デル・テクノロジーズ、当会計年度第4四半期および通年の業績を発表
デル・テクノロジーズ 株式会社当資料は、2025年2月27日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2025~02~dell-technologies-delivers-fourth-quarter-and-full-year-fiscal-2025-financial-results.htm#/filter-on/Country:en-us
通年の概要
・通年の売上高は、前年比8%増の956億ドル
・通年の営業利益は前年比15%増の62億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年比8%増の85億ドル
・通年の希薄化後1株あたり利益は前年比39%増の6.38ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比10%増の8.14ドルでいずれも過去最高
・営業キャッシュフローは45億ドル
・現金配当の18%増配と株式買戻し100億ドル増額の承認を発表
・2026会計年度ガイダンス:通年の売上成長率は8%、希薄化後1株あたり利益の成長率は23%、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益の成長率は14%
第4四半期の概要
・第4四半期の売上高は、前年同期比7%増の239億ドル
・営業利益は前年同期比40%増の22億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年同期比22%増の27億ドル
・希薄化後1株あたり利益は前年同期比30%増の2.15ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比18%増の2.68ドルでいずれも過去最高
2025年2月27日、テキサス州ラウンドロック発:
デル・テクノロジーズは、2025会計年度(2024年2月~2025年1月)および第4四半期(2024年11月~2025年1月)の業績を発表しました。さらに、同社は2026会計年度(2025年2月~2026年1月)および第1四半期(2025年2月~2025年4月)のガイダンスも発表しました。
デル・テクノロジーズのCFO(最高財務責任者)、イヴォンヌ マクギル(Yvonne McGill)は、次のように述べています。「2025会計年度は変革の年でした。売上高は956億ドルに達し、中核事業は2桁成長を遂げ、飛躍的な効率化を実現し、希薄化後1株あたり利益(EPS)も過去最高を記録しました。また年間配当も18%増配しますが、これは株主の皆様への還元に対する当社のコミットメントと、2026会計年度の成長機会に対する自信を示すものです」。
デル・テクノロジーズのバイスチェアマン兼COO(最高執行責任者)、ジェフ クラーク(Jeff Clarke)は、次のように述べています。「第4四半期、インフラストラクチャー ソリューションズ グループは22%という売上高の成長を実現しましたが、当社はあらゆる事業分野で成長を遂げる態勢が整っています。AI分野では、AIをクラウドサービス プロバイダー最大手からエンタープライズ規模に拡大するとともに、PCでエッジまで広げており、その将来性は堅調です。xAI社および他社との契約ベースで見ると、現在のAIサーバーの注残はおよそ90億ドルに上ります」。
インフラストラクチャー ソリューションズ グループ(以下、ISG)
・通年の売上高は、前年比29%増の436億ドル
・通年の営業利益は、前年比30%増の56億ドル
・第4四半期の売上高は、前年同期比22%増の114億ドル
・第4四半期のサーバーおよびネットワークの売上高は、AIおよび既存のサーバー需要を背景に前年同期比37%増の66億ドル
・第4四半期のストレージの売上高は、前年同期比5%増の47億ドル
・第4四半期の営業利益は、過去最高となる前年同期比44%増の21億ドル
クライアント ソリューションズ グループ(以下、CSG)
・通年の売上高は、前年比1%減の484億ドル
・通年の営業利益は、前年比20%減の30億ドル
・第4四半期の売上高は、前年同期比1%増の119億ドル
・第4四半期の法人向けの売上高は、前年同期比5%増の100億ドル
・第4四半期のコンシューマー向けの売上高は、前年同期比12%減の19億ドル
・第4四半期の営業利益は、前年同期比19%減の6億3,100万ドル
資本還元
デル・テクノロジーズは、年間の配当金を18%増額し普通株式あたり2.10ドルとする予定で、最初の四半期配当として普通株式あたり0.525ドルを、2025年4月22日現在の株主名簿に記載されている株主に対して2025年5月2日に支払う予定です。また、同社取締役会は、株式買戻しについて100億ドルの増額を承認しました。
ガイダンスの概要
・2026会計年度(2025年2月~2026年1月)の売上高は1,010億から1,050億ドル、中間値で前年比8%増の1,030億ドルと予測
・2026会計年度のGAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年比23%増の7.85ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年比14%増の9.30ドルと予測
・2026会計年度第1四半期(2025年2月~2025年4月)の売上高は225億から235億ドル、中間値で前年同期比3%増の230億ドルと予測
・2026会計年度第1四半期のGAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比6%減の1.29ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比25%増の1.65ドルと予測
2025会計年度第4四半期および通年の業績
デル・テクノロジーズの非GAAPベース財務指標に関する情報は「Non-GAAP Financial Measures」をご覧ください。特に記載がない限り、本プレスリリース内のすべての比較は前年比です。
各ビジネスユニットの業績
重要性の低い誤記載の訂正に伴う連結財務諸表および非GAAP財務指標の改訂
2025会計年第4四半期中に、既報告の決算に計上されていなかった、または正しい期間に計上されていなかったサプライヤーからの累積債権があることが判明しました。調査を行ったところ、この債権は限られた数のサプライヤーに対応していた一部の従業員の行為に起因し、CSGのセグメントに影響を与えるもので、2024年11月1日終了の9カ月について売上原価を2024会計年度で約2億ドル、2025会計年度で約1億4,800万ドル過大に計上していたことが判明しました。
デル・テクノロジーズは、本件発生以前の四半期および年度の連結財務諸表について、その影響は個別でも全体でも重大なものではないと判断しました。しかし、SEC(米国証券取引委員会)のStaff Accounting Bulletin No. 108(SAB108)に従い、当期においてこの累積的な誤記載を訂正することが、2025会計年度の業績にとって重要であるとの結論に達しました。そこで当社は、連結損益計算書における売上原価(関連する法人税等の影響を控除した金額)の過大記載、また2024会計年度と2025会計年度の中間期および2024年2月2日に終了した会計年度における連結財政状態計算書に影響を及ぼす対応する金額を訂正するため、別紙A「Revision of Previously Issued Financial Results」(既公開財務諸表の改訂)に示されているとおり、前期財務諸表を訂正しました。
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提供元:PRTIMES