リカバリー(休養・抗疲労)市場2024年は6.0兆円と推計 食品への需要と企業の健康投資が牽引して、2023年の5.4兆から1.1倍に
一般社団法人 日本リカバリー協会「リカバリー(休養・抗疲労)白書2024」 12月23日発刊
一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)は、この度、2020年10月より定期開催しております神奈川県 未病産業研究会 休養分科会と連携し、運動・栄養に続く健康の3要素「リカバリー(休養・抗疲労)」の2024年の市場を推計した結果を発表と共に、「リカバリー(休養・抗疲労)白書2024~リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2024と、ヘルスケア・イノベーター理論によるトレンド分析~」 を12月23日に発刊したことをお知らせいたします。
2024年のリカバリー(休養・抗疲労)市場は6.0兆円と推計、2023年の5.4兆円から1.1倍の規模に成長をしています。2019年の推計から順調に市場は伸びており、2030年の休養市場約14.1兆円と予測へ順調に市場形成の基礎が出来上がったと考え、社会のリカバリー・休養のリテラシーを向上に貢献し、更なる未病関連の市場創出を目指してまいります。
また、一般社団法人日本リカバリー協会では「リカバリー(休養・抗疲労)白書2024」の発表に伴う説明会を開催させていただきます。今回の注目テーマとして、日本の健康投資意識に注目し、ヘルスケア×マーケティング理論を掛け合わせた、「ヘルスケア・イノベーター理論」を構築いたしました。リカバリー(休養・抗疲労)市場の形成を考える上で、更なるマーケティング視点の知見が必要と考え、「ヘルスケア・イノベーター」の動向を分析することで、現在のトレンドや将来の予測のヒントを探っていきます。参画企業様に休養価値を軸にした、新たな事業開発やマーケティングのヒントをご案内させていただく予定となります。 ご関心のある企業の皆様、ぜひご参加ください。
図表1:リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2019年・2023年・2024年比較 (単位:億円)
【調査報告書「リカバリー(休養・抗疲労)白書2024」について】
リカバリー(休養・抗疲労)白書2024 目次0. 調査概要・サンプル属性/数
TOPICS1. リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2024
TOPICS2. ヘルスケア・リカバリー産業のトレンド予測2025
1. 日本の疲労状況
2. 健康満足度と各症状人口
3. 10 万人の睡眠実態調査
4. 休養意識
5. 休養・抗疲労ソリューションの実施状況
6. 健康投資の意識について
7. 活力行動モデルの提案
ページ数:287P
販売価格:90,000円(税別)※PDF版
販売時期:2024年12月23日 本日より受付開始
編著者:一般社団法人日本リカバリー協会
調査協力:一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクス、神奈川県「未病産業研究会」 、駒沢女子大学
【調査報告書についての詳細・お問い合わせ先】
https://www.recovery.or.jp/recontact/
■一般社団法人日本リカバリー協会 会長 渡辺恭良 コメント
日本リカバリー協会の活動に並行し、私が理事長を務める日本疲労学会では、疲労を「過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態」と定義しています。従来、疲労は「活動→疲労→休養」のサイクルで回ると考えられてきましたが、調査によると、就労者の約60%が疲労感を自覚し、その40%が慢性疲労を抱えています。最近の調査では、「ひどく疲れた」と感じる人の割合が80%を超えることが明らかになりました。これは、毎日の活動前までに疲労がしっかりと解消されていないことを意味し、休養の量と質が十分でないことを物語っています。日本人が世界一短睡眠であることも大いに関係しています。
日本リカバリー協会は、「休養」サイエンスを振興し、多くの研究者やよりよいソリューション開発者・実践者と手を携えて、未病予防および健康増進に貢献し、この身近な問題に注目していただくための活動を行っていきます。今回も皆さまにお届けできますこの『リカバリー(休養・抗疲労)白書2024』が、皆さまとの協業によるこのような活動を進めるための重要な礎になることを祈念しております。
「渡辺恭良 プロフィール 」
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授
理化学研究所生命機能科学研究センター 名誉研究員/客員主管研究員
大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 顧問、大阪市立大学 名誉教授
一般社団法人日本疲労学会 理事長、一般社団法人脳体力振興協会 理事長
一般社団法人日本リカバリー協会 会長
1976 年京都大学医学部卒業、1980 年京都大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。京都大学助手、大阪医科大学講師、大阪バイオサイエンス研究所研究部長、大阪市立大学大学院医学研究科教授、理化学研究所分子イメージング科学研究センター長、同ライフサイエンス技術基盤研究センター長等を経て、現職。
「リカバリー(休養・抗疲労)市場規模に関する分析サマリー」
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■リカバリー(休養・抗疲労)市場2024年は6.0兆円と推計
■2023年のリカバリー(休養・抗疲労)市場の5.4兆円と比較して1.1倍になっている。
