『眠れない夜にみる夢は』著者・深沢仁の新境地的傑作!『ふたりの窓の外』が11月29日に発売
株式会社 東京創元社春夏秋冬、それぞれ一度ずつしか会うことのなかったふたりを描く
〈英国幻視の少年たち〉シリーズ、『眠れない夜にみる夢は』などの著者・深沢仁さんの新作長編『ふたりの窓の外』を刊行いたします。
火葬場で出会った藤間紗奈(ふじま・さな)と鳴宮庄吾(なるみや・しょうご)。その場限りの邂逅だったはずなのに、藤間が亡くなった婚約者と行くはずだった旅行に、なぜか鳴宮が同行することになります。それから季節が変わるごとに、お墓参り、ドライブ、温泉旅行と時を重ねていくふたり。つかず離れずの関係でしたが、お互いの心の中には変化が芽生えていて……。
移り変わる四季のなかで、短くも大切な時間をともに過ごしたふたりの一年間の物語です。
■書誌情報
ふたりの窓の外
判型:四六判仮フランス装
ページ数:244ページ
ISBN:978-4-488-02916-6
Cコード:C0093
定価:1,760円(税込)
写真:奥出航介
装幀:アルビレオ
内容紹介:
自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる――。
春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。
『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。
『ふたりの窓の外』は現在発売中です。どうぞご注目ください!
■著者プロフィール
深沢仁(ふかざわ・じん)
2010年、詩集『狼少女は羊を逃がす』を自費出版。翌年、『R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く』で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞優秀賞を受賞、本格的な執筆活動をスタートさせる。20年には作品集『この夏のこともどうせ忘れる』で第12回高校生が選ぶ天竜文学賞を受賞。ほかの著書に『眠れない夜にみる夢は』『渇き、海鳴り、僕の楽園』〈英国幻視の少年たち〉シリーズ(全6巻)などがある。
株式会社東京創元社
所在地 :〒162-0814 東京都新宿区新小川町1-5
代表取締役:渋谷健太郎
URL :https://www.tsogen.co.jp/np/index.html
提供元:PRTIMES