結果によるオンラインショッピングの普及が消費者にもたらす影響:
静岡県内の70%の消費者はオンラインショッピングで「文化的な豊かさ」を体感し、80%が「暮らしの満足度」の向上を実感。利便性、スピード、価格を評価する一方で、高品質な商品へのアクセスへのメリットも享受
消費者調査は過去一年間にオンラインショッピングを始めた人を対象に実施され、その結果、オンラインショッピングの最大のメリットは利便性であることがわかりました。回答者の約90%がいつでもどこでも簡単に買い物ができること、約80%が商品の迅速な配送を利点だと感じています。また回答者全体では、主要な商品カテゴリー(書籍、日用品、家電製品、美容・ヘルスケアなど)において、オンラインショッピングの方が小売店よりも平均して4.5%程度安く入手できると回答しました。さらに回答者の65%がオンラインショッピングでは「幅広い商品にアクセスできる、バラエティの豊富さ」、また約半数が上記カテゴリーにおいて「高品質な商品を入手できる」ことをメリットとして実感しています。文化的な側面からの質問として、普段の生活や地元の商店では見つけることが難しい本や地方の珍しい食材との出会いなどを例に挙げ、オンラインショッピングを通じた文化体験について聞いたところ、7割が「文化的豊かさ」を感じるようになったと回答しました。また8割が「暮らしの満足度が上がった」と感じているなど、オンラインショッピングが消費者の生活の質の向上に貢献していることがわかりました。

GLOCOM 主幹研究員田中 辰雄氏は以下のようにコメントしています。
「今回の調査により、静岡県の企業がEコマースを効果的に利用して事業成長を遂げていることを示しています。特にEコマースは中小企業の売上と生産性を向上させ、それにより企業は得た利益でより多くの人を雇用し、事業を継続的に成長させていることが読み取れます。Eコマースはリソースに限りがある中小企業にビジネス成長の良い循環をもたらしていると言えるでしょう。また、Eコマースは、私たちの社会や文化に新たな価値をもたらしました。利便性や価格、商品の幅広さに加え、珍しいあるいは、見つけづらい商品を購入できる喜びから得られる文化的価値も注目に値します。Eコマースは地域間の格差を解消し、消費者が文化的に豊かな生活を送ることに一定の貢献を果たしていると考えられます」

アマゾンジャパン 社長 ジャスパー・チャンは以下のようにコメントしています。
「お買い物をしてくださるお客様や販売事業者様、配送パートナーの皆さま、地域社会の皆さまには、Amazonの今日までの成長を支えてくださったことに深く感謝申し上げます。Amazonは、今後も静岡県への投資を通じて地域経済に貢献し、地元の販売事業社様のビジネスを支援し、そして静岡県にお住まいのお客様の生活そのものを、さらに豊かで便利なものへと変革できるよう努めてまいります」

調査概要
調査主体:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(アマゾンジャパンからの委託研究)
調査名:「ECの普及が企業と消費者にもたらす経済的影響」
調査期間:2024年8月
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国20歳以上の男女
サンプル数:全国10万人
※オンライン販売の平均売上増加率に関する質問については、サンプルの内オンライン販売を開始してから1年~9年の企業に勤める人が対象

*1 Amazonの配送ネットワークを使って販売事業者様のビジネスの成長を支援するサービス。Amazonフルフィルメントセンターに商品を納品後、その注文の受注、梱包、発送、カスタマーサービス、返品対応のすべてをAmazonが代行します。
*2 Nikkei NEEDS 法人企業統計データをもとに算出

Amazonについて
Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom ( https://amazon-press.jp ) およびAbout Amazon ( https://www.aboutamazon.jp ) から。

提供元:PRTIMES

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