■ソリューションの中では、2024年も食関連が最も多く2兆5042億円、次いで 癒し関連が1兆億円
■最も伸び率が高い項目は、食関連で約1.19倍、次いで住関連で約1.17倍
※詳しくは、リカバリー(休養・抗疲労)白書2024に掲載をしております。
※リカバリー(休養・抗疲労)市場規模に関するデータの商業利用は、白書購入企業様に限らせていただきます。
※人口換算は、総務省統計局の令和6年5月20日公表【2024年(令和6年)5月1日現在(概算値)】の20~79歳9159万人を採用し、性別・年代別に係数化を行い算出した。
出典URL: https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202405.pdf
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■リカバリー(休養・抗疲労)市場2024年は6.0兆円と推計
家計調査(2024年)に、休養分科会算出の独自係数(休養行動、疲労回復行動の実施率など)を掛け合わせた、2024年段階のリカバリー市場規模は6兆239億円と予測。2023年比で約1.1倍の成長を見込み、前年比成長率は約10.8%と堅調な伸びを続けています。
リカバリー市場は2019年から2024年にかけて着実な成長を続けており、5年間で約1.5倍の市場規模拡大が見込まれ、今後も成長が期待され、健康意識の高まりを背景に、市場は安定した成長トレンドを維持しています。
図表1:リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2019年・2023年・2024年比較 (単位:億円)
■休養(リカバリー)市場規模 算出方法
2024年推計:家計調査×住民基本台帳×休養投資係数
※休養投資係数【休養分科会での休養項目の選定を経て、ココロの体力測定2024より、疲労改善投資率・疲労改善ソリューションの実施率、未病産業研究会会員企業調査による市場参入意向、健康経営投資実施状況調査を基に独自算出】
※ソリューション(個人行動)の項目は下記の区分で算出を行っています。
【ココロの体力測定 2024調査概要】
調査名: 「ココロの体力測定 2024」
期間: 2024年 4月25日~5月30日
SCR調査対象: 全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法: インターネット調査
SCR調査項目: 10問
※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。
【セミナー開催概要】
テーマ:10万人調査から導いた、「リカバリー(休養・抗疲労)白書2024」説明会
~リカバリー(休養・抗疲労)市場規模2024と、ヘルスケア・イノベーター理論によるトレンド分析~
日時:2025年1月23日(木)16:00-17:00
形式:オンライン(ZOOM)
対象:リカバリー(休養・抗疲労)白書の購入検討者、リカバリー市場に関心がある方、現在リカバリー市場でビジネスを行っている方
定員:30名(申し込み先着順)
参加費:無料
主催:一般社団法人日本リカバリー協会他
以下のご参加お申込みフォームから事前登録をお願いいたします:
https://peatix.com/event/4244698
【神奈川県「未病産業研究会」について】
これまでになかった新たなヘルスケア産業の創出とその発展のために、より多くの企業、団体、自治体と手を結び、神奈川県民はもちろんのこと、日本国民、ひいては世界中の人々の健康で幸福な人生を実現することを目指しています。
(神奈川県ホームページ:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/mv4/cnt/f536433/index.html)
「休養分科会 メンバー企業」※2024年3月現在
一般社団法人日本リカバリー協会、株式会社ベネクス、積水ハウス株式会社、タカラベルモント株式会社、株式会社村田製作所、株式会社ハイクラス、株式会社COPELコンサルティング、株式会社大広、伊藤超短波株式会社、株式会社高島屋、ネムリノチカラ、日総工産株式会社、有限会社ゴルフハウス湘南、塩野義製薬株式会社、SOMPOひまわり生命保険株式会社、株式会社ケッズトレーナー、スマイルベビー、一般社団法人ヨガセラピスト協会
【一般社団法人日本リカバリー協会 概要】
所在地:神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
会 長:渡辺恭良(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター名誉研究員/客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター顧問、大阪市立大学名誉教授、一般社団法人日本疲労学会理事⾧、一般社団法人脳体力振興協会理事⾧、一般社団法人日本リカバリー協会会⾧)
副会長:水野敬(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 特任教授/センター副所長、一般社団法人日本疲労学会 理事)
顧 問:大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事:片野秀樹 博士(医学)(博慈会老人病研究所客員研究員、Genki Vital Academy 顧問)
提携:ゲンキ・バイタルアカデミー(ドイツ)
URL:https://www.recovery.or.jp/
【リカバリーの定義】
心身の活動能力の減退した機能を回復し、休養をもって生理的・心理的資本である活力を蓄えて次に備えることである。
<報道関係者お問い合わせ先>
一般社団法人日本リカバリー協会 広報事務局
担当:柴山 TEL:070‐1389‐0172
メール:shibayama@netamoto.co.jp
提供元:PRTIMES